地球で独身貴族を貫いたお爺さん(元ラノベ作家)は異世界転移して賢者になるそうですよ
裸の彼女と暴力の代償
 近くから誰かの足音が近づいて来る。ワシは陸地に戻り魔法を解く。おそらくさっきのワシが飛ばしてしまった彼女の仲間じゃろう。
「聖さ〜ん大丈夫ですか〜」
どうやら女の人のようだ。どんどん近づいて来る。
「わっあ!どうしてここに男の人が・・・あっ、それよりも大事な事が」
かわいいな〜、思わず小さい子供を見るような温かい視線を送ってしまう。
「あのあの、ここでこれ位の結構綺麗な女の人みませんでした?」
うん、どうやら彼女の仲間で正解のようじゃ。体全体で精一杯に表現しているさまがなんとも可愛らしい。
しかしどうしたものか、正直にワシがぶっ飛ばしたと言うべきか、それとも誤魔化すべきか。
「どうかされましたか」
「あぁ、すまないのう。う~、見たような見なかったような。確かにあっちの方だったかのう」
結局誤魔化しました・・・
「そうですか、有難うございます」
「もし避ければ探すの手伝おうか、こう見えてワシ、魔法は少し得意なんじゃよ」
「ほんとですか!!」
「ああ、これもなにかのえんじゃ」
暫くして━━━━なにしちゃってんの~!!あり得ないよ、あったらバレちゃうよ。どうすんのじゃ、今更断れないし
「━━━さん、お爺さん」
「あ、ああなんじゃ」
「お爺さん、名前何て言うんですか」
「赤羽大助、大助が名前で、赤羽が苗字じゃ」
「ふぇぇもしかして赤羽さまは貴族の方でいらっしゃいますか」
ああ、そうゆう質問やっぱりあるんだな。
「それが記憶が曖昧でな、おもいだせないのじゃ。あとワシに様をつけるのはやめてくれ、なんとも恥ずかしくてのう」
「わかりました。私はレイルって言います。仲間からはレイなんて呼ばれてます。
ところでもしよければ私たちと町まで行きませんか。町に行けば誰かあなたのことを知っている人がいるかもしれませんし」
「いいのか」
「もちろんです!」
 
ラッキーだ。これで町まで簡単に行ける手段が手に入った。それに町に行けばなにかしら仕事があるだろう。今は位置文無しだからな、これではなにもできない。
「じゃあ、よろしく頼む・・・かな」
「はい!」
うん、なんか小動物みたいで可愛いな。癒される
「聖さ~ん、どこですか~」
「どこじゃ~」
「なかなか見つかりませんね」
「そうじゃな」
グルラァァ!!!
「なんじゃ!?」
「この声は・・・ハンマーピオン!?」
「あれ!」
ワシが指を指した方向に獣らしきものがさっきの聖という彼女を襲おうとしているのが見えた。
「聖ー!!
だめっ、ここからじゃ間に合わない。どうしよう」
『断裂』『転送』『重力結界━圧━』
大助は瞬時に獣を時空間魔法で近くまで呼び寄せると重力で圧迫し、押し潰した。
「聖さん!!」
レイルは直ぐにかけよって聖を抱き上げる。遠目から見た限りでも息があるのはわかった。
さて、そろそろ彼女の裸も堪能したことだし、風邪をひいては可愛そうじゃ。
大助は自分の肌掛けをかけてあげる。
「レイルさん、ここにいたらまた襲われるとも限らない。どこか少しでも安全な場所にいかないのう」
「そうですね。じゃあ仲間のいる場所まで案内します」
ワシは魔法で彼女を浮かせるとレイルについて行った。
どれくらい歩いただろうか、さっき洞窟から来たときよりも歩いていると思う。
━━━すると、近くから煙が上がっていた。
「あそこの下が私達がキャンプをしている場所です」
「おっ、どおだった。って聖!大丈夫か!」
「うん、赤羽さんが助けてくれたんだ」
「おおそうでしたか、ありがとうございます。俺の名前はガジルっていいます。なにかお礼を・・・」
 「いやいや、いいんじゃ。実はな━━━」
結局良心がかなり痛んだので、結局本当のことを話した。
「そうだったんですか・・・」
「本当にすまなかっのう」
「でもでも、助けてくれたのは事実ですし。それにほら、これ」
さっき倒したハンマーピオンだ。そんなに強くはなかったがかちがあるのだろうか、まぁこうゆうのは異世界なら魔石があるのがセオリーじゃが。
「ハンマーピオンじゃないか、甲羅はボロボロだがハンマーテールの部分は生きてるな。やったじゃないか!」
「これってそんなにいいものなのか」
「とんでもない、これ一匹で10日は贅沢して暮らせますよ」
「それがどれだけ凄いのかわからないがよかったのう」
「よかったなって・・・」
「お兄ちゃん、赤羽さんは記憶がないから」
ワシは驚いた様子でこちらを見てくる彼に1つ頷く。
「だからさ、町まで一緒にいってもらお。赤羽さん歳だけど強いよ」
「確かに、こいつを倒せるなら十分強いしな、わかった」
っと、そんな話をしているとちょうど彼女の目が覚めたようだ。
「・・・ここは」
「聖さん、大丈夫ですか」
「おっ聖起きたか、どうだ、体の調子は大丈夫か」
「ん~、覗き魔を倒そうとしたところまでは覚えてるんだが・・・んぐっ」
どうやどこか痛むようだ。
「大丈夫か・・・?」
「っ、あなたはあのときの」
「ああ、あのときはすまなかったのう」
彼女にも謝罪と言い訳のようだが説明をする。
「そうだったんですか、すみませんでした急に殴りかかったりして。危ないところを助けていただいたようでありがとうございます」
「いやいや、ワシの方こそ急にすまなかった。お礼を言われるような事はしてませんよ」
「いや、ハンマーピオンは私達では倒せなかった。どちらにせよ遭遇していれば私達は全滅していただろう。本当にありがとう」
この後彼女、聖の希望もあって洞窟に行くことが決定したがもう日が暮れるということもあって明日になり、夕食を食べていた。
「やっべ~ハンマーピオンの肉は美味いな!」
「うんうん、ほっぺた落ちちゃうよ」
「うむ、さすがに美味いな」
なんとあれは、肉まで食べられた。しかもこれがとても美味いときた。たとえるなら、そう豆腐のような。とても柔らかいのじゃ。しかも噛む度に肉汁が溢れてくる。 
まさに最高の逸品だ!ハンマーピオンの肉を食べ終えたワシらは就寝についた。本来は交代で見張るらしいのだがそこはほら、ワシの得意な重力魔法で結界を作って万事解決だ。
「じゃあ寝るか」
「お休み~」
「赤羽さん、腰は大丈夫か」
「聖さん、ありがとうなワシはほらこの通り大丈夫だ」
「いいな~レイもそれで寝たい!」
「無茶を言うな、あんな高等魔法ずっと使っているだけでもどれだけ大変か」
「ワハハハ、聖さん気遣いありがたいが平気じゃ。なんなら聖さんもやってみるか」
「わ~ありがとう」
「うむ、ではよろしく頼む」
「おめぇらだけずるいぞ!じいちゃん俺もやってくれ!」
「いいぞ、ほれっ」
「うっひょ~おもしれぇ」
「これこれちゃんと寝ろよ」
「お休みなさ~い」
「お休み」
「こりゃ寝られるかな」
この通り、ワシは皆と仲良くなることができた。なんというかおじいちゃんポジションなのが気になるが、まぁ孫かできたみたいで楽しいが。
こうして約一名ものすごく興奮していた奴もいたが最後には全員熟睡することができた。
ほんといろいろな事があった一日だった。
「おっはっはよ~!!」
「おめぇ朝からテンション高いな」
「だってだってすっごい疲れがとれてるんだもん。寝る場所一つでここまで変わるなんて、レイ感激だよ!感激だよ!」
「二回言う必要はないが確かに、赤羽さんのおかげでいつもよりも万全の状態に持っていけたのは確かだな。本当にありがとう」
「ありがとよ、じいちゃん」
本当に孫のようだ。だとすると、聖が長女でしっかりしたお姉ちゃんで、レイルが次女の危なっかしい妹、ガジルは手のかかる長男ってところか。なんか、面白いな。
「ガジル赤羽さんにじいちゃんとは失礼だろ」
「聖さん、いいよ。孫ができたみたいでワシも嬉しいからのう」
「そうですか」
「ほら、ちゃっちゃと洞窟に行こうぜ」
「ほらほらレッツゴーゴー」
暫く歩くとすぐに洞窟についた。どうやら洞窟とあそこはそこまで遠くはなかったようじゃ。
「じゃあ行くかのう」
「聖さ〜ん大丈夫ですか〜」
どうやら女の人のようだ。どんどん近づいて来る。
「わっあ!どうしてここに男の人が・・・あっ、それよりも大事な事が」
かわいいな〜、思わず小さい子供を見るような温かい視線を送ってしまう。
「あのあの、ここでこれ位の結構綺麗な女の人みませんでした?」
うん、どうやら彼女の仲間で正解のようじゃ。体全体で精一杯に表現しているさまがなんとも可愛らしい。
しかしどうしたものか、正直にワシがぶっ飛ばしたと言うべきか、それとも誤魔化すべきか。
「どうかされましたか」
「あぁ、すまないのう。う~、見たような見なかったような。確かにあっちの方だったかのう」
結局誤魔化しました・・・
「そうですか、有難うございます」
「もし避ければ探すの手伝おうか、こう見えてワシ、魔法は少し得意なんじゃよ」
「ほんとですか!!」
「ああ、これもなにかのえんじゃ」
暫くして━━━━なにしちゃってんの~!!あり得ないよ、あったらバレちゃうよ。どうすんのじゃ、今更断れないし
「━━━さん、お爺さん」
「あ、ああなんじゃ」
「お爺さん、名前何て言うんですか」
「赤羽大助、大助が名前で、赤羽が苗字じゃ」
「ふぇぇもしかして赤羽さまは貴族の方でいらっしゃいますか」
ああ、そうゆう質問やっぱりあるんだな。
「それが記憶が曖昧でな、おもいだせないのじゃ。あとワシに様をつけるのはやめてくれ、なんとも恥ずかしくてのう」
「わかりました。私はレイルって言います。仲間からはレイなんて呼ばれてます。
ところでもしよければ私たちと町まで行きませんか。町に行けば誰かあなたのことを知っている人がいるかもしれませんし」
「いいのか」
「もちろんです!」
 
ラッキーだ。これで町まで簡単に行ける手段が手に入った。それに町に行けばなにかしら仕事があるだろう。今は位置文無しだからな、これではなにもできない。
「じゃあ、よろしく頼む・・・かな」
「はい!」
うん、なんか小動物みたいで可愛いな。癒される
「聖さ~ん、どこですか~」
「どこじゃ~」
「なかなか見つかりませんね」
「そうじゃな」
グルラァァ!!!
「なんじゃ!?」
「この声は・・・ハンマーピオン!?」
「あれ!」
ワシが指を指した方向に獣らしきものがさっきの聖という彼女を襲おうとしているのが見えた。
「聖ー!!
だめっ、ここからじゃ間に合わない。どうしよう」
『断裂』『転送』『重力結界━圧━』
大助は瞬時に獣を時空間魔法で近くまで呼び寄せると重力で圧迫し、押し潰した。
「聖さん!!」
レイルは直ぐにかけよって聖を抱き上げる。遠目から見た限りでも息があるのはわかった。
さて、そろそろ彼女の裸も堪能したことだし、風邪をひいては可愛そうじゃ。
大助は自分の肌掛けをかけてあげる。
「レイルさん、ここにいたらまた襲われるとも限らない。どこか少しでも安全な場所にいかないのう」
「そうですね。じゃあ仲間のいる場所まで案内します」
ワシは魔法で彼女を浮かせるとレイルについて行った。
どれくらい歩いただろうか、さっき洞窟から来たときよりも歩いていると思う。
━━━すると、近くから煙が上がっていた。
「あそこの下が私達がキャンプをしている場所です」
「おっ、どおだった。って聖!大丈夫か!」
「うん、赤羽さんが助けてくれたんだ」
「おおそうでしたか、ありがとうございます。俺の名前はガジルっていいます。なにかお礼を・・・」
 「いやいや、いいんじゃ。実はな━━━」
結局良心がかなり痛んだので、結局本当のことを話した。
「そうだったんですか・・・」
「本当にすまなかっのう」
「でもでも、助けてくれたのは事実ですし。それにほら、これ」
さっき倒したハンマーピオンだ。そんなに強くはなかったがかちがあるのだろうか、まぁこうゆうのは異世界なら魔石があるのがセオリーじゃが。
「ハンマーピオンじゃないか、甲羅はボロボロだがハンマーテールの部分は生きてるな。やったじゃないか!」
「これってそんなにいいものなのか」
「とんでもない、これ一匹で10日は贅沢して暮らせますよ」
「それがどれだけ凄いのかわからないがよかったのう」
「よかったなって・・・」
「お兄ちゃん、赤羽さんは記憶がないから」
ワシは驚いた様子でこちらを見てくる彼に1つ頷く。
「だからさ、町まで一緒にいってもらお。赤羽さん歳だけど強いよ」
「確かに、こいつを倒せるなら十分強いしな、わかった」
っと、そんな話をしているとちょうど彼女の目が覚めたようだ。
「・・・ここは」
「聖さん、大丈夫ですか」
「おっ聖起きたか、どうだ、体の調子は大丈夫か」
「ん~、覗き魔を倒そうとしたところまでは覚えてるんだが・・・んぐっ」
どうやどこか痛むようだ。
「大丈夫か・・・?」
「っ、あなたはあのときの」
「ああ、あのときはすまなかったのう」
彼女にも謝罪と言い訳のようだが説明をする。
「そうだったんですか、すみませんでした急に殴りかかったりして。危ないところを助けていただいたようでありがとうございます」
「いやいや、ワシの方こそ急にすまなかった。お礼を言われるような事はしてませんよ」
「いや、ハンマーピオンは私達では倒せなかった。どちらにせよ遭遇していれば私達は全滅していただろう。本当にありがとう」
この後彼女、聖の希望もあって洞窟に行くことが決定したがもう日が暮れるということもあって明日になり、夕食を食べていた。
「やっべ~ハンマーピオンの肉は美味いな!」
「うんうん、ほっぺた落ちちゃうよ」
「うむ、さすがに美味いな」
なんとあれは、肉まで食べられた。しかもこれがとても美味いときた。たとえるなら、そう豆腐のような。とても柔らかいのじゃ。しかも噛む度に肉汁が溢れてくる。 
まさに最高の逸品だ!ハンマーピオンの肉を食べ終えたワシらは就寝についた。本来は交代で見張るらしいのだがそこはほら、ワシの得意な重力魔法で結界を作って万事解決だ。
「じゃあ寝るか」
「お休み~」
「赤羽さん、腰は大丈夫か」
「聖さん、ありがとうなワシはほらこの通り大丈夫だ」
「いいな~レイもそれで寝たい!」
「無茶を言うな、あんな高等魔法ずっと使っているだけでもどれだけ大変か」
「ワハハハ、聖さん気遣いありがたいが平気じゃ。なんなら聖さんもやってみるか」
「わ~ありがとう」
「うむ、ではよろしく頼む」
「おめぇらだけずるいぞ!じいちゃん俺もやってくれ!」
「いいぞ、ほれっ」
「うっひょ~おもしれぇ」
「これこれちゃんと寝ろよ」
「お休みなさ~い」
「お休み」
「こりゃ寝られるかな」
この通り、ワシは皆と仲良くなることができた。なんというかおじいちゃんポジションなのが気になるが、まぁ孫かできたみたいで楽しいが。
こうして約一名ものすごく興奮していた奴もいたが最後には全員熟睡することができた。
ほんといろいろな事があった一日だった。
「おっはっはよ~!!」
「おめぇ朝からテンション高いな」
「だってだってすっごい疲れがとれてるんだもん。寝る場所一つでここまで変わるなんて、レイ感激だよ!感激だよ!」
「二回言う必要はないが確かに、赤羽さんのおかげでいつもよりも万全の状態に持っていけたのは確かだな。本当にありがとう」
「ありがとよ、じいちゃん」
本当に孫のようだ。だとすると、聖が長女でしっかりしたお姉ちゃんで、レイルが次女の危なっかしい妹、ガジルは手のかかる長男ってところか。なんか、面白いな。
「ガジル赤羽さんにじいちゃんとは失礼だろ」
「聖さん、いいよ。孫ができたみたいでワシも嬉しいからのう」
「そうですか」
「ほら、ちゃっちゃと洞窟に行こうぜ」
「ほらほらレッツゴーゴー」
暫く歩くとすぐに洞窟についた。どうやら洞窟とあそこはそこまで遠くはなかったようじゃ。
「じゃあ行くかのう」
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