視える君と浮かぶ僕

ノベルバユーザー318316

第3話 視える君ー2ー

  午前中の授業が終わり、昼休みだ。この時間僕は鍵のかかった屋上へと行く。しかし、今日はそういかなかった・・・

 「貴方はどうして成仏できないの?」

 彼女はいきなり僕に話しかけてきた。

  僕は幽霊、普通の人には見えていない。そして浮いている。

  何もないところを見上げて話しかけた彼女をクラスの誰もが注目した。

 「ねぇ、聞いてる?もしかして周りのことを気にしているの?心配ないわ、そーいう目で見られるのは昔から慣れているの。」 

 僕を含めたクラスの誰もが黙っていたが、彼女は僕への質問を辞めなかった。
 僕は一息ついて答えた

 「分かったから、少し黙って僕についてきて!」
  
 彼女は首を思いっきり縦に振り、僕と一緒に教室を後にした。
 

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