転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜
#37 神々の集い 〜③
俺たち2人は、ギルドでクエストを見つけて、現場へと向かっていた。
クエスト内容は、森で増殖したサイコスディアーの駆除依頼だ。数は60頭で、報酬は、金貨15枚と銀貨30枚だ。
Bランクの依頼としては,まだ高い方だ。
(ちなみに俺はSランク)
馬車に揺られて、森の入り口まで送ってもらっているのだが…
「なぁ〜,いい加減期限直してくれよ」
『ふん!婚約者を差し置いて他の女の子と知り合ってる人とは話したくないですー』
なんか全部、思い込みであって違うんだけどな…
正直めんどくさい気持ちもしないこともない。
早く終わらせたいなら…
はぁ,あれしかないか…
「エルナ、許してっていう変わりじゃないけど、エルナのして欲しいこと1つ聞くから…許してくれないか?」
『……ほんとですか?』
「あぁ、本当だよ?」
『じゃあ、わかりました。それで許します』ムス
エルナはちょっと,顔を赤くしてほっぺたを膨らましながらなんとか?許してくれたみたいだ。
良かったけど、どんなこと要求されるか怖い。
そこから時間が経ち,俺たちがデカイ鹿(サイコスディアー)を倒してクエストを終了した時に、エルナが…
『さっきのお願いなんですけど…
私に、弓術を教えてください!』
「……え?そんなことでいいの?」
『え?じゃなくて、それがいいんです!』
え、俺もっと、エルナのことだから夜の営みがしたい!とか言ってくるのかと思ってたんですけど…
俺だけ?こんなこと考えてるの!
…は、はずかしすぎる…
「うん、わかった!教えてあげるよ」
『ありがとうございます!ハヤテ様!』
と、エルナは満面の笑みで微笑んできた。
マジでこの笑顔大好きだわ。
『おかえりなさいませ、ハヤテ様、エルナ様』
「クエスト終わりました〜!」
俺たちは、クエストの報酬をもらい、ちょうどいい時間になってきたので、家に帰ることにした。
正直,もうすることないしね。
俺とエルナが、公爵邸に帰ると、後の3人が出迎えてくれた。
『……おかえり、旦那様,エルナ〜…』
『おかえりなさい!ハヤテ様エルナちゃん!』(セレナ)
『おかえり!マスター、エルナ!』(カンナ)
「ただいま、みんな」
俺は、みんなの頭をポンと軽く叩くとみんな顔が真っ赤っかになっていた。
めっちゃ,可愛いじゃん…
と思ったのは、心に留めておこう…
そして約束の時間まで,後1時間…
俺はお風呂にも入り終え…
残るはその時間を待つのみとなった。
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コメント
雫
いくらなんでも受付とかと話すだけで怒るのはおかしい