双剣使いの暗殺者

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フレイムブルとの戦い死闘

ルーグはフレイムブルの討伐する事を宣言した。
「問題はどこで戦うかだ」
「おい」
男がつぶやくもルーグには聴こえていない。
怪我をした村人も多くいるこの村で戦うと下手をしたら死人も出てしまう。
「ブル達の巣はわかるんですか」
「おい」
「なんですか」
「なんですかじゃないだろう。村の者でもない君にそんなことさせれるわけないだろう」
「それ以前に君は誰だ」
「ル、ルーグです」
男の迫力に押されてルーグは答える。
「ルーグ気持ちは嬉しいがこれは村の問題君には関係ない」
男ははっきりと言い切ったが
「さっき、言った通りこれは僕自身のためにするだけです」
「さっきから、言っている意味がわからない」
「村がモンスターに襲われて村の男が全員が殺された。残ったのは女子供だけ、大切なものが失われみんなすごい泣いてたんだよ。」
「僕自身のためって言うのは、思い出したくないんだよ・見たくないんだあんな惨状」
「・・・・・」
少しの沈黙の後
「わかったルーグ君に任せる。俺に出来ることはないか」
「じゃあ名前を聞いても」
「ヴレッドだよろしく頼む」
2人は握手を交わしたのち。
「ヴレッドさんじゃあ危険ではありますが森に入ってブル達の通り道を探すのを手伝ってください。村とその地点の中間でブル達に奇襲をかける」
「それと、村の人達に冒険者が来るまでの時間稼ぎと言う程で僕が戦う事を話してどこか一箇所に、倉庫にでも隠れてもらってください」
その後2人は、村の人達と話をした。
反論が特に子ども1人戦わす訳にはいかないと言うのが多かったが、ルーグの村の事を話し認めてもらった。 
村の人達に夜になったら倉庫に隠れる事を約束させブルの巣を探しに出た。
「探すまでもなかったですね」
「あぁ一目瞭然だな」
森にはブルやフレイムブルが通ったであろう形跡が多数見つかった。
大きい獣道・極め付け焼かれたモンスターの死骸。
そこから、ブル達の通り道を確認した後村に戻った。
「ヴレッドさん。僕はもう一度通り道に行って来ます。村の人達は頼みました」
「夜にはまだ時間があるぞ」
「万が一に備えてです。どんなことにもイレギュラーはあります」
そこから1人でブルの通り道を監視するも変化はない。
もう日が暮れそうになって来た。
「杞憂に終わるかな」
その直後、ブルの大群が現れた 。
全部で20匹程度が。
ブル達の後ろを取り死角から確実に一撃でとどめを刺していく。
「この短剣凄い」
軽いのに斬れ味が抜群まさに理想の武器だった。
時間がかかるもののブル相手なら戦える。
時間がたち、夜になるもまだ戦いが続く。
「後5匹」
ブルの討伐に体力を削られるも終わりが見えて来た。
「勝てる」
だがルーグの中には違和感があった。
「フレイムブルは何処に」
そう呟いた直後だった。
ボオオオ
「ウアァァァ」背後から炎がルーグに襲いかかる。
「バトルクロスを着てなかったら致命傷になるとこだった」
しかし、どちらにしろルーグには体力が残っていなかった。
ブルとの連戦・そこに、追い討ちの炎もうすでにルーグは満身創痍だった。
正面にフレイムブル。そしてルークを囲むようにブルが5匹状況は最悪だった。 
一体一の戦いのともかく周囲のブルのこともある。
すでに、持久戦をする体力もない。
一撃で終わらせる。
「喰らえぇー」
フレイムブルにルーグの双剣が襲いかかる後のことを考えず。全ての力を込めて最速の攻撃をした。
ブオオォ
フレイムブルは苦しみこそするが、死にはしなかった。
「なんで確かに、急所を」
ルーグは確かに首に双剣で切りつけたはずだった。
「あ、あれは」
ルーグが、よく見るとフレイムブルの肉は想像以上に厚いようで致命傷には届かなかった。
「ぐあぁぁぉ」
周囲のブル達の突進を何度受ける。ルーグ。
すでに、死にかけのルーグをフレイムブルはまるで嘲笑うかのようにとどめを刺そうともせず。ただただ地に這いつくばるルーグを見ているだけだった。
「くそ、ここまでか。ごめんヴレッドさんごめん父さん」
ルーグが全てを諦めた瞬間
ドオォォン
まるで、風の矢のようなものにものがどんどん周囲のブルが倒されていく。
逃げるチャンスだと一瞬思ったが、ヴレッドの村の事を思い出す。
「今度こそ決める。うおぉぉぉ」
双剣を持ってフレイムブルに向かっていく。フレイムの炎に加えブルの突進を何度も受けていつ気を失ってもおかしくない状態なのにルーグは向かっていく。
ボオオオオオォ
しかし、フレイムブルがルーグに向かって今までとは比べてものにならない豪炎を放つ。
勝ったと確信したフレイムブルが勝利の雄叫びを上げた。
その瞬間、木々の影を通りフレイムブルの死角からルーグが出てくる。
「終わりだあぁー」
最初に刺した傷跡に双剣を差し込みフレイムブルの首を切り落とした。
「勝った」
しかし、ルーグは力尽きる。自身の血とモンスターの血で汚れたルーグが倒れていった。


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コメント

  • 如月 薊

    面白そうだなってここまで読んでみると本当に面白いです!
    これからもお互い頑張りましょう!
    あともしよろしければ僕の作品も読んでください。

    1
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