双剣使いの暗殺者

sho

合流ポイントに向かう途中、白鉄と黒鉄を回収した。

どこにいるかわからない敵に対して、効果範囲の広い攻撃を使用しなければならないかもと考えて先に保護しに来たのだ。

「戦闘に連れて行くのは危ないから嫌なんだかな」


2匹を連れ無事に合流ポイントに移動し、ジャンヌを待とうを思っていたら、ジャンヌの方が先に到着していたようでルーグを探している。

慌てて、スキルと魔法を解除して状況を話し合う。

「ここまでが僕の出した結論です」

「私も似たような物だけど」

「敵をどうやって探しますか?」


「そうね、私も貴方のスキルでも探知は無理そうだし」

「魔力が切れるのを覚悟で範囲攻撃をしかけますか」

「僕達とアースドラゴンとの戦闘を目視で見える範囲に絞って撃てば割と高確率で当たると思いますよ」


「だけど、それを外すと敵は私達の魔法の攻撃範囲に二度と入ってこない可能性もあるわよ」


「じゃあ、どうするんですか?」

「まずは、敵のスキルの効果を推理でもしましょう。どうせ下手に動くような状況じゃない」


効果?


「でも、探知系のスキルから身を隠せるスキルじゃ無いんですか」


「現段階では、そうだけど例えば視覚や聴覚それに嗅覚なんかからも存在を消し切れるのか。 とかね」


「スキルは万能じゃ無いの。貴方のスキルもそうでしょ、気配は消せても姿を消せるわけじゃ無い」


「何処かに、穴ができるの」

「この場合の敵のスキルは恐らく、五感のいずれかに出来てるはずよ」

「アースドラゴンも今は沈黙してるけど、こっちから仕掛けたら首が落ちててもまた動くでしょうし」

「囮」

えっ

驚いた顔で、ルーグの顔をジャンヌが見る。

「また戦闘が始まれば、敵は目視できる範囲にいて、尚且つ奴(アースドラゴン)を正確に動かすために集中する筈」

「そこを叩く。奴とは僕が戦うからこそこそ隠れてる奴を見つけて狙って」

「あとコイツらもお願い」

そう言うと、2匹の狼をジャンヌに預けて、返事も聞かずにアースドラゴンの元まで向かう。

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