オタクとヤクザが恋したら…
36 まさかまさか!?
昨日、遼ちゃんと無事入籍し、会社の部長や社長に報告♪
そしたら会社のみんなは拍手をして祝ってくれて!花束までもらっちゃった♡
「おめでとう!山岸くん!」
「おめでとう!」
「みなさん、ありがとうございます!」
「幸せになるんだよぉ〜。」
「結婚式の余興、考えとくから!」
アハハ!
「皇牙っていうかっこいい苗字の人と結婚したのよね〜♡」
「これからよろしくね、『皇牙』さん!」
「山岸先輩が、結婚……!皇牙って、どっかで聞いたことあるような……。」
昼。食堂でいつもの3人と食事をしていた。
「いやあ。由香が結婚するなんて、驚いたよぉ。」
「先越されたぁ〜!」
お先、失礼しまーす!
「両親、喜んだでしょう!」
うん!2人とも、泣いてたよ。遼ちゃんのお母さんにも報告した!
私のお父さんとお母さん、今度遊びに来るって!
「アニメオタクの由香が、ここまで続くなんて。」
ほんっと!自分でもびっくりだよぉ!
「遼ちゃんさんと、幸せになってね♡」
「結婚したら仕事は?」
続けるよぉ〜。自分達の生活のためだもーん!
「へえー。金銭感覚がなかった由香が、遼ちゃんさんと付き合って変わったね〜。」
えへへへ。
「結婚式、私達呼んでね♡」
もちろん呼ぶよぉ〜!3人とも、大好きだしぃ〜♡
私は3人を抱きしめた。
「由香〜!」
「心の友よ〜!」
「アハハハハ!」
「あ!そうだ!結婚式の前に、由香の結婚おめでとう&独身さよならパーティを、この4人でやろうよ!」
「いいね!」
「私、店予約すんね〜!」
「……ごめん。ちょっとトイレ〜。」
私は口を抑えながら、席を外した。
「由香、最近、仕事中によくトイレ行くね〜。」
「吐き気と頭痛がするって言ってたけど……。」
「大丈夫かなあ?」
「由香、ひょっとして……。」
ん〜!トイレで吐いて、すっきりしたけど……まだ具合が……。
最近、ずっとこうなんだよね。
吐き気と頭痛がするし、米の匂いと油の匂いを嗅ぐのも嫌になってくるし……。
な、なんなの?みんな!私の方をじーっと見つめて!
「由香。質問していい?」
なんか美紅、ロボットアニメに出てくる、主人公の父親みたいになってる!
「い、いいけど……。」
「最近、生理くる?」
あ……そういえば、来ないような……。
すると、美紅ががっしりと私の腕を掴んだ。
「帰り、4人で私の姉ちゃんがやってる病院に行こう!」
えっ!?美紅のお姉さんの職場って……。
ー杉元レディースクリニックー
「おめでとう。4ヶ月ね。」
へっ?私、目が点。
「よ、4ヶ月って……。」
「妊娠。赤ちゃんがお腹の中にいるのよ。」
「……え〜!?」
山岸由香……いえ、皇牙由香……26歳。既婚者。アニメオタク。
赤ちゃんができちゃいました……。
続く!
そしたら会社のみんなは拍手をして祝ってくれて!花束までもらっちゃった♡
「おめでとう!山岸くん!」
「おめでとう!」
「みなさん、ありがとうございます!」
「幸せになるんだよぉ〜。」
「結婚式の余興、考えとくから!」
アハハ!
「皇牙っていうかっこいい苗字の人と結婚したのよね〜♡」
「これからよろしくね、『皇牙』さん!」
「山岸先輩が、結婚……!皇牙って、どっかで聞いたことあるような……。」
昼。食堂でいつもの3人と食事をしていた。
「いやあ。由香が結婚するなんて、驚いたよぉ。」
「先越されたぁ〜!」
お先、失礼しまーす!
「両親、喜んだでしょう!」
うん!2人とも、泣いてたよ。遼ちゃんのお母さんにも報告した!
私のお父さんとお母さん、今度遊びに来るって!
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ほんっと!自分でもびっくりだよぉ!
「遼ちゃんさんと、幸せになってね♡」
「結婚したら仕事は?」
続けるよぉ〜。自分達の生活のためだもーん!
「へえー。金銭感覚がなかった由香が、遼ちゃんさんと付き合って変わったね〜。」
えへへへ。
「結婚式、私達呼んでね♡」
もちろん呼ぶよぉ〜!3人とも、大好きだしぃ〜♡
私は3人を抱きしめた。
「由香〜!」
「心の友よ〜!」
「アハハハハ!」
「あ!そうだ!結婚式の前に、由香の結婚おめでとう&独身さよならパーティを、この4人でやろうよ!」
「いいね!」
「私、店予約すんね〜!」
「……ごめん。ちょっとトイレ〜。」
私は口を抑えながら、席を外した。
「由香、最近、仕事中によくトイレ行くね〜。」
「吐き気と頭痛がするって言ってたけど……。」
「大丈夫かなあ?」
「由香、ひょっとして……。」
ん〜!トイレで吐いて、すっきりしたけど……まだ具合が……。
最近、ずっとこうなんだよね。
吐き気と頭痛がするし、米の匂いと油の匂いを嗅ぐのも嫌になってくるし……。
な、なんなの?みんな!私の方をじーっと見つめて!
「由香。質問していい?」
なんか美紅、ロボットアニメに出てくる、主人公の父親みたいになってる!
「い、いいけど……。」
「最近、生理くる?」
あ……そういえば、来ないような……。
すると、美紅ががっしりと私の腕を掴んだ。
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えっ!?美紅のお姉さんの職場って……。
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へっ?私、目が点。
「よ、4ヶ月って……。」
「妊娠。赤ちゃんがお腹の中にいるのよ。」
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赤ちゃんができちゃいました……。
続く!
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