異世界転生したらチートでした
少女と少年
創造魔法
詳細 創造神でしか使えなかった魔法。全てを生み出し、破壊しうる魔法。作る物によって消費する MPが違う。矛盾はするが、貨幣は作成不可。
(結合されたスキル。武器創造、スキル創造、銃器作成、中身不明箱《ガチャガチャ》)
ふむ…。こりゃあチートスキルになったな。って、これがあったら延々に物資作れるじゃん!そうとなったら作りまくるぞ!
10分後…
ふぅ、取り敢えず商品の無くなった時用の補充は完了だな。さて、詰めに行きますか。
商品を詰めていると、不意に扉がノックされた。
「あ、あの、すみません。誰かいますか?」
ドアを開けてみると、そこに立っていたのはまだ、年端も行かぬ少女だった。
「ん?お嬢ちゃん、どうしたんだ?」
「あの!おかあさんがびょうきでおくすりがひつようなんです!おかねはこれだけしかないけど、だいじょうぶですか?」
涙目になりながら渡してきたお金は、大銅貨5枚。つまり、500円だった。どんな医者や、治癒術師でもこんな金では受けない。幸いか、俺にはエリクサーすらも創り出せる。目の前の少女が困っているのなら、助けないのは駄目だろう。
「大丈夫だよ。じゃあ、お嬢ちゃんのお母さんのところに案内してくれる?」
すると、少女は満面の笑みを浮かべ。
「ありがとうございます!こっちにきてください!」
そう言い、テテテと、擬音がつきそうな走り方で案内してくれた。
 数分して着いた場所は、大通りから離れた廃れた場所。いわゆるスラム街と言われる場所だ。
「おかあさーん!おいしゃさんつれてきたよ!だからはやくげんきになって!」
部屋の中にはボロボロで、薄汚れた布を被った女性がいた。しかも、素人が見てもわかるぐらい危険な状態だった。
「あら、ゴホッゴホッ。ありがとうございます。けど、持ち合わせがないので治療はゴホッゴホッ!受けられません。ゴホッゴホッゴホッゴホッ ︎ ︎」
「チッ!ヤベェ。取り敢えずこれを飲んでくれ!」
そう言いながら、強引に口を開けさせ、エリクサーを流し込んだ。
 すると、顔色がだんだんと良くなっていき、3秒後には普通の顔色に戻っていた。
「あぁ、ありがとうございます。何もお返しなど出来ませんが………」
「いや、金はもう既にこの子からもらっているから、これ以上の代金は求めるつもりはないぞ。それよりしっかり休んでおけ、また悪化されたら困る」
そう言い、一度ベッドと呼ぶわけにはいけないほどボロボロのベッドから下ろし、新しいベッドを創って寝かせた。
パチパチパチ
「誰だ!」
どこからか、拍手が聞こえ始めた。聞こえ始めたと同時に気配察知を発動したが、どこにも見つからない。
「いやぁ〜。凄いですね。それだけの高価な薬を使っても、僅かな金だけでいいなんて」
そんなことを話しながら空間を捻じ曲げ、少年が現れた。
詳細 創造神でしか使えなかった魔法。全てを生み出し、破壊しうる魔法。作る物によって消費する MPが違う。矛盾はするが、貨幣は作成不可。
(結合されたスキル。武器創造、スキル創造、銃器作成、中身不明箱《ガチャガチャ》)
ふむ…。こりゃあチートスキルになったな。って、これがあったら延々に物資作れるじゃん!そうとなったら作りまくるぞ!
10分後…
ふぅ、取り敢えず商品の無くなった時用の補充は完了だな。さて、詰めに行きますか。
商品を詰めていると、不意に扉がノックされた。
「あ、あの、すみません。誰かいますか?」
ドアを開けてみると、そこに立っていたのはまだ、年端も行かぬ少女だった。
「ん?お嬢ちゃん、どうしたんだ?」
「あの!おかあさんがびょうきでおくすりがひつようなんです!おかねはこれだけしかないけど、だいじょうぶですか?」
涙目になりながら渡してきたお金は、大銅貨5枚。つまり、500円だった。どんな医者や、治癒術師でもこんな金では受けない。幸いか、俺にはエリクサーすらも創り出せる。目の前の少女が困っているのなら、助けないのは駄目だろう。
「大丈夫だよ。じゃあ、お嬢ちゃんのお母さんのところに案内してくれる?」
すると、少女は満面の笑みを浮かべ。
「ありがとうございます!こっちにきてください!」
そう言い、テテテと、擬音がつきそうな走り方で案内してくれた。
 数分して着いた場所は、大通りから離れた廃れた場所。いわゆるスラム街と言われる場所だ。
「おかあさーん!おいしゃさんつれてきたよ!だからはやくげんきになって!」
部屋の中にはボロボロで、薄汚れた布を被った女性がいた。しかも、素人が見てもわかるぐらい危険な状態だった。
「あら、ゴホッゴホッ。ありがとうございます。けど、持ち合わせがないので治療はゴホッゴホッ!受けられません。ゴホッゴホッゴホッゴホッ ︎ ︎」
「チッ!ヤベェ。取り敢えずこれを飲んでくれ!」
そう言いながら、強引に口を開けさせ、エリクサーを流し込んだ。
 すると、顔色がだんだんと良くなっていき、3秒後には普通の顔色に戻っていた。
「あぁ、ありがとうございます。何もお返しなど出来ませんが………」
「いや、金はもう既にこの子からもらっているから、これ以上の代金は求めるつもりはないぞ。それよりしっかり休んでおけ、また悪化されたら困る」
そう言い、一度ベッドと呼ぶわけにはいけないほどボロボロのベッドから下ろし、新しいベッドを創って寝かせた。
パチパチパチ
「誰だ!」
どこからか、拍手が聞こえ始めた。聞こえ始めたと同時に気配察知を発動したが、どこにも見つからない。
「いやぁ〜。凄いですね。それだけの高価な薬を使っても、僅かな金だけでいいなんて」
そんなことを話しながら空間を捻じ曲げ、少年が現れた。
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