視える君と浮かぶ僕

ノベルバユーザー318316

第2話 視える君

僕は安全、安心の浮遊霊、いつも教室の後ろで授業を見ている。
 
  つまり今僕は教室の1番後ろにいて授業をしっかり受ける明成学園の生徒たちの後頭部しか見えないはず、な・の・に!

  先程転校してきた彼女「一ノ瀬 カナ」は、思いっきり僕の方を視ている。

  何でこっちを視る!前を向け!授業はしっかりとした態度で受けなさい!

  僕は心の声を身振り手振りで伝えた。

  今僕が声を掛けて彼女がそれに返答したら初日から彼女の青春!高校ライフが終わってしまう。 

  安全、安心の浮遊霊を自称する僕としてはそれだけはどうにか避けなければならない!

   彼女は僕にグッとポーズ をしてやっと黒板を見てくれた。

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