生きるためには

大学生の暇つぶし

2話 ステータス

 あれからしばらく経った。ようやく落ち着いてきた所で

「ステータスってなだよ    うわッ」

そこには透明の板、テンプレと化したステータスプレートが出現した。
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雪八 柊 20歳
種族  人
レベル1
HP :18/25
MP :5/5
筋力 :12
防御 :10
敏捷 :11
器用 :11
魔力 :0
対魔力:0
SP :10
JP :10

職業 無し

固有スキル 
ステータス補正
 SP JP補正
 Lv up補正

スキル 
精神耐性Lv1

職業スキル 
無し


「すげえな、ゲームみたいだ」
さっきの事など忘れて、ステータスに夢中になる。

固有スキルとか便利そうなスキルを手にしたな。これが単独撃破ボーナスか

「職業選択はどれだ?」

そう呟くとステータスプレートに選択可能職業が表示された。
声に出すことで見たい情報が出てくるようだ。

-選択可能職業-
学生
バイク乗り
ニート
童貞
歌い手
戦士
影人
冒険者

この中から選べるようだ。無難な戦士などがいいと思うが影人が気になってしょうがないので影人にしよう。
«職業スキル 影隠れ 影操作 を獲得しました»

何となく名前で分かりそうなスキルを手に入れたようだ。

「試しに使ってみよう     影隠れ!」
あれ?何も起きない。

「影操作!」
 
おぉ、わかってはいたけど影が動いた。
どう使うのかわまだ分からないけど。

影隠れは文字通り影に隠れることが出来るんだよな。影の上でやってみるか。

「影隠れ!」

え?やばい このスキルは使えそうだ。
どうやら影の中にそのまま入れるらしい。
広さも影が続くまであるようだ。
でも自分の影には入れないのか。

これだけでも十分凄いけど。




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