職業暗殺者の異世界ライフ

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王都到着

「お客さん王都が見えてきましたよ」

御者がそういうと、外にはレンガ作りの街が並び、中央には大きな西洋風の城がある。

「このまま城まで頼む」


「あいよ」


「依頼が終わったら、王都をみてまわってもいいですか?」


正直、元の世界じゃ見れない光景に胸が踊っていた。


「おお良いぞ、何なら美味い飯屋紹介してやる」


「私は服と予備の弓とか見たいなー」


「お客さん着きましたたよ」


雑談をしているうちに、城についていた。


「お世話になりました」


「まいどー」


御者と別れ門の方に向かうと、

『ローガさんお疲れ様です』

門番の2人がいきなりローガさんに頭を下げ出す。

「おう、久しぶりだなー」

「この状況は一体?」

目の前の光景に思考が付いていかない。

「驚いたでしょー。ローガはこの国の二人いた騎士長のうちの一人だったの」


「マジですか?」

「マジよ」

「ローガさん王がお待ちです」

「おう、わかった」


ローガ様だ

ローガ様がある戻ってきた。

あのエルフが助っ人かな。

あっちの子供はギルドの職員なのか?

何でこんなところに子供が?


城中が騒ぎになっている。


門番に案内されると、


「王と姫そして騎士長と副騎士長がお待ちです」


「ローガ只今参上しました」

中央の椅子に一人のお爺さんとその椅子の隣に白髪で赤眼の女性。

そして赤い髪の兵士と金髪の兵士がいた。

「おお、ローガよよく来てくれた、おお隣にいるのはフィル殿成る程其方なら頼りなる」



「いえ、王残念ながらローガが助っ人として呼んだのは、そこに居るユートという少年です」

「何と?」

「彼はローガと冒険者試験で戦いローガの魔法をことごとく防ぎとても良い試合をしました。何より魔法とスキルによる探査に彼の右に出るものは居ないと思われます」


「ほう、あの妖精弓兵にそこまで、言わすか」


「ユートです。本日は全力で護衛依頼を真っ当させてもらいます」


「ローガ先生と魔法を防いだだとふざけるな、認めないぞ、今ここで証明してみせろ俺と戦え」

「えっと、どうゆう?」


いきなりの展開に思考が止まる。

「いいではないですか、お父様私もユートとゆう少年の力を見てみたいです」

「えぇー」

「ちょっとローガさんどうにかしてくださいよ」

姫様が模擬戦を肯定する。

「リリアはどう思う?」

金髪の女性に王が問いかける。

「実力の不確かなものを警護に入れるのもいささか不安ですし」

「良いんじゃないでしょうか」

そんな〜


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