双剣使いの暗殺者

sho

激流の竜

姿と気配を消して、詠唱を始める。

大海の王  その激流の牙で  己が臣下の

敵を打て

この魔法は、練習段階では魔力を全て注ぎ込んでもろくに発動しなかった。

スキルの補助があっても、あの時は発動しなかったけど、レベルも上がり、魔力の絶対値も上がっている。

「発動してくれ《リヴァイアサン》」

ドゴーン

と大きな音と同時に、水竜(リヴァイアサン)がアースドラゴンを襲う。

側から見たら、竜と竜の戦いなんて、災害以上の何者でもない。

「食い破れ、リヴァイアサン」

更に、魔力の送るルーグ。

リヴァイアサンの牙からアースドラゴンの体全体に水が流れて行く。

「自壊しろ」

リヴァイアサンも含めてアースドラゴンの体内に流れた水が全て水蒸気爆発した。

連鎖的に爆発が起き、アースドラゴンは胴体と頭そして首を失いなった。

まさに、再生不可能の攻撃もはや、敵は肉片と足のみ。

「勝った」

そう思った。

しかし、肉片から集まりどんどん元の形も取り戻そうとする。

「森の生物から奪った、魔力で再生力を高めてるのか?」

まぁ、死んでるだからさいせいでもなんでもないが。

リヴァイアサンに魔力の大部分を消費してはいても、万が一のために魔法を一回だけ使用できるように、調整して打っていた。

最後の力を振り絞り詠唱を始める。

水よ  冷気を纏い  敵を供養する   棺となれ

「アイス…」

グサッ

「なっ」

自分の腹を 見ると風の槍が刺さっていた。

まだ、アースドラゴンから受けた傷も癒えてない体に更に、致命傷を食らう。

しかし、魔法を止めなかった。

「これは、僕の仕事は真っ当する」

「凍り付け、アイス・コフィン」

再生しつつ、あった肉片たちは凍りつき

「これでおしまいだ」

パリィン

氷と共に砕け散った。

「敵の位置は確認した、ルーグはアースドラゴンを倒した」

ここから先は、私の仕事だ。

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