東方消想録
違和感
次の日。俺は魔理沙と共に人里に行く事になっている。痛みもすっかり消えていて、傷も全てなくなっている。すげぇぜ俺の回復力。そうは思いつつも、内心まだ信じられない。彼は魔法使いか?
「来斗ー。生きてるかー?」
と、隣の部屋から魔理沙が呼ぶ。俺はそれに、
「生きてるぞー。」
と返す。いや昨日会話して次の日突然死んでたなんて普通考えるか?まあいいや。とりあえず魔理沙の所に行こう。俺は自力で立ち、魔理沙の所に行く。
「おはよ。」
「おう。おはよ。飯出来てるぞ。」
そう言われてテーブルを見ると、そこには料理がいくつも並べられている。ただ普通と違うのは料理全てにキノコが入っている事だ。
「・・・ナニコレ。」
あまりの光景に絶句する。いや本当に何だこれ?なぜこうなった。
「見て分からないか?朝食だよ。」
いやそんなことはわかっている。俺が知りたいのは何故料理全てにキノコが入っているかだ。こんなこと毎日繰り返してないと・・・
まて、つまり魔理沙は毎日・・・まさか。
「魔理沙。お前、毎日これじゃないよな。」
「ハハハ。何言ってるんだよ。」
だ、だよな。考えすぎだったか。よかっ
「毎日に決まってるだろ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・は?
「・・・もう一度。」
「だから、毎日に決まってるだろ。」
・・・聞き間違えじゃなかった。マジかよ。
「なんかおかしい事言ったか?とにかく早く食おうぜ。」
「あ、ああ。」
と、こんな感じに朝は過ぎた。そして俺たちは人里へ向かう。
「・・・なあ。俺、本当に空を飛んでいるのか?」
俺は魔理沙と共に人里へ向かっている。その道中。魔法の森だったか。そこを抜ける為に俺は魔理沙の箒に乗り、空を飛んでいる。
「最初は慣れないだろうが、直ぐに慣るぜ。」
「いや。ないな。」
「何でだ?」
「・・・高所恐怖症だからだ。」
「・・・は?」
「・・・着いたぞ。」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・起きろ!」
「ぶべらっ」
痛ってぇ。魔理沙の奴、気絶しているからって腹を蹴らなくてもいいだろ。と、そんなことよりどうやら人里に着いたようだ。
「・・・おはよ。」
「・・・おはよ。お目覚めはいかがでしょうか?」
「・・・最悪だよ。頼むから、腹を蹴るな。」
「・・・もう一回蹴られたいか?」
「・・・すみませんでした。」
「そんなことより、ここが人里か?」
「ああ。そうだ。幻想郷で一番安全な場だ。そしてここには・・・」
魔理沙の言葉は最後まで耳に入らなかった。それだけ目の前の光景が新鮮だった。木造の家。そこに住む人々の服装など。俺が住んでいた世界とは丸一つ違う。そこで俺は気付いた。
ー何故俺は自分の世界を知っている?ー
「来斗ー。生きてるかー?」
と、隣の部屋から魔理沙が呼ぶ。俺はそれに、
「生きてるぞー。」
と返す。いや昨日会話して次の日突然死んでたなんて普通考えるか?まあいいや。とりあえず魔理沙の所に行こう。俺は自力で立ち、魔理沙の所に行く。
「おはよ。」
「おう。おはよ。飯出来てるぞ。」
そう言われてテーブルを見ると、そこには料理がいくつも並べられている。ただ普通と違うのは料理全てにキノコが入っている事だ。
「・・・ナニコレ。」
あまりの光景に絶句する。いや本当に何だこれ?なぜこうなった。
「見て分からないか?朝食だよ。」
いやそんなことはわかっている。俺が知りたいのは何故料理全てにキノコが入っているかだ。こんなこと毎日繰り返してないと・・・
まて、つまり魔理沙は毎日・・・まさか。
「魔理沙。お前、毎日これじゃないよな。」
「ハハハ。何言ってるんだよ。」
だ、だよな。考えすぎだったか。よかっ
「毎日に決まってるだろ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・は?
「・・・もう一度。」
「だから、毎日に決まってるだろ。」
・・・聞き間違えじゃなかった。マジかよ。
「なんかおかしい事言ったか?とにかく早く食おうぜ。」
「あ、ああ。」
と、こんな感じに朝は過ぎた。そして俺たちは人里へ向かう。
「・・・なあ。俺、本当に空を飛んでいるのか?」
俺は魔理沙と共に人里へ向かっている。その道中。魔法の森だったか。そこを抜ける為に俺は魔理沙の箒に乗り、空を飛んでいる。
「最初は慣れないだろうが、直ぐに慣るぜ。」
「いや。ないな。」
「何でだ?」
「・・・高所恐怖症だからだ。」
「・・・は?」
「・・・着いたぞ。」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・起きろ!」
「ぶべらっ」
痛ってぇ。魔理沙の奴、気絶しているからって腹を蹴らなくてもいいだろ。と、そんなことよりどうやら人里に着いたようだ。
「・・・おはよ。」
「・・・おはよ。お目覚めはいかがでしょうか?」
「・・・最悪だよ。頼むから、腹を蹴るな。」
「・・・もう一回蹴られたいか?」
「・・・すみませんでした。」
「そんなことより、ここが人里か?」
「ああ。そうだ。幻想郷で一番安全な場だ。そしてここには・・・」
魔理沙の言葉は最後まで耳に入らなかった。それだけ目の前の光景が新鮮だった。木造の家。そこに住む人々の服装など。俺が住んでいた世界とは丸一つ違う。そこで俺は気付いた。
ー何故俺は自分の世界を知っている?ー
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コメント
如月大河
後日談です。投稿準備中、東京ドームにいました。はい。野球観戦です。
つまり、東京ドームで即席投稿しました。少し変な所もあると思います。
この3話はいろいろな場面がありました。その繋ぎが難しい・・・
アドバイスあったらコメントしてください。色々参考になります。
如月大河
投稿遅れました。すみません。