異世界転生で超お嬢様になってました!?
5
「いえ、御存知無い筈です。御存知ならばこんなことはしないでしょう。ただ、私たちも一緒に追い出すつもりならば話は別になるでしょう。」
レイヤは静かな声色で小声で答えた。
確かに。私達を追い出すには最適。知っていようが知っていなかろうが。それにしても憧れていたんだけどな、、でも、私のお母さんはたった一人だし、心の中に居るからね。
「そう、ですね。」
考えていたら自然と声がでていた。また後にゆっくりこの件について考えたいな。
「また落ち着いたときにこの件は考えましょう。それより、礼儀作法、今までの学問、文字について教えていただける?」
今はとりあえずこの世界について、知らなくてはいけないよね。
「お身体は、、」
さっきのことがあったからすごく心配してくれてるのがわかる。でも、いつまでも寝てる訳には行かないのよね。
「大丈夫よ。それにこうしてる間にもお母様が動き出してるかもしれないじゃない」
静まった部屋でも聞くことで精一杯なくらいの音量で話してる私たち。聴こえないように。でも、常にこうやって話してるばかりでは進まない。
「絶対に奥様には分からない方法で会話できないかしら。」
この世界には電子機器はないのかしら。
「そうですね、、お嬢様はまだしも私がパーソナルコンピューターと呼ばれるものを手に入れるのは難しいかと、、。」
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