東方消想録
信頼
き、救世主?何を言っているんだ?俺は、 そんな者にはなれない。だって、だって?
・・・・・・俺は何を言おうとした?
「......いや。何でもない。忘れてくれ。」
「えっ。あ、はい。分かりました。」
「?。どうしたんだい?何か変だった?」
「い、いいや。大丈夫だ。そ、それより幻想郷についてもっと詳しく教えてほしい。」
「ええ。そうね......まずは幽々子かさとりのところへ行くといいわ。」
幽々子、さとり......。よし覚えた。とは言ってもどういう人かは分からない。優しいかもしれないし、恐ろしい人かもしれない。正直、怖い。そんなわけで、俺は霊夢に聞く。
「どういう人なんですか?」
「うーん。幽々子はまあ優しいけど、ちょっと癖があるし。さとりも優しいけど、人間を嫌っているから......。」
「に、人間嫌いって。大丈夫何ですか?」
「・・・・・・まあ、あんたなら大丈夫じゃない?魔理沙も行くらしいから。」
「・・・・・・・やっと私に触れてくれたな。まぁ、暇だから良いが。」
何か勝手に決められてるけど、それで良いのか。まぁ、俺が第一に思ったことは、
「・・・・・・不安だ。」
思わずまた、口にしてしまった。だって、ねぇ。魔理沙って見てるとかなり大雑把って聞くし、それに、さっき彼方さんから聞いたが、・・・・・・結構人の物盗んでるらしい。
「来斗お前ぇ!そんなに私が信用出来ないのかよぉ。」
「いやだって、魔理沙人の物盗んでるらしいじゃない。それを信用しろって方が普通難しいだろ。」
「盗むだなんて人聞きの悪い。私が使われて無いものを借りているだけだ。一生な!」
いや一緒じゃん。何が違うのか説明して欲しい。
「・・・・・・まあ。信頼はしているけどな。」
「・・・・・・は?」
「一応、助けてもらった訳だし。何か見てると魔理沙って優しいし。その点、信頼できる。」
「・・・・・・な、なんだ。その、あ、ありがとな。」
なんか、照れてる魔理沙可愛いな。でも不思議だ。この光景を、この魔理沙を俺は知っている。何処でだか分からないが、俺は魔理沙を見たことがある。何処で見た。俺は返答の無い問いを記憶の中から探す。
だが、記憶を失っている俺には解き様の無い。とそんなことを考えていると、
「霊夢さーん!居ますかー?」
誰か来た様だ。少し高い声が博麗神社の中を走った。
「居るわよ。勝手に入って。」
霊夢さんはそう言ったが、・・・・・・良いのか?如月さんも同じ考えだったのか、その場を立ち玄関の方へ向かった。俺も一緒に立った。
「妖夢か。博麗神社に来るなんて珍しいね。」
来客は白髪のごく普通の女の子だ。・・・・・・刀を持っていること以外は。
「お久し振りです。如月くん。霊夢さんは居ますか?幽々子様のお使いです。」
「うん。久し振り。霊夢なら奥で寛いでるよ。上がって。」
如月さんは妖夢さんを上げて、霊夢の居る部屋へと向かった。
「おー。誰かと思ったら妖夢じゃないか。まあ座れよ。」
「何であんたが座らせるのよ......。まあいいわ。座りなさい。」
「はい。失礼します。」
と、妖夢さんが座る。俺もそれに続いて座る。
「で、何の用よ。妖夢が来るなんて珍しいわね。どうせ幽々子なんでしょ。」
妖夢は一息ついて、口を開く。
「そのとうりです。本日はこれを霊夢さんに。」
妖夢さんは懐から一通の手紙を取りだし、霊夢に渡した。
「ところで、彼は?始めて見る顔ですが。」
霊夢が手紙を読んでいる間に妖夢さんが唐突に聞いてきた。まあ、そうなるよな。普通の反応だ。
「俺は来島来斗だ。最近幻想入り?というのをしてここに来た。よろしく。」
「来斗さんですね。私は魂魄妖夢です。よろしくお願いします。来斗さん。」
「よろしく。そうだ。幽々子さんって何処に居るか知ってる?知り合いの様だけど。」
「幽々子様なら白玉楼に居ますよ。何か御用ですか?」
「いや、霊夢に幽々子さんの所に行った方が良いって言われたから・・・・・・。大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ。では、帰りに一緒に行きましょう。」
これはラッキー。わざわざ幽々子さんを探す手間が省けた。
「助かる。じゃあ。お願いするよ。」
俺は何とか幽々子さんに会えそうだ。で、俺たちは夕方博麗神社を発ち、白玉楼に歩を進めた。
・・・・・・俺は何を言おうとした?
「......いや。何でもない。忘れてくれ。」
「えっ。あ、はい。分かりました。」
「?。どうしたんだい?何か変だった?」
「い、いいや。大丈夫だ。そ、それより幻想郷についてもっと詳しく教えてほしい。」
「ええ。そうね......まずは幽々子かさとりのところへ行くといいわ。」
幽々子、さとり......。よし覚えた。とは言ってもどういう人かは分からない。優しいかもしれないし、恐ろしい人かもしれない。正直、怖い。そんなわけで、俺は霊夢に聞く。
「どういう人なんですか?」
「うーん。幽々子はまあ優しいけど、ちょっと癖があるし。さとりも優しいけど、人間を嫌っているから......。」
「に、人間嫌いって。大丈夫何ですか?」
「・・・・・・まあ、あんたなら大丈夫じゃない?魔理沙も行くらしいから。」
「・・・・・・・やっと私に触れてくれたな。まぁ、暇だから良いが。」
何か勝手に決められてるけど、それで良いのか。まぁ、俺が第一に思ったことは、
「・・・・・・不安だ。」
思わずまた、口にしてしまった。だって、ねぇ。魔理沙って見てるとかなり大雑把って聞くし、それに、さっき彼方さんから聞いたが、・・・・・・結構人の物盗んでるらしい。
「来斗お前ぇ!そんなに私が信用出来ないのかよぉ。」
「いやだって、魔理沙人の物盗んでるらしいじゃない。それを信用しろって方が普通難しいだろ。」
「盗むだなんて人聞きの悪い。私が使われて無いものを借りているだけだ。一生な!」
いや一緒じゃん。何が違うのか説明して欲しい。
「・・・・・・まあ。信頼はしているけどな。」
「・・・・・・は?」
「一応、助けてもらった訳だし。何か見てると魔理沙って優しいし。その点、信頼できる。」
「・・・・・・な、なんだ。その、あ、ありがとな。」
なんか、照れてる魔理沙可愛いな。でも不思議だ。この光景を、この魔理沙を俺は知っている。何処でだか分からないが、俺は魔理沙を見たことがある。何処で見た。俺は返答の無い問いを記憶の中から探す。
だが、記憶を失っている俺には解き様の無い。とそんなことを考えていると、
「霊夢さーん!居ますかー?」
誰か来た様だ。少し高い声が博麗神社の中を走った。
「居るわよ。勝手に入って。」
霊夢さんはそう言ったが、・・・・・・良いのか?如月さんも同じ考えだったのか、その場を立ち玄関の方へ向かった。俺も一緒に立った。
「妖夢か。博麗神社に来るなんて珍しいね。」
来客は白髪のごく普通の女の子だ。・・・・・・刀を持っていること以外は。
「お久し振りです。如月くん。霊夢さんは居ますか?幽々子様のお使いです。」
「うん。久し振り。霊夢なら奥で寛いでるよ。上がって。」
如月さんは妖夢さんを上げて、霊夢の居る部屋へと向かった。
「おー。誰かと思ったら妖夢じゃないか。まあ座れよ。」
「何であんたが座らせるのよ......。まあいいわ。座りなさい。」
「はい。失礼します。」
と、妖夢さんが座る。俺もそれに続いて座る。
「で、何の用よ。妖夢が来るなんて珍しいわね。どうせ幽々子なんでしょ。」
妖夢は一息ついて、口を開く。
「そのとうりです。本日はこれを霊夢さんに。」
妖夢さんは懐から一通の手紙を取りだし、霊夢に渡した。
「ところで、彼は?始めて見る顔ですが。」
霊夢が手紙を読んでいる間に妖夢さんが唐突に聞いてきた。まあ、そうなるよな。普通の反応だ。
「俺は来島来斗だ。最近幻想入り?というのをしてここに来た。よろしく。」
「来斗さんですね。私は魂魄妖夢です。よろしくお願いします。来斗さん。」
「よろしく。そうだ。幽々子さんって何処に居るか知ってる?知り合いの様だけど。」
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「いや、霊夢に幽々子さんの所に行った方が良いって言われたから・・・・・・。大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ。では、帰りに一緒に行きましょう。」
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コメント
如月大河
致命的なミスをしていました。失礼しました。修正したのでご報告させていただきます。