プレイヤーキラーと呼ばれた男の物語 〜裏切り者は処すべきだ〜

ノベルバユーザー319083

第9話 スキルや道具

あれから俺は、鎖帷子くさりかたびら
対策を思いつき、順調に復讐を進めていた。

鎖帷子の対策方法は、実に簡単だった。
実は、和樹を殺した後
ーーーーー「これを妹に届けてくれないか?」

「あぁ、分かった」

「ピロリン」

俺が、ステータスを開くと

日本刀カタナ専用スキル『影撃ダークスマッシュ』を、会得しました。」

と書かれていた。
そして、
この技の特徴は、刀のみねの、
ところで裏打ちをすることだ。

つまり、これを首に叩き込めば
首の骨が、折れる。  『暗殺完了』
もしくは、折れないが気絶する
そのあと鎖帷子をめくって、首を斬る。
『暗殺完了』
と、なる訳だ。


そして、和樹を殺すために使い、ボロボロになった俺の日本刀はと言うと、
刀身が青紫に、輝いている。
これには訳があるのだが、


ある日、レベリングしていた時のことだったーーーーー


『レベルアップしました。現在のレベル37です』

俺はレベルを順調に上げていた、
その時、ふと思った。
今なら『あの場所』に、行くことが出来るかもと....

その場所とは、
俺が以前殺されかけていた場所だった。

だがーーーー
以前とは違い、奇妙なくらい物静かだった。
それものそのはず、何せあんな化け物がいたなんて、思いもよらなかった。
体は牛、手足はドラゴン
頭は鬼のような
    ーーーー怪物ーーー
その言葉がこんなに似合う化け物がいるなんて......


俺は今にも逃げ出しそうな
気持ちを抑えて、戦闘態勢に入った。

戦いは続いて、俺の、唯一の武器
曲刀×4本が全てなくなったーーー

今はただ、この怪物の攻撃を避けているだけーーー
その時、雫が、怪物に幻覚魔法を使って
気をそらした。

「勝機!」

俺はそう叫んで、怪物の眼球に
自分の腕を突き刺した。
そして、スキル『幻影』
怪物の中で物体を作り出し
内部から破壊した。

レベルが、上がり40レベルになった。

新スキル 『手刀ソードハント
    手を剣のように固めて攻撃して
    相手の命を奪う。

そして、俺が倒した化け物から
青紫の結晶が、3つそれを全て
俺の日本刀の材料にしたーーーー

話戻そう、
その後の、日本刀の強さはと言うと、
規格外だった。
まるで、切れないものがないかのような
感じがして、以前ならば無理なことも
出来るようになった。

だが、
メリットがあれば、もちろんそれに伴う
デメリットもある。

そう、この日本刀は物凄く重い
まるで、あの怪物の命でもかかっているような、それぐらい重く感じる。

「影踏様。
大変失礼ですが、今の影踏様では
その武器を使うのは、無理かと...」

雫がそういうのも仕方がない

「あぁ、分かってるさ
そのために、今ここにいるんだからな。
なぁ、オヤジ!」

「はいはい、今すぐ変えの武器を用意してやるよ」

「前より少しは重めに頑丈に作ってくれ」

俺がリクエストをする

「あいよ」

軽く答えたオヤジは、
すぐに作業にとりかかった

ーーカキーン    カキーン
そんな音が鳴り響く鍛冶屋の中で
青紫に輝く、日本刀を俺はじっと見つめていたーーーーー

コメント

  • ノベルバユーザー320576

    プレイヤーキラー・・・やりますねぇ

    2
  • 影胸毛

    .............

    0
  • くろきくん

    盾の勇者の‥‥ごほんごほん‥‥
    面白いですね!応援してます!

    0
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