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ドラゴンテイマーになった僕は鶏を育てて暮らす。

ノベルバユーザー313493

5話 僕とマヤの事情

 「案外早かったわね」


 「マヤこそずっとここにいたの?」


 「たまには黄昏たい時だってあるの」 


 確かに


 「用はすんだ?」


 「あぁ、ありがとう」


 「そ、なら帰りましょ」


 「まってその前にこれ」


 蔵からさっき作ったアクセサリーを取り出してマヤに渡した


 「これって・・・手づくり?」


 「うん、不恰好かもしれないけど」


 「そんなことないわ」


 そう言うと直ぐに首にかけて見せた。渡しといてなんだけどあんまり似合ってないかも


 「ありがとう。大切にするわ」


 「・・・帰ろうか」


 マヤの魔法で森の屋敷に帰る


 「行ってくる」


 「うん。行っておいで」


 屋敷に戻るとその足でココナの部屋に行く


 「僕だけど入っていい?」


 「いいですよ」


 扉を開けてはいるとココナは椅子をこちらに向けて座っていた。後ろの机には何枚もの紙の束が置いてあった。恐らく魔法の研究をしていたのだろう


 「もう向こうの用事はおわったのですか?」


 「殆どね」


 「よかった、それでどうしたの?」


 「昨日プレゼントを渡せなかったからこれをね」


 そういって蔵から赤い包装紙でラッピングされた物を渡す。実はこれは別料金だったがあのお店でやってもらえたのだ。5万クルシェン、なかなかの出費だった。ただ紙の希少性と柄などからいい買い物が出来たと僕としては満足している


 「開けてみてもいいですか?」


 「もちろん」


 ココナは包装が破けないようにそっと剥がしていく


 「可愛い。ありがとうございます」


 「気に入ってもらえて良かった」


 「どこで買ったんですか?」


 「それはお店で僕が作ったんだよ。たまたま路地裏にそうゆうお店があってね。これがいいかなって思ったんだ」


 「それならいっそう大切にしなきゃですね」


 そう言うとそっと箱にしまう


 「僕としては使って―――――――いや、それより遅くなってごめん」


 「いえ、いいですよ。今のと昨夜ので満足しましたから」


 「そっか、でもこんど二人だけでデートしよう」


 「それは楽しみにしておきます。その・・・とっても言い辛いんですけど、昨日のあれ貰えますか?」


 昨日のあれって言うと・・・あぁ


 「これでいい?」


 「はい、そのありがとうございます」


 「やりたいなら我慢しなくても良いんだけど、言ってくれればいつでも相手するし」


 「そんなこと私から言えるわけないじゃないですか!」


 それもそうか、今度からは定期的にそうゆうこともした方が良いのかもしれない。僕はあまりそうゆう衝動はないんだけど・・・ってかそれってヤバイのでは?


 「確かに、ごめん。じゃあまた今度相手してくれる?」


 「はい」


 話に区切りがついたところでマヤが部屋にやって来た。マヤは部屋に入ってくると目敏くココナの手にある物を見つけたがスルーする


 「部屋に入るときはノックしてください!」


 ココナはすぐさま手に持ってるものを体の後ろに隠すと抗議する


 「ごめんごめん」


 「も~」


 口を膨れさせて唸るココナが可愛い


 「そうだ後ろになに持ってるの?」


 「え?」


 結局聞くのかよ!入ったときに聞かなかったから触れないのかと思ったけど


 「いや何も持ってないけど」


 「ほんと?」


 唇が触れそうな程近づいて尋ねる


 「ほんとです!」


 「そっか。司、私も同じやつ欲しいわ」


 「誕生日になったらね」


 「今日がその誕生日なんだけど」


 「え?ほんと?」


 「はい。ほんとですよ」


 マジですか・・・じゃあ今朝のはそうゆうことでもあったのか


 「わかった。待っててくれ作ってくるから」


 材料がないのでまた取りに行かなければいけない。マヤのは特大サイズにしてやろう


 「わかったわ」


 屋敷を出て樹を探す。見つけると昨日と同じ手順で特大サイズ直径六センチ、長さ20センチのやつを作ってやった
 ってかこれはやり過ぎた気がする。一応ココナのと同じサイズの物も作っておく


 「もしかしてこの世界にはこうゆうのないのかな」


 もしかしてこれを売ったら儲かるのではという考えが脳裏によぎる 


 「まぁこれはいつかお金が必要になってからだな」


 作った物を蔵にしまい屋敷に帰る


 「ただいま』


 「お帰り早かったわね」


 「まあ一回作ったことがあるやつだし材料さえあればね」


 「なるほどね、そういえばさ司の誕生日はいつ?」


 「僕は―――――」


 いつだろう。日本にいたいた頃の誕生日は10月27だったけど、一応僕はこの世界に転生してきているわけでこちらでの誕生日がある筈だが


 「どうしたの?」


 「いや、マヤにはまだ言ってなかったけど実は僕には1年半より前の記憶がないんだ。だなら誕生日がわからなくて」


 「そうだったの・・・そのごめんなさい。でもそしたら司の誕生日を作らなきゃね、今日は私と被るから―――――明日にしましょ、そうすれば三人連続なんか凄いと思わない?」


 「確かに」


 そっか、僕の誕生日は明日か、一瞬ココナと出会った日でも言いかと思ったけどそれだとマヤに悪いし良いだろう


 「さて、今日の夕食は私の好きなものだらけにしてもらったから」


 「そりゃよかったじやん。楽しみだな」


 今日の夕食は昨日よりゆっくりと食べた。牡蠣と浅利入りのクリームスープパスタにニンニクの聞いた野菜炒めに山芋の煮物となんだか凄い元気になりそうな食材が並んでいた


 「じゃあ僕はお風呂に行ってくるから」


 「まって、一緒に入らない?」


 「いや、無理でしょ」


 「大きい方じゃなくて屋敷にある小さい方」


 あぁ、確かにあるけど、まぁいいか


 「じゃあ行こうか」


 風呂場に行き鍵をかける


 「どうしたの?」


 「なんというかこう、ベッドの上じゃなくなると途端に恥ずかしくなるやつが―――――」


 「はぁ?何を今さら」


 「だって・・・」


 マヤはココナと違ってその大きいくて、しかも薄いから服を脱ぐと全て見えてしまうのだ。だから家のなかで彼女の水着を見させられたときの嬉しいような恥ずかしい感覚が襲ってくるのだ


 「私先に入ってるから早く来てよ」


 そういって中のもう一枚の扉を開けて入っていく。僕も覚悟を決めて中にはいる。中にはもちろん一糸纏わぬ産まれたまま?の姿のマヤが座って待っていた。横の桶には泡が一杯に入っている


 「そこに座って」


 「わかった」


 促されるままに椅子に腰をかける


 「おっふ」


 背中に柔らかいものが押し付けられ泡のふしゅふしゅとした感覚が広がっていく。


 「マヤ!?」


 「どうですか?」


 どうですかって・・・マヤの腕が背中から前に流れていく。そして上下に動く


 「き、気持ちいいです」


 「それは良かったです」


 マヤも緊張しているみたいで証拠に言葉遣いが丁寧なものに変わっている


 「反撃!」


 マヤのボールドかれ抜けると素早く後ろに回り泡を手一杯に持って背中を撫でるように洗う


 「はぁぅっ!ちょ、急にやめ・・・やめてください」


 「やだ」


 マヤの表情がどんどんと蕩けて行く。可愛いからやめたくない。手を前に回し下の方からこねくりまわすように洗うと手を更に下に持ってく


 「今は―――――はぁぁん!」


 マジでっか、手に少し粘着質な液体が纏わりつく


 「そんなに睨まないで」


 「お仕置きです」


 柔らかいもので挟み上下運動を始める。あっこれって肝心のところが骨に当たって少し痛いんだ、なんて思うも必死にやってるマヤが可愛いのでもう少し言わないでおく


 「なんで~」


 なかなか僕がいたらないので痺れを切らしてポカポカと叩いてくる


 「実はそれあんまり良くないから」


 「え!?」


 ガーンという効果音が聴こえそうな程あからさまにガッカリとした表情を見せる


 「よいしょっと」


 「はぇ?」


 マヤを抱き上げると下ろしてお風呂に入る


 やっぱり少し狭い


 けれどそのおかげでより密着していい夜を過ごした


 

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