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悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する

ブラックベリィ

044★今度は、巨大昆虫が出現しました


 恐竜もどきで溢れ返っていた巨大空間は、いまやその影ひとつ見えない。
 本気で、ガッちゃんが全部討伐……アレをそう呼んでいいならだけど………してくれたお陰で、何の障害もなくその巨大空間をまっすぐに突き進むことが出来る。
 私は、シーンとなったその空間を黙々と歩き続けた。

 本当に……全部討伐したのかな?
 なんか隠れている可能性は無いのかな?

 あっ…そうだ、真ん中まで行ったら、魔力で周辺探索してみようかな?
 魔法の授業の時、出来なくてさんざん苦労したアレを………。

 サクサクと歩いた私は、たぶんこの辺りが中央だろうというところで立ち止まり、意識を魔力に乗せて広げるというコトをやってみた。
 出来なくてあんなに切ない思いをしたのに………簡単に出来てしまった。

 魔力があれば簡単に魔法って使えるの? いやいや、今は、探索優先。
 はい、何か引っかかるモノが居ました………それも、空間のあちこちに。

 「コウちゃん、ガッちゃん
  何かいっぱい居るっ」

 鋭く叫んだ瞬間、嫌な音が耳に響く。
 そう、独特な羽音はスズメバチ……とぉ………コレって、イナゴ?

 その羽音が近付いて来ると共に、地面が振動して地中から何かが出現する気配があった。

 うふふふふ………やっぱり、そう簡単には通らせてくれないってことよね。
 この巨大空間を作った者は、コウちゃんやガッちゃんの敵だものね。
 ここのダンジョンから出たら、右腕の腕輪の中に入れたあの子達も、蘇生してあげないとね。

 現実逃避しても、この巨大空間に設置された罠? は、作動し始めていた。
 恐竜もどき達が全部討伐されたら、次はそれらが出現する仕組みなのだろう。

 さて、いったいどんなモノやら………と思ったら、巨大スズメバチでした。
 その後ろには編隊を組むように巨大イナゴが…この巨大空間の上空を覆うように飛翔してきます。

 心の中でみっともなく、うぎゃ~っと叫びながらも、無意識に周辺を見回す。
 しかし、残念なことに、身を隠せるようなモノは何一つありませんでした。

 この時、左手首のインベントリの中にしまった武器や防具の存在を綺麗さっぱりと忘れていた私でした。
 全てが終わった後、そのことに気付いて落ち込むことになるが、この時は全然余裕が無い為に、そこにまで思考は到達できていなかった。

 「うわぁ~ん…やっぱり
  あの凄い羽音って
  スズメバチとイナゴぉ~………」

 叫ぶ私に、コウちゃんが無茶なことを言う。

 『ママァ~……
  あの蜂とバッタ

  右手の腕輪ン中に
  収納しちゃいなよ

  入れちゃえば
  自動的に、あいつ等に
  吸収されるから
  一石二鳥だよぉ~………』

 それを聞いた瞬間、私は迷わず右手首の魔晶石を巨大スズメバチや巨大イナゴの集団へと向けた。
 次の瞬間、綺麗さっぱりとインベントリの中に収納されたらしい。

 はい? マジですか? 捕まえてもいないモノでも収納できちゃうんですか?
 ふえぇ~……この右手首の腕輪って、ものすごくない?
 もしかして、私が意識して翳したモノは全部収納出来ちゃうってことですか?

 びっくりしている私を他所に、上空を飛ぶモノを綺麗に収納したのを見て、コウちゃんが言う。

 『ママ……いっぱい
  生きたモノを入れれば

  あいつ等の蘇生が
  早くなるよぉ……

  特に、ここに
  居るやつらって

  あいつ等が
  造ったヤツだから

  普通の生物より
  効率良いよ』

 そんな中、ガッちゃんが舌打ちして呟く。

 『………チッ………あの
  おっきな蜂とバッタ
  食べてみたかったのに………』

 その呟きを聞いた私は、ちょっと小首を傾げてから言う。

 「この右手首の腕輪って
  生物の収納OK
  なんだよね

  だったら
  ガッちゃんが
  この中に入って

  中に収納した
  スズメバチとイナゴを
  食べるって言うのは?」

 『ママ、それじゃ
  せっかく収納した
  意味ないから………』

 「えっ? どうしてコウちゃん?」

 『ガッちゃん…
  生命力まで使って

  たりしていたから…

  極限状態だから…
  中に入ったら

  いっぱい
  ごはんが居るって

  収納したのを
  見境無く食べて

  みんなの回復に
  ならないから

  どうしてもって
  言うなら

  後で何匹か外に出して
  食べさせた方が良いって………』

 コウちゃんの言葉に、それをやらかしかねないと自覚のあるガッちゃんは、ハフッと溜め息を付いてから、嬉しそうに叫ぶ。

 『うわぁ~い……
  ごはんがいっぱいぃ~………』

 そのセリフで、顔を上げてみたモノは、巨大なむっちりとしたムカデに………。
 あの振り回されている尻尾は、エビの親類にあたる巨大サソリ………。
 いや、カニだったかな? 甲殻類であることに変わりないよね。

 なんて、ガッちゃんが肩で美味しそうを連発して、そのまま肩から飛び出して、そのまま獲物に向かって走って行くのを見た私は、感化されたのか、つい思ってしまった。

 アレなら、エビやカニみたいで美味しいかしら? と。
 だって、中国料理に出てくるものね、サソリって………。

 そして、前世のテレビで見た知識が、脳裏に走る。
 そう、テレビの映像として………。
 
 (※スズメバチは、自然の疲労回復薬として使われたりしています。
 それと、油でカリッと揚げると、エビみたいで美味しいと言われています。
 蜂の子としても、生体…ようするにまんまのスズメバチも、食べられます。
 某獲ったどーの彼も食べています。

 イナゴは、地方によっては食べられています。
 静岡県出身の友人は、よく食べると言っていました。
 日本で食べられている虫の代表格ですね。

 サソリは、中華料理によく出てきます。
 ついでに、サソリはエビの親類みたいなモノなんです。
 大昔は、3メートルを超える巨体で海の中で生きていたモノです。

 陸上に進出して、カラダが小さくなった生物なんです。
 たぶんエビと似た味なのでは? と、思ってます。

 以前、もしも食糧不足になった時に、人間が食べるたんぱく質は………。
 という番組を見まして、その中に昆虫食というモノが出てきました。
 その時に、ムカデらしいモノが、出てきました。

 アフリカでは、色々と海外に行くイ○トが出演していた番組で………。
 スミマセン、番組名は忘れました………。

 そこで、現地の方々とイ○トが、調理したイモムシっぽいモノや
 カメムシらしきモノを、美味しそうに食べていました。

 ゴキブリにも、食用という種類が………。
 シルビアーナにたいする精神攻撃とか試練とかってことで
 出しても良かったんですが………。

 ラズとデューの神経にもきちゃうので、今回は書きませんでした。

 スケ○ン刑事で有名な和田さんの描くマンガのひとつ。
 超○女明日香では、おばあさんがゴキブリをヒョイッと
 食べているシーンもありましたので………。
 それを見て、うぇぇぇぇ~ってなっちゃったので書きませんでした。

 昆虫食をほとんどしないのは、日本人ぐらいなんですよ。
 ラズとデューは食べていませんが………。

 日本で食べられているのは、蜂の子とか、イナゴとか、サザムシとかですね。
 あまり詳しい知識はありませんので………。
 ファンタジーと思ってスルーしてくださいませ。 

 ちなみに、ウチでの対策はニワトリさんに頑張ってもらっています。
 大型種のブラマと野生が強い烏骨鶏のミックスが庭を闊歩してます。
 危険な昆虫から、マムシなどの蛇の子まで食べてくれます。
 話しがだいぶ反れましたが、食べられる昆虫は結構いるというお話しです。by.作者)






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