転生させていただきます! 〜チート能力と異世界生活〜

自治会長

#28 お久しぶりの王都での生活



俺たちが到着したのは、始業1時間前だったので職員室に行ってみることにした。

ガラ、

「『『失礼しまーす』』」

すると俺たちに視線が集まり…

『おはよう、ハヤテ君、エルナさん、リンネさん。久しぶりね!』
といって迎えてくれたのは、俺たちの担任のアリーナ先生だった。

「お久しぶりです先生」
『君は公爵様なんだから、もっとピシッとしなさいよ?』
「は、はい…」

俺たちは、一ヶ月間にした範囲を教えてもらい自習することにした。
まぁ時間がかかると思うので落ち着いてからだが…
そんな時間あるのかな?

そしてこれからもあんまり授業には来れないので、特別に俺たちだけこれから習うことをまとめた本を貰った。それに関する辞書も…

それがエグい量だったので、ひとまず俺のアイテムボックスへ入れておいた。
辞書も1つに纏められればいいんだけどな
嵩張らないし、

他にはサングラリアードについて、アリーナ先生が聞いてきたので話してみると、
是非今度行きたいというので、歓迎しますと答えておいた。



そいうこともあり1時間後、

俺たちが教室に入ると何人かいた。
すると、
『あ!ハヤテ君だ!エルナさんも、リンネさんも!』
『久しぶりだね!』
『元気にしてた?』
と話しかけてくる女子たちにすぐに囲まれてしまった。
俺たちは、それに対応していると
『お久しぶりですハヤテ様!』
『『『お久しぶりです!』』』
と男子勢が俺に頭を下げてきた。
なんじゃこりゃ!?と思ったのだが、
1番前にいた男の子がドラット君だったので大体の予想はついた。(詳しくは#14を)

「お、おはよう、みんな。というかもっと砕けた感じの方が俺も話しやすいかな〜なんて」

『わかりました!ハヤテ様の意見はすぐさま参考にします!』

「何も変わってないんだけど」
こりゃあれだ、いってもよくわかってないタイプだ。

今日の授業は、1限目が魔法科、2限目が貴族科、3限目が内政科、4限目が理数科なので俺たちが、出る授業は1から3限目。ということは、お昼までに帰ることができる。









そして、3限目終了


「久し振りの勉強ってつかれる〜」
『そうですか?』
「俺とリンネは一ヶ月行ってないからな〜」

『あ、そうだったね』



午後は空いているのでクエストを受けることにした。
王女様を見る連れていくのは、ちょっと気がひけるが、

俺とエルナは、ギルドカードを持っているので、リンネのだけを作った。

さてとどんなクエストにしよっかな〜
「どれにする?」
『そうだな〜、あ!これなんてどう?』

「 ん?魔の森で大量発生しているキングスライムの討伐…、スライム多くないか?」

『え?だって簡単だし、結構お金もらえるし』

「そ、そうですか…」
エルナって結構お金もきにするんだ…





そして、



『サンダーバレット!』

ピキーン!ドカーン!

魔の森の中で雷の嵐が魔物を襲っていた。
まぁスライムだが、

『よし!これで17匹目!』
『私、30匹…』

『やっぱりリンネちゃんには、敵わないな〜』
『ふふふ…』


とまぁ結果報告してたのだが…

『ハヤテ様何匹ですか?』
「俺は…    3匹です…」

『『…え?』』

いや、頑張ったんだけどね、
俺はなれない弓で狩ってみようとしたんだけど…
どうやらスキルがないとうまく使えないらしい。


スライムを討伐してギルドに帰る途中…



『ねぇ、この紋章って何かな?』
エルナが指差した先には、鷹が羽を広げたような手の込んだ紋章が彫ってある岩があった。

「なんだろなこれ…、わ!」

俺がその紋章に触れると、文字が浮かび上がってきた。

「なんだこれ…」


〜  この紋章を見つけし者へ  (序章)


〜 古より伝えられし断りをとき、この世界に大いなる幸福をもたらす者この先アリ、
その者大いなる悪に立ち上がるであろう



そしてその者、全てを受け入れ、全てを守り、世界の調停者となれり。


この世界の調停者を探し出すこと…
これからの未来にとって重要なことになるであろう     〜





なにやら重そうな話だな、
世界の調停者か、そう簡単に見つかるものなのかね、
序章ってことは他にもあるのかな?
すると…

『この紋章…悪魔界の地下洞窟にもあった』
とリンネが言っていた。

「本当か?なんなんだろなこれ…」

俺はひとまずアイテムボックスに入れて帰ることにした。



そのあとギルドにより、報酬をもらった。

備考

エルナのギルドランクが紫(E)になった。






その夜、



俺は今日の戦闘で全く役に立たなかったことに落ち込んでいた。
やってみたかったな…弓…

というわけで!
スキル作っちゃいましょう!

俺には神様からもらった創造現実操作というとてつもなくチートなスキルがあるので、新しいスキルを作るのも簡単なはず!
というわけでスキルを作ることにした。
というかこれ、日本のものも作れるんじゃないか?
また今度試してみよ。


10分後、

「よし!できたぞ〜」

その名も、

スキル『弓術』


……ネーミングセンス皆無だな

まぁこのスキルの説明としたら、弓が使えるようになることだ。
というかこのスキルを作ったのは、狩のためじゃなくて、日本の弓道がしたかったからだ。なぜかって?言うまでもなく俺は高校で弓道をしていたからである!えっへん!そしてサングラリアードに弓道場も作るつもりだ。

作ったスキルを俺のステータスに貼り付けておいたので多分使えるはずだ。
俺は成功の余韻に浸りながら眠りについた。











一方…


ガロゴロ…

少し舗装されていない道を馬車が進む。

『おい!なんでこんなに揺れるんだ!』
『すいません、道がボコボコしておりまして…』

『チッ、あのクソ公爵め、自分の領地の道くらいちゃんと整備しろよ』


『まもなく今夜の宿泊場所です』

『おう、わかった。今に見てろこの領地ごと我が奪ってくれるわ!』


わはは〜!と声をあらがえながら、その人物は宿の中へと入っていった。













こんばんは!
たい焼き娘です!
この二週間連載できませんでしたのでお詫び申し上げます…




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