聖戦

ヤマネコ

第4話 偽りの王

ネオス軍の奇襲攻撃から一時間後、王城の消火作業が完了した。

「ドラコ将軍、開戦準備は?」

「まだです。」

「一刻も早く準備を済ませよう伝えろ。」

「了解しました。」

「あと、人手が足りぬ様だったら国民達にも手伝わせろ。」

「今何ですって?」

「国民達にも手伝わせろ。」

「貴方は今何を言ったか分かっておられますか?!被害を受けた住民達に働けと言っているのですよ!」

「だから何だ?」

「貴様、遂に気が狂ったか!」

「王が下郎共に働けと支持するのは当たり前ではないか!」

「貴様は、王ではないじゃないか!しかも、国民を下郎共呼ばわりして。それが将軍のする事か?!」

「今は将軍ではない、この国の"王"だ!」

「おい衛兵、ドラコ将軍を連れ出せ。我に刃向かう者は排除するのみ。」

「おい、貴様!俺に何をするつもりだ?!」

「ゴットン将軍。」

「何でしょう?」

「ドラコ将軍を、暗殺しろ。」

「は?」

「今、我の指示に刃向かったからだ。」

「ならば、軽い罰でも与えれば良いのでは?」

「それではいかん!我に刃向かう者は排除するのみなのだ!だから排除しろ。」

「む!り、了解。」


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