転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜
#46 そして三次会!?
俺がゲームでボロボロになってから3時間後…
7人の神様たちは、お酒というモンスターによって泥酔していた。
…もう…帰って良いよな?
俺は書き置きを残して、帰ろっかなーと、とびらを開けようとしたのだが…
ガシッ、
「ひゃっ!?」
誰かに足を思い切り引っ張られた。
そうそれは、
『ハヤテきゅん〜どこ行っちゃうのぉ〜?』
そうティアだ。
この人、ワイン一口飲んでベロベロになってたからなぁ… 
弱いなら飲むなや!!
俺はすぐさま、足から手を引き剥がし、猛ダッシュで、部屋を飛び出た。
はぁ、疲れたな…
今何時なんだよ?
《ただいま、午前2時》
夜中じゃない!
俺はそそくさとルシフェル様の家に用意されていた部屋へと向かった。
その廊下の最中、外で待ち構えていた上級神の女の方々に囲まれたのだが…
何かと言い訳をつけて丁重に…あくまで丁重断った。だって、怖かったんだもん!
綺麗な人ばっかりだったけど
《あなたの子種をください!》とか
《貴方様の性○隷に!》
とか言われたら誰でも怖いでしょ!
俺の中の神様の評価はどんどん低評価になっていくのだった。
俺はやっとの思いで、部屋に到着した。
俺は中で寝ているであろうみんなを起こさないようにドアを開けた。
『ハヤテ様〜!』(エルナ)
「うぉ!?」
いきなりエルナが抱きついてきた。
え?寝てたんじゃないの?
「みんな寝てなかったんだ、」
『…みんなで寝ようと思ってたから…グッ』
(リンネ)
『みんな、マスターを待ってたんですよ?』(カンナ)
「そっか、ゴメンな遅くなって…ん?もう1人は?」
『……………zzz…』(セレナ)
「寝てるし…」
『まぁ、ハヤテ様も帰ってきたし、朝まで遊びましょう!』(エルナ)
俺たちは、パジャマ姿のまま、神様から借りたトランプで遊びまくっていた。
翌朝…
俺たちはそろそろ天界を後にしようとしていたのだが…
『いやだ!私もハヤテ君たちと下界に行きたいよ!お願い!ルシフェル!お願いだからさ〜!』(ティア)
『わがまま言わないの!貴女、最上級神なのよ?天界での仕事があるでしょ?』
(ルシフェル)
『そんなこと、下界でもできるよ!それより私は、ハヤテ君と一緒にいたいんだよ!』(ティア)
『くっ…下界でもできるかも知れないけど、ダメなものはダメよ!』
『理由がないじゃん!やっぱりルシフェルはアイツの名前に似てるだけあるね!』
(ティア)
『あ!いっちゃいけないこと言った!アイツと比べるなって言ってるじゃない!』
(ルシフェル)
俺たちが帰る準備をしている中、2人は胸ぐらを掴み合って討論をしている。
ティアが俺たちと一緒に下界に帰るということに対して、ルシフェル様が反論している状況だ。
『ハヤテ様ハヤテ様、ティアさんも連れて行くってルシフェル様に言ってください』
(カンナ)
「これって俺が会話に入って大丈夫なのか?」
『わからないですけど…でも、ティアさんは貴方のお嫁さんなんですから、連れて行ってあげるのが普通じゃないですかね?』(カンナ)
確かに、ティアは俺の婚約者だしな…
でも神様の仕事もあるっていうし…
一回聞いてみるか…
「ルシフェル様、ティアを連れて行ったらいけないんですかね?」
『貴方も反対してよ…うぅぅ、わかったわよ…
ティア!』(ルシフェル)
『は、はい!?』(ティア)
『下界に行ってもちゃんと仕事しなきゃ、天界に引っ張ってくるからね!』
(ルシフェル)
『了解したよ、ウフフ!これからはハヤテ君と一緒だね』(ティア)
「これからはよろしく、ティア」
後々思ったんだけど…
俺、最上級神様たちにこんなタメ口気味な話し方してて良いのだろうか…ブルブル
問題はひとまず解決。
俺たちは、荷物をまとめた。
そして、5人の婚約者とともに下界へと帰ったのだった。
一方…その頃
『カーディス様、次の目標は此処でよろしいでしょうか、』(重臣1)
「あぁ、此処だな。これから俺たちの邪魔になる存在だ。だが、国力は強い。よってこの広大な土地を占領する計画で行こう。」
『ここは何ヶ月か前に、悪魔界が出現したようです。』
「悪魔界か…厄介だな、、だがまぁ、我が軍事力には敵うまい」
『それでは手筈どうりに、目標は
サングラリアード
で…』
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