職業暗殺者の異世界ライフ

sho

ミネラルラビット

「やっと寝てくれた」 

あの後、ずっとおもちゃにされた。

「やっと色々試せる」
さっきステータスを見た時、スキルってあったし取り敢えず使ってみるか。

「でも、気配隠蔽とか試して自分じゃよく分からないし取り敢えず」


「気配探知発動」
あんまり使ったって感じはしないけど、疲れたし寝ようかな。

あれ、フィルさんの身体の輪郭が光って何で。

もしかして、このスキルって生物の動きを視覚化してみるものって物なのかな。

でも、森の木は光ってないんだよな。
動物だけってことかな。

まぁいいや、寝ようかな。今日は疲れた。
主にフィルさんのせいで。

悠人はそのまま寝た。

ふはぁー

「朝か」 

あれ?フィルさんはもしかして置いていかれた。

「気配探知」
 
どこにいるかな?
あれかな、人型の影がある。
何かを追いかけるうさぎかな、取り敢えずいってみるか。

「このスキルいいな。所々でモンスターみたいな影が見えるから会う前に避けれる」

てゆうかフィルさんどこまでいったんだろ遠い。

そこから、ずっと走り続けてやっと追いついた。

「あれ、ユート何でここに?」

「起きたらフィルさんいないからスキルで見つけて追ってきたんですよ ︎」

「あはは、ごめんなさい」

「ねぇ、さっきスキルで見つけてっていってたけどもしかしてモンスターのも見つけれるの?」

「出来ますけど、どおしてですか」

「朝起きたら、近くにミネラルラビットってモンスターがいてすごく高く売れるから追いかけてたんだけど」

「僕のこと置き去りまでしたのに、見失ったと」

「面目ない」

まぁ、正直昨日の仕返ししたかっただけだし。

「うさぎを探せばいいんですか?」

「うん、お願い」

「お願いされました。気配たんっ」

僕が唖然としてる中、フィルはキョトンとした顔で、

「探してるうさぎってあれじゃありません」

「あれ?」

僕が指を指す方をフィルさんがみると。

弓を構えて、うさぎを仕留めた後、

「いや〜凄いスキルで助かったよー」

「怒りますよ」

「ごめんなさい」っと頭を下げて謝ってきた。

「そういえばそのうさぎ、確かミネラルラビットでしたっけ。高く売れるっていってましたけど。珍しいモンスター何ですか?」

「ミネラルラビットはね鉱物を食べてるのよ。その中にはダイヤや金なんかもあるのでミネラルラビットはお腹はあるけど消化器官がないからお腹の中に貴重な鉱物がたんまりあるってわけ」

なるほどうさぎ本体というより鉱物が売れるのか。

「この大きさだと12000トルにはなると思うわよ。山分けしましょうか私1人じゃどっちみち逃してたし」

「えっとはい」

トル?お金の単位かな?

てゆうかよく考えたらうさぎってゆうかフィルさん追いかけてたらもう日が暮れてるし。

「ギルドにはいつ頃、着くんですか?」

「明日の午後には着くわよ」

なるほど、もう大した距離じゃないのか。なんだかあのうさぎのおかげで当分の間お金には困らないだろうし。

「そうだ、明日魔法教えてください」

「いいわよ」
承諾はやくね
やったー、正直ステータス見て魔法って見たとからずっと気になってたんだよなー
僕の異世界デビューの始まりだー。


「職業暗殺者の異世界ライフ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く