異世界転生したらチートでした

有林 透

礼二の成り立ち?かな?

ここは神界。ここでは絶対神と神王しかいることが許されない空間だ。(許可した者は例外)


「神王様!次はどこの世界に転生するのですか?」


尋ねてきたのは、この空間で1番位の低い神だ。1番低いと行っても上級神なんだけどな。


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神の位
神王 1人
絶対神 10人
上級神 20人
中級神 100人
下級神 2000人
眷属 2億以上(全ての世界を合わせて)


「う〜ん、そうだ!ユリエシアに行こう。丁度勇者召喚されるところだろ。勇者どもの記憶を改ざんして、潜り込んどくわ。」


「はっ!では早速準備に取り掛かってきます。」


そう言いながら走り去ってしまった。


3分後


「用意できました!」


と、元気よく言っているが、表情が少し悲しそうだった。


「どうしてそんな悲しい顔してるんだい?」


「うっ、その、言いにくいのですが………神王様はイジメられている設定なんです。すみません!」


咎められると思っているのか、ビクビク震えていた。


「あぁ、別にいいよ。すぐ召喚されるだろ?まぁ、行った先の世界が滅びたら、俺が転生先とか選ぶから。てか、すぐ滅ぼすから。」


「は、はい!では健闘を祈ります!」


すると、足元に魔法陣が現れた。


「じゃあ行ってくるわ!」


その場にいた神全員が


「「「「「行ってらっしゃいませ!」」」」」


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ここはある世界。この世界は勇者が魔王を倒し、平和になったはずの世界だった。今は辺り一面が火の海だ。
そしてその近くには死体の山が連なっていた。その上には、元のローブの色が分からないほどの返り血を浴びた男がいた。


「はぁ。この世界もダメか……次の世界に行くか。」


男はそう言うと、ステータスプレートをいじり始めた。すると、急に男が消えた。それと同時に、この世界に巨大な魔法陣が展開された。そして、この世界を飲み込んでしまった。


「次は俺の故郷に行くか……レベルを初期化してステータスはそのままで行くか。よし『転生』!」


そして今に至る。



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