神核戦争

メフィラド

第1章第二節 裏

それから、10日後、メフィラドは、ジャグリングの練習を奴隷宿舎の前で行うように成った。
その頃メフィストは、勉強をしながらジャグリングの練習をしていた。
そして、その日メフィラドは、黒い袋に入った動く物を見つけた。
そして、親にばれないように確認すると中には昨日サーカスの裏側にやって来ていた女の子が入っていた。
そして、メフィラドは親にばれないように、ジャグリングで身に付けたナイフ投げで、彼女と同じぐらいの熊を狩って、入れ換えて、助けようとした、しかし、もう遅かった。
彼女は、そこには居なかった。
そして、少し探すと、猛獣の檻の中に血が流れている半分しかない黒い袋を見つけて、分かってしまった。
『この家は人殺しを普通にする家だ』

そして、メフィラドは、4人の兄達に話をした。
そうすると次男の兄が
「俺が、お父様に言ってくる」
そうすると長男が
「止めろ」
と止めてきた。
その時は、分からなかったが、次の日
次男の兄が居なくなった。
それを父親に言うと
「多分出て行ったのだろう?」
それを話した時長男の兄が震えていた。
それで気がついた。
『お兄さんを殺したのは、父親か』
そして、長男の兄が、見ていたのに気が付いたのか、兄を呼び出して連れていった。
そして、自分は、いつもの様に、奴隷宿舎のところで、ジャグリングの練習をしていると、また、黒い袋が有った。
中を見てみると、
顔を無惨に切り裂かれた、見覚えのある服を着た死体が入っていた。
そして、メフィラドは確信した。
『兄達を殺したのは、お父様だったのか』

そして、メフィラドは、兄達に言って、次殺されるのは、俺かも知れないと
そして、三男の兄がこう言った。
「なら、俺が見たことにする。そうすれば、お前たちではなく、俺を狙う、大きくなるまでは、俺が殺させないから大丈夫だ、頑張って生きろ」
そして、三男の兄が、父親に話に行き、そして、三男の兄が、逃げ出したところまで見ていた。
そして、次の日からは、俺は、裏工作のために、新鮮な熊を狩るために、努力した。
そして、それが空中ブランコや綱渡りで使える技術だった。
そして、狩った熊と、人間を入れ替えて、三男の兄に渡す生活をそれから5年間行った。
そして、いずれその場所が、災厄の地と呼ばれる位の暗殺者を育てる場所になり、いずれ、レベリーと呼ばれだした。
まあ、その場所が出来た理由が、メフィラドの隠れ蓑にするためだった。
そして、6年目からは、そこで育った暗殺者に寄って、助けられて行った。
しかし、人間を猛獣の餌にすることは減らなかった。
その頃、メフィラドには、追っかけのような貴族の女の子が付きまとっていた。
その名は、レベリア=ユノ=ワルプルギス彼女は、いずれ、愛されぬ魔女ワルプルギスと呼ばれて、彼女が訪れた場所では、必ず夜に人が一人死ぬため、ワルプルギスの夜と呼ばれることになるが別の話で、レベリアは、メフィラドに恋をしていた。
しかし、家の本性を見ているメフィラドは、いずれ殺されることに決まっているのに、付き合えるわけ無いと諦めていた。
そこに、兄であるメフィストが現れて
「俺は、彼女が好きだ、俺は彼女を必ずモノにして見せるお前が死んでも」
と言ってきたので、今までの事を話して、彼女がメフィラドから離れるような、計算を建てた。
それが丁度10歳の時だった。
そして、メフィラドは、その事を奴隷に話を付けた。
そうすると、
「分かりました。私は貴方様の奴隷如何様にもお使いください。」
と言ってきた。
そして、計画をしっかりと建て、実行に移した。
計画は、この様になった。
まず、奴隷が逃げ出して、黒い袋の中に人がいたことと、その黒い袋が、毎回猛獣の世話の時に有ることをお父様が居るときに、話すように言った。
そして、俺は、次の計画、綱渡りなどの危険なサーカスの模様をするから、奴隷を殺すのを辞めてくれと懇願して、それをレベリアに見せる、そして、危険なサーカスの模様をやって、彼女が大切だと思わせて、殺させる。
そして、怒った俺が出ていく無論怨みや妬みの言葉を残して、そして、怖くなった彼女を、兄が慰めて、恋に落とさせる。
と言う計画だった。
兄が慰めてのところまではうまく行ったが、彼女は壊れてしまった。
「彼が居ないなら、ここに居る意味も生きている意味もない、ならここで死にます。」
そして、メフィストが無理矢理止めようとしたその時にメフィラドが姿を現した。
と言うか最初から近くにいた。
計画が失敗したときの保険だったが最後の最後で失敗すると水の泡だから、確認のためだった。
まあ、その通りに失敗したため、メフィラドはこう言った。
「俺は、フォレストサーカス団とお前たち、ワルプルギス家を許さない、必ず殺しに来てやる、眠れる夜を過ごせると思うなよ」
そう言って、外に出ていった。(彼女の部屋は3階に有った為に落ちたら、必ず怪我をするはずだった。)
彼女が下を見るのを二階の斜め下の方から少し確認した後、飛び下りて、受け身を取り逃亡した。
それからは、それを実行した。
まず、母親の枕の隣にナイフを投げて刺しておいたり、ワルプルギス家の家長が酒を飲んでいるところにナイフを投げて、当時高級なガラスのグラスをきれいに割って、脅したりして見せた。
そして彼女は震えて、メフィストに慰めて貰い、メフィストの事を、兄として慕うようになった。
そして、メフィラドは、次の計画、フォレストサーカス団を壊す計画を進めようとしていた。

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