異世界に転移しちゃったよ〜鬼の力で異世界無双〜
五龍会
「次の方、どうぞ」
長蛇の列を並びやっと名前を呼ばれた先には、薄いピンクの色をした髪を持つ受付嬢が笑顔で座っていた。
俺は今、冒険者ギルドに来ている。それも、ついこの間色々と騒動のあった五龍会''暁''の本部である。
なぜ来たのかというと、俺の戦闘を見ていた五龍会のものが、近々行われるギルド選抜試験に向けた特別講習の講師を行ってくれないかと話を持ちかけられたからだ。
報酬の額が額だったため軽口で引き受けたが、どうやらその為にはまず冒険者登録をしないといけないらしい。
「今回はどうされましたか? 」
「冒険者の登録を頼みたい」
「了解致しました。では、こちらをご記入ください。宜しければ代筆致しますが? 」
「いや、構わない」
俺は手渡された紙とペンを受け取り、必要事項を記入した。
ーーーー
名前 シキ
年齢 17
得意武器  素手
魔法適性  不明
ーーーー
「こちらでよろしいですか? 」
「あぁ、問題ない 」
「では、ランク適性試験と魔法適性試験を受けて頂きますので、こちらへどうぞ」
受付の机が折り曲げられ、人が1人ほど通れるスペースが出来た。
俺は、そこを通り受付の中へと入っていく。
「では、こちらの部屋で魔法適性試験を受けてください。職員が中にいますので、その方の指示に従ってくださいね」
「分かった」
扉を開き、部屋の中に入る。
そこには、背丈が140センチほどの幼女がいた。
「子供か? 」
「なんっと失礼な! 私は立派な大人です! 」
「そうか、じゃあ試験を始めてくれ」
「なんですか、無関心ですか? それとも放置プレイですか? 」
一所懸命にジャンプをしながら、俺の顔の前にめいいっぱい伸ばしてやっと届く手を振る。
俺はそれを無視して、試験を始めるように促した。
「はぁ……全くもう、全くもうですよ。こんな美少女職員を無視するなんて! 」
「確かに可愛いな。どうだ、俺つとき会わないか? 」
「つつつ、付き合う!?  」
俺の告白に、ギルド職員は顔を真っ赤に染める。
「冗談に決まってるだろう。俺に幼女趣味はない」
「幼女じゃありません、しっかりとした成人です! 」
「そうか、わかったわかった」
「またそうやって……って、言っても無駄ですね」
「そうだ、だから試験を始めてくれないか」
「分かりました、分かりました! では、それでは試験を始めます! 」
なんでそんなに怒っているのだろうか。
言ってやろうかとも思ったが、これ以上長引くのも面倒だと思い心の中に閉ざしておいた。
長蛇の列を並びやっと名前を呼ばれた先には、薄いピンクの色をした髪を持つ受付嬢が笑顔で座っていた。
俺は今、冒険者ギルドに来ている。それも、ついこの間色々と騒動のあった五龍会''暁''の本部である。
なぜ来たのかというと、俺の戦闘を見ていた五龍会のものが、近々行われるギルド選抜試験に向けた特別講習の講師を行ってくれないかと話を持ちかけられたからだ。
報酬の額が額だったため軽口で引き受けたが、どうやらその為にはまず冒険者登録をしないといけないらしい。
「今回はどうされましたか? 」
「冒険者の登録を頼みたい」
「了解致しました。では、こちらをご記入ください。宜しければ代筆致しますが? 」
「いや、構わない」
俺は手渡された紙とペンを受け取り、必要事項を記入した。
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名前 シキ
年齢 17
得意武器  素手
魔法適性  不明
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「こちらでよろしいですか? 」
「あぁ、問題ない 」
「では、ランク適性試験と魔法適性試験を受けて頂きますので、こちらへどうぞ」
受付の机が折り曲げられ、人が1人ほど通れるスペースが出来た。
俺は、そこを通り受付の中へと入っていく。
「では、こちらの部屋で魔法適性試験を受けてください。職員が中にいますので、その方の指示に従ってくださいね」
「分かった」
扉を開き、部屋の中に入る。
そこには、背丈が140センチほどの幼女がいた。
「子供か? 」
「なんっと失礼な! 私は立派な大人です! 」
「そうか、じゃあ試験を始めてくれ」
「なんですか、無関心ですか? それとも放置プレイですか? 」
一所懸命にジャンプをしながら、俺の顔の前にめいいっぱい伸ばしてやっと届く手を振る。
俺はそれを無視して、試験を始めるように促した。
「はぁ……全くもう、全くもうですよ。こんな美少女職員を無視するなんて! 」
「確かに可愛いな。どうだ、俺つとき会わないか? 」
「つつつ、付き合う!?  」
俺の告白に、ギルド職員は顔を真っ赤に染める。
「冗談に決まってるだろう。俺に幼女趣味はない」
「幼女じゃありません、しっかりとした成人です! 」
「そうか、わかったわかった」
「またそうやって……って、言っても無駄ですね」
「そうだ、だから試験を始めてくれないか」
「分かりました、分かりました! では、それでは試験を始めます! 」
なんでそんなに怒っているのだろうか。
言ってやろうかとも思ったが、これ以上長引くのも面倒だと思い心の中に閉ざしておいた。
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コメント
音街 麟
次の更新楽しみに待ってます!
頑張ってください!*\(^o^)/*