プレイヤーキラーと呼ばれた男の物語 〜裏切り者は処すべきだ〜

ノベルバユーザー319083

第15話 制御した力

凄い、今はその一言に限る
たかが3週間とはいえ、物凄く力がついたのを今更ながら感じていた。

「それが、今のレベルのお前さんの
      限界のはずだ。」

師匠は俺にそう言った。
じゃあ、師匠は今までの俺のと稽古の中
どのくらいの力を出していたのだろう。
そう考えると、師匠のことが何者なのかわからなくなりそうだった。


ーーーーーすっかり日も暮れて
                                   夕飯を食べていると

「もうそろそろお前さんにも、教えないと   
    いけないことがあるんだがな、
    闇の力の具現化には成功してるのか?」


「はい。つい最近ですけど、100レベル
     そこらの獣なら倒せますよ。」


「そうか、それなら話すぞ、
     俺が何故お前を育てているのかを」

ゴクリ、俺は唾を飲んだ。
いつもの風が冷たく感じる。


ーーーもう1時間も経ったのか、、
あの話を聞いてから俺はまだ、恐怖で
体が震えていたーーーその話とは...


はるか昔、この世界に大きな隕石が衝突したらしい、その時に生まれた次元の狭間から、とてつもなく凶悪な獣たちから逃げるため、多くの人々が入ってきたらしい、

だが、この世界にも元々の住人がいたらしく、その住人は数は少ないものの、レベルがものすごく高かった、その中でも
取り分け強かった。
勘助の師匠が、そのバケモノどもが出てくる、次元の狭間の門番をしていたらしい。


勘助が、前に
「俺の暴走で死んだ」
と言っていたが、アレは表向きで、
裏で言うと、バケモノとの連戦で
重傷を負った。
師匠の傷は、塞がらずに
血が出続けた、そしてなくなったらしい。


今も、1日に、2体ほど出てくるらしいが、
勘助が2代目門番として、食い止めているらしい、
そして、、、、
        それを受け継ぐのが俺らしい

俺よりレベルが高い人達でさえ
傷を負い悪ければ死んでしまう
そんな場所に行けと言われた俺の感情

「なんで俺なんだ」

と、思ってしまう。
正直言って今の世界はつまらない、
大切に思えるものがないからだ
だがしかし、戦って死にたいほど
俺だって、戦闘馬鹿じゃない


それだけが驚いたことではなく
俺達が、召喚されたのにも理由があった、
その理由とはーーーーーー












どうも、影胸毛です。
最近は、更新速度が、ガタ落ちしてすみませんm(._.)m

自分も今年は大変な時期でして
これからも、ボチボチながら書いていこうと思いますので、
なにとぞ、よろしくお願いします。

また、五話後にお会いしましょう


それではーーーーー


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