聖戦

ヤマネコ

第7話 ジャミ、死す

ジャミはバグロムを討ち、本陣に帰還しようとしたその時、バグロム軍本陣の方向から紫色の玉が飛んできて、ジャミの背中に直撃した。

「グハァッ!」

「ジャミ将軍、大丈夫ですか?!」

心配した兵が問うたが、返事がない。

「救急隊、ジャミ将軍を急いでラグズ王国軍の本陣へ!」

「わかった!」

ジャミは救急隊に運ばれて行った。そして約二時間後、オーガ軍は殲滅された。ラグベルト軍が本陣に帰還し、休息を取っていた頃ラグベルトに悲報が届いた。

「ただ今、ジャミ将軍がお亡くなりになられました。」

悲報を知らせにきた兵が涙を流しながら言った。

「え?」

「出血がひどく、止血をしていた最中に将軍は"最後まで戦い、邪神をこの手で討ちたかった!だが我の生命ももう尽きる、とても無念だ。"と言い残し、お亡くなりになられました。」

「誰にやられた?」

「それが、オーガ軍本陣の方向から紫色の気弾が飛んできまして、それにジャミ将軍の体に直撃したそうです。」

「そうか。」

ラグベルトも泣いてしまった。

「ジャミ将軍の遺体は?」

「救急隊本部のテントの中です。」

ラグベルトは救急隊本部に向かい、テントの中に入り遺体と対面した。そして、ラグベルトは遺体の手を握りこう言った。

「ジャミ将軍、貴方の仇をこのラグベルトが取ってみせます!」

同行していたラグベルト軍の兵達も泣いていた。


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