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ドラゴンテイマーになった僕は鶏を育てて暮らす。

ノベルバユーザー313493

2話 僕と家

 「スカイについて話があるの」


 マヤからその言葉がでた瞬間ドキリとした、思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになる


 (これはさっきの事を話さなきゃかな)


 「確証はないんですけど――――――いやスカイさんは司さんに恋してます」


 「しかもかなり本気でね、メイド服も主様が喜ぶならと張り切ってたし」


 なるほど、ヤルタさんが入れ知恵しただけではないということか


 「その事についてなんだけど」


 今聞いた事も含めてさっきあった事を話した


 「なるほど、思ったよりも早いわね」


 「もう少し堪えられると思ったんですけど」


 「仕方ないんじゃない、ココナなんて秒だったし」


 「なっ!?私はずっと前から我慢してましたけど!!そんな事を言ったらマヤなんて付き合ってもないのに夜這いをかけるとかあり得なくないですか!?」


 なんか言い合いが始まったのでそっと部屋を出る。何はともあれ今回の事で3人が不仲になるということはないようで安心した


 「旦那様お疲れ様です」


 しれっと全ての元凶のヤルタさんが登場する


 「僕何かヤルタさんを怒らせるようなことしましたか」


 「いえ、何もされてませんが、むしろ毎日を楽しく過ごしていただいております」


 「それは良かったです。では火に油どころかニトログリセリンを入れるような事はやめてもらえますか」


 「はて?ニトログリセリンといつのが何かはわかりかねますがかしこまりました」


 部屋に戻る。明日もやることが沢山だ


 カーテンを開け太陽の光を部屋いっぱいに取り込む。朝食をとりスカイに牧場に飛んで貰う。数十秒でついてしまった


 「竜が―――――」


 そう言うとメラさんが気絶してしまう。やってしまった


 「主様」


 「大丈夫」


 念力で浮かして近くの木陰におろす


 「さて今のうちに追加で働いてくれる竜を呼ぶかな。スカイ人化が上手くて真面目に働いてくれそうな竜はいる?」


 「私の配下にはまだ、父ならいると思いますが」


 「わかった」


 【我眷属達よ我声に応じ我の元に現れよ!眷属召喚ブレイ】


 「主様お久しぶりでございます」


 「久しぶり、早速で悪いんだけど人化が上手くて真面目に働いてくれそうな竜はいないか?」


 「何頭かおります。では直ぐに呼びましょう」


 もう一度ブレイの頭に触れながら眷属召喚を行う


 「「「「お呼びでしょうか、主様」」」」


 「早速だが今日からスカイと共にここで働いて貰いたい。これは竜の食糧問題を解決するための大切な仕事だ。心してかかってくれ」


 「「「「はっ!かしこまりました」」」」


 それからまた紹介のときに失神するメラさんだったがそれ以外は無事問題もなく全て恙無く事はすすんだ


 「そしたら僕は帰りますのでよろしくお願いいたします」


 「わかったよ、心強い用心棒件働き手もいることだし頑張るよ」


 「皆も宜しく頼むよ、終わったらスカイと一緒にうちに来てくれ」


 「「「「かしこまりました」」」」


 家に帰るとマヤに頼んで王都に向かう。温泉卵を売る店を探すわけだ


 「正直屋台みたいなところでいいんだよな」


 「そうなの?結構見た目とか大事だと思うけど。それとついでだし家を買いましょ」


 「そうだね、確かに必要かも」


 一応公爵という地位になったわけだし何かに使うこともあるかもしれない。ここに呼ぶ竜達の家にするのでもいい、公爵が王都に家を持たないというのは外聞も良くない


 「その辺もあわせて探そうか」


 この国の不動産は全て国が管理している。つまり独占状態なのでかなり高い。そしてほぼ全て中古物件だ。立て替えたらとんでもない額なのでみんな中古を使うのだ
 買える場所は貴族街と商業区にそれぞれあり貴族が使うのは基本貴族街の方だ


 「これは北條様よくお越しくださいました。こちらへどうぞ」


 案内されるがまま個室へ向かう。出された紅茶を一口飲む。さすが貴族を相手にしているだけあってとてもいい香りだ


 「こちら物権のファイルです」


 そういわれて絵と共に場所、築年数、内装について書かれた紙を受け取りみる


 「どう選べばいいんだろう」


 「う~ん、公爵なんだしとにかく大きい方がいいんじゃない」


 「それだけじゃダメでしょ」


 「だって私だって家なんて買ったことないし」


 とりあえず大きくて、あとは広いとテラスと広い食堂、あと広い倉庫かな
 ペラペラとめくりながらそれとあった条件の物を複数チェックしておく


 「これの中のどれかでどう?」


 そう言うとペラペラと確認してその中から幾つかをチェックして返してきた


 「これをみてみたいんですけどよろしいですか」


 「かしこまりました。今すぐ向かわれますか」


 「はい」


 「かしこまりました。では私についてきてください」


 入ったところとは違う扉から出ると外には馬車が用意されており僕達が乗り込むとあるきだした


 「ではこちらが一件目です」


 見た目はいい感じだ。庭も手入れが行き届いていていいふいんきだ。案内され中に入るテラスもかなり広い皆でBBQもできそうだ。部屋も広いしいい感じだと思う


 「良いわね」


 「そうだね、いいですか」


 「はい」


 「ここでは過去に殺人のような事件はありましたか」


 「はい、前の家主は妻に刺されてお亡くなりなったと」


 「アウト」


 完全事故物件じゃん。最悪これはないわ


 「次のところをお願いできますか」


 次にやって来たところは庭はなく玄関まで舗装された石の道があるだけだ。中も思ったよりも広くなく却下だ


 その次に行った場所はどこか見たことがあるような、そう○ン・トラップさんのお屋敷のような見た目だ。中に入ってみてもまんまだった。たしかに、テラスも食堂も倉庫も広いけど


 「あのここの持ち主はもしかして反政府運動か何かを行ってどこかに逃げたとかじゃないですか」


 「よくご存じで。確かに前の家主は数日前に夜逃げをしたと、そこで売りに出されています」


 そんなところまで一緒なのか


 悪くはないけど、悪くはないんだけど――――――却下だ


 「どうでしょう次が最後になりますがこれまででいい場所はございましたか?」


 「そうですね、さっきのはまあまあ良かったです」


 部屋数が心もとないけど


 「それは良かった、到着しました」


 「酷いわね」


 「あぁ」


 聞こえないようにそう話す。庭は広いのだがとにかく何もない、雑草が延び放題なのだ。そのなかを進み厳寒をあける中はひどい吹き抜けになっていて解放感がある。2回に上がると広いテラスがあった。部屋数も25といい感じだ。倉庫もかなり広い。悪くはない感じだ


 「これは無いわね」


 「そうかな、庭はあれだけど中は良かったし」


 「そうだけど庭は家の顔、それが困難じゃ全然ダメよ」


 「そこはほら、自由にいじれるって事で」


 「そうゆうことならいいけど」


 「どうでしょう」


 「ここでお願いいたします」


 「ありがとうございます」


 お店に戻り契約書にサインをし1兆クルシェンを払う、1兆だ、とんでもない額だがそれでも庭の分を差し引いて安い方なんだとか。それと無事お店も買えた、商業区で貴族街よりの一等地を買った


 「またのお越しをお待ちしております」


 

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