仕事

↑MΦCCAHAN

私は子供のままでいたい。

娘の漆洋ふみなが生まれて久しい。私がアクチュアリー協会の正会員になり、下には十何人かの人間が付き、彼らへの過去問や指導で毎日を忙しく過ごしていた。社会の歯車とはよく言ったもので、やりがいこそあれど、気の乗らない業務をこなすこともあった。昔、まさに漆洋くらいの年齢なら、「嫌だ」と言って投げだし、好きなことをしていただろう。いつから私は子供のようにふるまうことができなくなっていただろう。

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