悪役令嬢登場! ~伝説の召喚士は転生して最強を目指すそうです~

ノベルバユーザー313607

6 ホテルみたいな慣れない場所で生活するとなんかわくわくする!

[前回のあらすじ]
ヴァーナの父


カブス.ドラキュと
平等契約をして
俺達は師弟関係を結んだ
師匠はその代わりに少し自分の力をくれた


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「改めて宜しく頼む!
和也よ!
我はきっと君を強くしてみせる!!」


「宜しくお願いします!」
と、俺が言ったその時


//キーンコーン //キーンコーン


置時計の音だ
時刻はすでに深夜の1時だった


「よし! 今日はこれにて就寝!!
ヴァーナよ、和也に何処か空いてる部屋を
提供してやってくれ!!!」






「はぁ...わかりました」
疲れきった表情でヴァーナか言った。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::




「ねぇ、きっかけ作っちゃった私が言うのも難だけど
これでよかったの? あなたは父上を越えるまで
ずっとあのうるさいおじさんの弟子になるのよ?
それに、ご両親もきっと寂しがるわ」




自分の親を『うるさいおじさん』
呼ばわりとは... ま、まぁきっとヴァーナも苦労しているのだろう




「いいんだ。師匠はきっと俺を一人前の召喚士にしてくれるだろうし
第一俺、親いないから新しい家族ができて嬉しかったよ」




「...そうなんだ。私もあなたが家族になるのは嬉しいわ
これからも宜しくね!」


「あぁ、宜しく」


------五分後----------------------------




「さぁ、着いたわよ」




な..なんだこの家、廊下だけで300秒もかかったぞ


「じゃあお休みなさい」


「う、うんお休み」
...ガチャン




さて...この部屋の内装は...
前の家と同じでベットと机だけがある
違うところと言えば、
床が大理石でできていて、全体的に洋風な所だ。




あ、そういえば。グロッグを武器化したままだった
ずっと手に持ってたのに忘れていたのだ。


「すまんグロッグ、今解除する」


「ん?あぁ、そういえば俺武器になってたんだっけ?」
.....いや、このままでいい。」


「え?」


「今日お前と一緒に戦って思い出したんだ。
楽しかった生前の日々と気が抜けない真剣勝負の面白さをな。
それにその方がいちいち魔力を使って俺を呼び出して
武器化させるより全然効率的だろ?」




「そっか。今日はありがとう。グロッグ、
お休み..」


「あぁ、また明日」


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次回、新たなる仲間!?



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