ドラゴンテイマーになった僕は鶏を育てて暮らす。
12話 僕と飛竜軍団
ココナのおかげで王帝陛下に自信が戻ったところでスカイを呼ぶ
「これは!?」
「僕の相棒?です」
「いえ、私は主様の護衛兼愛竜です」
スカイが人形になって自己紹介をする
「って、最後のは嘘だろ」
「は、はは、頼もしい限りです。まさか天竜の護衛がいるとは」
スカイにも事のあらましを説明して王都まで送ってもらう
「そうゆうことでしたらここは私の部隊とヤルバーンの部隊で乗り込んだ方がより効果的かと」
「確かに」 
威圧すれば効果的かもしれない
「最後に、向こうについたら更にグラフロスと父の部隊も召喚すれば完全に掌握できる筈です」
「そうかな?それをするとぼくを王にとか言う声が上がりそうで怖いのだが」
「そしたら主様が王帝陛下を指名すればいいのです」
「そうか?」
「はい」
【眷族召喚】
魔方陣から無数の竜が現れる
「はっ、はっ、はっ、父上、僕は夢を見ているようです」
「奇遇だなワシもそう思っていたところだ」
流石に個の数の竜で王帝陛下がどこかの陽気なアメリカ人の様な笑い声をあげ始めた
「さて、行きますよ」
僕とマヤ、ココナはスカイに、サウランさんと王帝陛下はヤルバーンに乗った
「お願い」
そう言うと力強く羽ばたき出す。かなりのスピードで進み直ぐに王都近くまでやって来た。どうやら迷路でかなり進んでいると錯覚していたらしい
「スカイスピードを落として」
そう言うとゆっくりと地上からみえるように飛翔する。少しして外壁がみえ始める。どうやらパニックのようだ、兵士がわらわらと外壁の上と外に集まってきている
「僕は北條司!王帝陛下をお助けに来た!全員武器を捨てろさもなくばこの飛竜の軍団を持ってこの国を滅ぼしてくれる」
言い過ぎたかもしれない。まぁいいだろう。ついでに予定通りついかでグラフロスとブレイの部隊を呼ぶと全員武器をおろした
お城のテラスまで行き王帝陛下をおろし魔法で声が街全体に通るようにする
「クルシェント王帝国の民よ、反乱はここに終った。我に不満があるものもいるかれない。我は決して武芸が達者というわけではない。しかし我は武芸以外の事でこの国をより良く発展させて行きたい。どうかそのために皆の力を貸してくれ。この国がより良くなるために。クルシェント王帝国万歳!」
そう言うと街中からわっと歓声が上がった
「こんなこと許さん!」
そう言って奥の扉から現れたのはなんと執政のワルドさんだ
「お前が王帝など認めるわけにはいかない!今まで見てきて確信した。現状我らの敗けだがここでお前の首を取れば逆転だ」
「何を言ってるのですか!?」
王帝陛下は訳がわからないと言った感じだ。僕も訳がわからない。先代サウラン王帝陛下のときから良き執政として政治に関わってきた筈のワルドさんがなぜ反乱を起こすのか?
「何を言ってる?それはこっちの台詞だ!死ね」
そう言って剣を抜き魔法を纏わせる。どうやらワルドさんは魔法剣士か魔法戦士の職業を持っているみたいだ
とりあえず氷と岩の二重の防御魔法で攻撃を防いだ
「なぜです。ワルドさんがなぜ反乱など」
「北條様、私は王帝を倒した暁には貴方を王帝にするつもりでした。なぜだかわかりますか」
わかるわけがないしわかりたくもない
「貴方が強くお優しいからです。確かに王帝陛下は優しい。ですが北條様も王帝陛下と同じ優しさをもって今す。それでいて強い。
今この大陸の部族は一つになろうとしています。もしそれがなれば戦争になる。その時王帝陛下では役不足なのです」
「なぜ王帝陛下が戦場にでる必要はないでしょう」
「あります。戦に王帝がいるのといないのでは士気の上がりが全く違う」
確かにそうかもしれないそれでも王帝が強い必要はないと僕は思う
「わからないと言った様子ですね、仕方がありません。ですが私は必ず王帝陛下を殺し北條様を王帝にする!」
防御魔法が砕かれる。とっさに攻撃魔法をワルドさんに放った
「ぐふぇ」
ワルドさんが崩れ落ちる。横っ腹に魔法が刺さったのだ
「ここまでですか・・・北條様!この先必ずこの大陸の部族は纏まりこの国に攻めてきます。そのときはどうかこの国を――――――」
それだけ言い残してワルドさんは死んだ。結局この人もこの国が大切だったのだ。今回はたまたま意見が食い違ってしまった、ただそれだけけなのだ
「ワルド最後まで国のためを思った貴方の事は忘れません。必ずこの国を守ってみせます。ですからどうか私たちを見守っていてください」
そう言うと王帝陛下は目をつむり黙祷を捧げた
さて今回反乱を起こした人達も無事捕まり地下牢で一週間頭を冷やさせるそうだワルドさんさ死んでしまったが、流石に他の彼らを殺すわけにも行かないらしい
「さて、今回のことなんとお礼を言ったらいいか」
「気にしないで下さい。さっきも言った通り僕は僕の家族の、マヤの笑顔を守っただけですから」
「そうですか」
マヤは既に目が覚めて後ろ手悶えている
「はい、ですので報奨とかいいですから」
「そうですか」
大丈夫か?さっきからそうですかしかいってない気がするけど
「申し訳ない、今日は城で休んでいってくれないか」
「はぁ?わかりました」
案内されて部屋に行く。ほんとは帰りたかったがまあ別に明日になっても問題ないのでゆっくりとすることにした
「北條様王帝陛下がお呼びです」
「今行きます」
呼ばれてさっきのテラスに行く
「すまない、よく来てくれた。早速だが北條さんこの国を出てください」
はい?
「どうゆうことですか」
「北條さんは正直私たちの手に余るのです。強すぎて反乱の種になりかねない。そこでこの国を出て国を作って下さい」
「はい?」
いやいや、意味がわからない。国を出て国を作れ?何を言ってるんだこの人は
「突然の事で申し訳ないが、これが最善なのです。ですがお詫びに建国後は北條さん有利の条約を作ることを約束します。またこの国へは今まで通り来てくださって構わないのでお願いします」
う~ん、流石にこれは僕だけでは決められない
「すみません。返事を待って頂いてもよろしいでしょうか」
「それは構いません」
「では失礼します」
部屋を出る。まさかこんな事になるなんて、正直王になってもやれることは少ないと思う。とりあえずマヤとココナにも相談してみよう
「――――――と、言うことなんだけど」
「まぁ仕方ないわね」
「はい、私でもそう判断したと思います」
「そもそも、司が強すぎるのよね、ある程度強い臣下は必要だけど強すぎても手に余る。そのうちその人を担ぎ上げて革命だって話にならないとも言い切れないし」      
「そういうものなのか?」
「それにその話だと別に国を作ってもこちらに住んでも問題ないみたいですし、私はいいと思いますよ」
そうか、でも国を作るのは並大抵の労力じゃないと思うんだけど
「僕にできるかな」
「できますよ!」
「私たちがいるわ、司は座っているだけでも問題ないわ」
それはそれで問題だと思うけど、そうか、そうゆうことなら
「わかった。決めたよ王帝陛下のところへ行ってくる」
「これは!?」
「僕の相棒?です」
「いえ、私は主様の護衛兼愛竜です」
スカイが人形になって自己紹介をする
「って、最後のは嘘だろ」
「は、はは、頼もしい限りです。まさか天竜の護衛がいるとは」
スカイにも事のあらましを説明して王都まで送ってもらう
「そうゆうことでしたらここは私の部隊とヤルバーンの部隊で乗り込んだ方がより効果的かと」
「確かに」 
威圧すれば効果的かもしれない
「最後に、向こうについたら更にグラフロスと父の部隊も召喚すれば完全に掌握できる筈です」
「そうかな?それをするとぼくを王にとか言う声が上がりそうで怖いのだが」
「そしたら主様が王帝陛下を指名すればいいのです」
「そうか?」
「はい」
【眷族召喚】
魔方陣から無数の竜が現れる
「はっ、はっ、はっ、父上、僕は夢を見ているようです」
「奇遇だなワシもそう思っていたところだ」
流石に個の数の竜で王帝陛下がどこかの陽気なアメリカ人の様な笑い声をあげ始めた
「さて、行きますよ」
僕とマヤ、ココナはスカイに、サウランさんと王帝陛下はヤルバーンに乗った
「お願い」
そう言うと力強く羽ばたき出す。かなりのスピードで進み直ぐに王都近くまでやって来た。どうやら迷路でかなり進んでいると錯覚していたらしい
「スカイスピードを落として」
そう言うとゆっくりと地上からみえるように飛翔する。少しして外壁がみえ始める。どうやらパニックのようだ、兵士がわらわらと外壁の上と外に集まってきている
「僕は北條司!王帝陛下をお助けに来た!全員武器を捨てろさもなくばこの飛竜の軍団を持ってこの国を滅ぼしてくれる」
言い過ぎたかもしれない。まぁいいだろう。ついでに予定通りついかでグラフロスとブレイの部隊を呼ぶと全員武器をおろした
お城のテラスまで行き王帝陛下をおろし魔法で声が街全体に通るようにする
「クルシェント王帝国の民よ、反乱はここに終った。我に不満があるものもいるかれない。我は決して武芸が達者というわけではない。しかし我は武芸以外の事でこの国をより良く発展させて行きたい。どうかそのために皆の力を貸してくれ。この国がより良くなるために。クルシェント王帝国万歳!」
そう言うと街中からわっと歓声が上がった
「こんなこと許さん!」
そう言って奥の扉から現れたのはなんと執政のワルドさんだ
「お前が王帝など認めるわけにはいかない!今まで見てきて確信した。現状我らの敗けだがここでお前の首を取れば逆転だ」
「何を言ってるのですか!?」
王帝陛下は訳がわからないと言った感じだ。僕も訳がわからない。先代サウラン王帝陛下のときから良き執政として政治に関わってきた筈のワルドさんがなぜ反乱を起こすのか?
「何を言ってる?それはこっちの台詞だ!死ね」
そう言って剣を抜き魔法を纏わせる。どうやらワルドさんは魔法剣士か魔法戦士の職業を持っているみたいだ
とりあえず氷と岩の二重の防御魔法で攻撃を防いだ
「なぜです。ワルドさんがなぜ反乱など」
「北條様、私は王帝を倒した暁には貴方を王帝にするつもりでした。なぜだかわかりますか」
わかるわけがないしわかりたくもない
「貴方が強くお優しいからです。確かに王帝陛下は優しい。ですが北條様も王帝陛下と同じ優しさをもって今す。それでいて強い。
今この大陸の部族は一つになろうとしています。もしそれがなれば戦争になる。その時王帝陛下では役不足なのです」
「なぜ王帝陛下が戦場にでる必要はないでしょう」
「あります。戦に王帝がいるのといないのでは士気の上がりが全く違う」
確かにそうかもしれないそれでも王帝が強い必要はないと僕は思う
「わからないと言った様子ですね、仕方がありません。ですが私は必ず王帝陛下を殺し北條様を王帝にする!」
防御魔法が砕かれる。とっさに攻撃魔法をワルドさんに放った
「ぐふぇ」
ワルドさんが崩れ落ちる。横っ腹に魔法が刺さったのだ
「ここまでですか・・・北條様!この先必ずこの大陸の部族は纏まりこの国に攻めてきます。そのときはどうかこの国を――――――」
それだけ言い残してワルドさんは死んだ。結局この人もこの国が大切だったのだ。今回はたまたま意見が食い違ってしまった、ただそれだけけなのだ
「ワルド最後まで国のためを思った貴方の事は忘れません。必ずこの国を守ってみせます。ですからどうか私たちを見守っていてください」
そう言うと王帝陛下は目をつむり黙祷を捧げた
さて今回反乱を起こした人達も無事捕まり地下牢で一週間頭を冷やさせるそうだワルドさんさ死んでしまったが、流石に他の彼らを殺すわけにも行かないらしい
「さて、今回のことなんとお礼を言ったらいいか」
「気にしないで下さい。さっきも言った通り僕は僕の家族の、マヤの笑顔を守っただけですから」
「そうですか」
マヤは既に目が覚めて後ろ手悶えている
「はい、ですので報奨とかいいですから」
「そうですか」
大丈夫か?さっきからそうですかしかいってない気がするけど
「申し訳ない、今日は城で休んでいってくれないか」
「はぁ?わかりました」
案内されて部屋に行く。ほんとは帰りたかったがまあ別に明日になっても問題ないのでゆっくりとすることにした
「北條様王帝陛下がお呼びです」
「今行きます」
呼ばれてさっきのテラスに行く
「すまない、よく来てくれた。早速だが北條さんこの国を出てください」
はい?
「どうゆうことですか」
「北條さんは正直私たちの手に余るのです。強すぎて反乱の種になりかねない。そこでこの国を出て国を作って下さい」
「はい?」
いやいや、意味がわからない。国を出て国を作れ?何を言ってるんだこの人は
「突然の事で申し訳ないが、これが最善なのです。ですがお詫びに建国後は北條さん有利の条約を作ることを約束します。またこの国へは今まで通り来てくださって構わないのでお願いします」
う~ん、流石にこれは僕だけでは決められない
「すみません。返事を待って頂いてもよろしいでしょうか」
「それは構いません」
「では失礼します」
部屋を出る。まさかこんな事になるなんて、正直王になってもやれることは少ないと思う。とりあえずマヤとココナにも相談してみよう
「――――――と、言うことなんだけど」
「まぁ仕方ないわね」
「はい、私でもそう判断したと思います」
「そもそも、司が強すぎるのよね、ある程度強い臣下は必要だけど強すぎても手に余る。そのうちその人を担ぎ上げて革命だって話にならないとも言い切れないし」      
「そういうものなのか?」
「それにその話だと別に国を作ってもこちらに住んでも問題ないみたいですし、私はいいと思いますよ」
そうか、でも国を作るのは並大抵の労力じゃないと思うんだけど
「僕にできるかな」
「できますよ!」
「私たちがいるわ、司は座っているだけでも問題ないわ」
それはそれで問題だと思うけど、そうか、そうゆうことなら
「わかった。決めたよ王帝陛下のところへ行ってくる」
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