聖戦

ヤマネコ

第9話 四天王の一人

ラグベルト達は反乱軍の本拠地である王城を目指し、炎に包まれた王都の中を駆ける。

「見えた!よし、みんな雑魚に構わず王城まで突っ走れ!」

「おおー!」

ラグベルト達は無傷で王城に到着した。

「みんな、王は最上階の玉座の間に居る。俺達はそこに辿り着かなければならない、だからみんなは俺達を援護してくれ。」

「了解!」

こうしてラグベルト達は兵達の援護によって、なんとか最上階の手前まで辿り着いた。だが、ここで強敵が待ち受ける。

「よし、この通路を抜ければ玉座の間に辿り着ける。みんな、あともう少しだけ頑張ってくれ。」

「了解!」

そこで後方から兵達の悲鳴が聞こえた。ラグベルトの援護をしていた兵達の足が止まった。ラグベルトが後ろを見ると、大きな斧を持った旧ラグズ王国の重装騎兵と思わしき巨体の髭男が後ろから歩いてきて言葉を発した。

「なんじゃ、この兵はみんな雑魚じゃのう。あの方がおっしゃっていたことと全然違うではないか。もっと手応えのある奴はおらんのか。」

「だっ、誰だお前。」

ラグベルトは恐る恐る聞いた。

「儂は旧ラグズ王国騎士四天王の一人、グリードである。貴様、名は?」

「俺はラグズ王国の将軍、ラグベルトだ。」

「俺はルシフェルの戦士、グレンだ。」

「将軍に伝説のルシフェルの戦士とは、なかなか手応えのありそうな者が現れたではないか。手合わせ願いたい。」

「望むところよ。」

ラグベルトは剣で、グレンは錬金術でグリードに攻撃を仕掛けた。だが、その攻撃はグリードに全く効かなかった。

「ほう、こんなに腕の立つ者が現代に現れていたとはこの俺も流石に驚いたぞ。だが俺の体に傷をつけるにはまだまだだな。オラーッ!」

ラグベルトとグレンはグリードの一撃で吹っ飛ばされた。

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