プレイヤーキラーと呼ばれた男の物語 〜裏切り者は処すべきだ〜

ノベルバユーザー319083

第10話 「噂と心」


あいつらは今、何をしているのだろうか?
そんなことをふと、考えてしまう時がある。

鍛冶屋の、情報によると

大賢者だの、魔獣使いだの、
神速の剣の使い手だの、、、
そんな噂を王都の人々、又は冒険者などがしているらしい。

そんな奴らを、敵に回している俺。
あと何人殺せば、そんな奴らに合うのか、
あったとして、殺されるのではないか?
そんな、不安に襲われるのだ。


そもそも、人を殺したこともなかった俺が
なぜここまで、やってこれたのか。
最近は、人を殺しても手が震えない。
昔は震えていたのに....

そういえば、つい先日

ーーーー「前と少し変わったか?
     アンちゃん?」

「そうか?特に何も感じないが」

「いゃ、変わったな。
まず、目じゃな......死んどるの
次、雰囲気....黒く、深く、恐ろしい
そして性格.....冷酷
どれも、暗殺を繰り返して心が死んでるみたいだぞ」

「そんなものか?」

ーーーーー今思い返せばオヤジが、ああ言うのも仕方がない、何せ今の俺は、人殺しを始めてもはや1年、今の俺は、人を殺すことが日常になってきている。

あんなに重かった、青紫の日本刀カタナも、今になってはもはや軽い。
俺の精霊   雫はと言うと、鍛冶屋で手伝いをしている。
今の私では足手まといだと言いだし、
オヤジの元で、働き始めたのだ。

それからだろうか、
人ともあまり話さなくなり
心がしおれていったのは.....

現在の、暗殺数87人目

俺は朝一で王都に向かい新聞を買う
新聞には、
昨日の大男が、何者かによって殺された。
と書いてある。
そんな新聞を投げ捨てて
鍛冶屋に向かった。

「おっ!アンちゃんまたやっちまったのかい! ガハハハ!」

笑い事ではないだろ。と思いつつも俺は

「防具の...いゃ、武器が欲しいんだが
    金貨5枚で最高の武器を作って欲しいん だが...」

俺がそう言うと、鍛冶屋は

「任せときな!プレイヤーキラーさん!」

鍛冶屋が、意気込みと一緒に妙なことを言ったので、聞いてみたところ、、
最近王都では、度々新聞に載る俺のことを
人を殺すもの

『プレイヤーキラー』

と、呼ぶらしい。

鍛冶屋を後にした俺は

「フッ、良いネーミングセンスしてやがる        
   ぜ!」

そう言いながら言いながら、王都を後にした。

 
ーーーー「今日は風が冷たいな」

「誰だ!」

俺の発した一言で、場所がバレたらしい

俺は、瞬時に男の後ろに回り
首元に日本刀を当てながら、こう言った。

「生徒会長....いゃ、王に伝えな
   近々、俺、プレイヤーキラーが
    あなたの命を奪いに行くとーー

そう言って、俺は男を逃した。
   明日の新聞が楽しみだなーーー


どうも、影胸毛です。
小説って、書けば書くほどネタがなくなってきて、結構大変なんですねww

そんなこんなで、プレキラプレイヤーキラーも第10話!
この10話は、最後がプロローグに、やっと
追いついて、さぁ、これからどうするか、
という場面なんですけれども、
正直言うと、、ネタ切れ中です。

1話1話の更新が、遅くなるかもしれませんが、どうか温かい目でこれからも、見ていてくださると、嬉しいです。

では、また今度!
  

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