ドラゴンテイマーになった僕は鶏を育てて暮らす。
15話 僕と飛竜隊
「とかいって襲うのはよしてくれよ」
「そんなことは天竜の誇りに誓ってしないそうです」
そういうことなので刀をしまう。かなり危なかったが無事勝てた。一瞬とはいえ七重の身体強化はやはり堪える
「クウトァァァ」
そう鳴くと天竜か頭を下げた来た
「は?」
「テイムして欲しいと申しております」
「凄い!伝説級の竜をテイムとかとんでもないないわよ」
「そうですよ!これは歴代最強の英雄間違いなしですよ!」
いや、そう言われても。そもそもそんな簡単にテイムできたらドラゴンテイマーとか最強職になるじゃないか、竜は知能が高くてテイムしにくいからドラゴンテイマーがあまり驚異に見られないがこんな簡単にテイムできたらドラゴンテイマーをめぐって戦争が起きてしまう
【テイム】
とりあえず本人の希望なのでテイムはしたけど
「これからよろしくお願いいたします」
「ああよろしく。だがなぜテイムしてくれなんて言ったんだ?」
「私達竜は強き者に従うのです。天竜である私の一騎討ちに応じたこと、死の間際でも諦めず、そして仲間の攻撃をわざと防いで約束を守ろうとするその姿勢、更には仲間を一体も殺さなかった。それらを総合して考えれば真に強きあなた様にテイムされたい、使えたいと考えるのは当然かと」
そう言うものなのだろうか?それに天竜以外は死ななかったのはたまたまなのだが。あとテイムして気がついたがこの天竜は成竜だった。まぁそうじゃなかったらあの強さは怖すぎるが
「そういうことならこれからよろしく」
「はっ!私の忠誠は主様とその子孫が真の強さを失うまで絶えぬことでしょう」
それは頼もしい事だ
「僕もなるべく愛想尽かされないように頑張るからこれからよろしく。さて君の名前だけど、スカイだ」
「はっ!喜んで拝命させて頂きます。お願いがあるのですがよろしいでしょうか」
「僕にできることならね――――――――――」
「で、何故こうなった」
目の前には総勢24体の竜が並んでいる。全てさっき撃ち落とした竜達だ。スカイのお願い、それは他のドラゴン達もテイムしてくれというものだったのだ
「壮観ね」
「はい、これはなんというか個人の戦力としては強すぎるような」
「僕もそう思うけど」
実際、災害級にもなる飛竜が23体そのうち属性竜が3体、そして天災級にも届く天竜が1体とんでもない戦力だ、人間の軍隊にしたら精鋭75万人にも及ぶ
「主様我らが住み家へ御案内したいのですが少々ここでお待ちいただいてもよろしいでしょうか」
「そこまで気を使わなくてもいいけど、ありがとう。頼むよ」
「では見張りにガルラ達他の者を残して置きますがゆへ何かありましたらそのもの達に伝えてください」
ガルラとは地属性の竜でこのグループのナンバー2なんだそうだ、ナンバー3は雷属性のライデン、ナンバー4は火属性のバーンだ。
ガルラは忠臣といった感じだがどこかココナににてドジなところがある。
ライデンは無口だ。「あ」とか「うん」とかしか言わない。
バーンはかなり乱暴で粗野な感じだが優しく面倒見がいいやつだ。回復魔法が使えて傷ついたやつらを治していた
「わかった。ガルラ頼んだぞ」
「かしこまりました」
「そういえばガルラ達はご飯どうしてんだ?こんな山だ動物なんていないだろ?」
「そんな事もございませんよ、我らはクローンゴードを育ててるので問題ないのです。それに食事は月に1度も食べれば十分ですから」
「なるほど、ドラゴンって結構燃費いいんだな。でもじゃあなんで人間を襲うのがいるんだ?」
「そうですね、享楽でやるものもいればクローンゴードも限りがありますので食べられなかったやつが仕方なく狩るとかですかね」
クローンゴードってくらいだからいっぱいいるのかと思ったけど案外食料問題は深刻なのかもしれない。少なくともそこを解消できれば襲われる人間も減るのかもしれない
「なんとかしなくちゃな」
「そうして頂けると助かります。我々も問題にしてまして、しかしクローンゴードの餌にも限りがあり。そう簡単に増やせないのが現状なのです」
なるほどそうして暫くするとスカイが帰って来た
「準備が整いました。どうぞ私の背中に乗ってください」
スカイよく見るとスカイの鱗は透き通っていてなかなかに綺麗だ
「では行きます」
イボルブよりも力強い羽ばたきだ。それに何かに固定されている感じがある
「スカイ、何か魔法を使ってるのか」
「はい、主様と奥方様が落とされないようにすこしばかり自分に引き付ける魔法をかけています」
それって重力魔法って事だろうか
「それって自分以外にも使えるんですか」
やっぱりココナも気になったみたいだ
「私は自身にしかかけられませんが父上や長、曾祖父様ならできます」
マジか!?
「ですがこの魔法は竜、しかも天竜にしか使えませんがなぜ」
え?それって
「スカイあとで見て欲しいものがあるんだ」
「わかりました?」
それから暫く飛んでいくと結構な大きさの窪みが見えたそしてそこに降りていく
「どうぞ」
「ありがとう」
降りるときに尻尾を滑り台のようにしてもらって滑って降りた。ちょっと子供の頃に戻ったようで楽しかった
「それでこれなんだけど」
「これは?」
「「「・・・」」」
「どうされましたか」
「どうされましたじゃねぇよ!どうして、え!?人?」
「あぁこれですか、流石にあのままだとよくみえなくて」
そうスカイが人になったのだ。いや変化したと言ったほうがいいのかもしれない。しかも完全な人ではなく体には鱗がみえる竜人といった風体になったのだ
「スカイ、お前人になれたのか?」
「はい、もちろん。竜は基本的に上手い下手はありますができますよ」
「てことはガルラも、バーンもか?」
「はい」
「おぅ」
マジか
「でもこの体だと燃費が悪くて」
「なるほど」
そんなものなのか、それでも実は気がつかないだけで実は街にも竜がいた可能性があるということか
「それでどうだった?」
「すみません、わかりませんでした。でも長ならわかるかもしれません」
長か
「長に会うことは、ってか大丈夫ですか」
「厳しいですね、竜は実力至上主義しかも長は天竜でありながらこの世界の始まりから生きている最も古き竜です。勝負にすらならないでしょう」
最も古き竜か、スカイですら苦戦したのだ勝てる見込みはゼロだな。それに強さは一つじゃない。何も勝負だけが強さを示す方法じゃないということはスカイからも聞いた
「それでも連れていってくれ」
「かしこまりました、確認をとって参ります」
そう言うとスカイが飛んでいく。数秒もしないでスカイの姿が見えなくなった
「速いな。スカイが帰ってくるまで少し仮眠でもとるか」
「私も、まだ少し寝たりないし」
テントを出すと結局三人で寝ることになった
「主様」
「どうした」
「お休みのところ失礼します。長からいつでも来ていいと許可がおりました」
スカイに起こされると外はすっかりと日が落ち真っ暗になっていた
「ありがとう明日になったら出発するからそれまでは休んでて」
「かしこまりました」
日が昇る。今朝の朝食は昨日夕食を食べなかった事もあり少しだけ多かった。スカイの背中に乗ること数時間後それは見えてきた。遠目からでもわかるほどの巨大な竜、恐らくあれが最も古き竜だろう
「はじめまして――――――――」
そう言おうとした瞬間隣を残像が過る。みるといつの間にか竜の手にはココナとマヤが握られていた。そして
『久しぶりの人間だな』
そう言うと二人を飲み込んだ
「そんなことは天竜の誇りに誓ってしないそうです」
そういうことなので刀をしまう。かなり危なかったが無事勝てた。一瞬とはいえ七重の身体強化はやはり堪える
「クウトァァァ」
そう鳴くと天竜か頭を下げた来た
「は?」
「テイムして欲しいと申しております」
「凄い!伝説級の竜をテイムとかとんでもないないわよ」
「そうですよ!これは歴代最強の英雄間違いなしですよ!」
いや、そう言われても。そもそもそんな簡単にテイムできたらドラゴンテイマーとか最強職になるじゃないか、竜は知能が高くてテイムしにくいからドラゴンテイマーがあまり驚異に見られないがこんな簡単にテイムできたらドラゴンテイマーをめぐって戦争が起きてしまう
【テイム】
とりあえず本人の希望なのでテイムはしたけど
「これからよろしくお願いいたします」
「ああよろしく。だがなぜテイムしてくれなんて言ったんだ?」
「私達竜は強き者に従うのです。天竜である私の一騎討ちに応じたこと、死の間際でも諦めず、そして仲間の攻撃をわざと防いで約束を守ろうとするその姿勢、更には仲間を一体も殺さなかった。それらを総合して考えれば真に強きあなた様にテイムされたい、使えたいと考えるのは当然かと」
そう言うものなのだろうか?それに天竜以外は死ななかったのはたまたまなのだが。あとテイムして気がついたがこの天竜は成竜だった。まぁそうじゃなかったらあの強さは怖すぎるが
「そういうことならこれからよろしく」
「はっ!私の忠誠は主様とその子孫が真の強さを失うまで絶えぬことでしょう」
それは頼もしい事だ
「僕もなるべく愛想尽かされないように頑張るからこれからよろしく。さて君の名前だけど、スカイだ」
「はっ!喜んで拝命させて頂きます。お願いがあるのですがよろしいでしょうか」
「僕にできることならね――――――――――」
「で、何故こうなった」
目の前には総勢24体の竜が並んでいる。全てさっき撃ち落とした竜達だ。スカイのお願い、それは他のドラゴン達もテイムしてくれというものだったのだ
「壮観ね」
「はい、これはなんというか個人の戦力としては強すぎるような」
「僕もそう思うけど」
実際、災害級にもなる飛竜が23体そのうち属性竜が3体、そして天災級にも届く天竜が1体とんでもない戦力だ、人間の軍隊にしたら精鋭75万人にも及ぶ
「主様我らが住み家へ御案内したいのですが少々ここでお待ちいただいてもよろしいでしょうか」
「そこまで気を使わなくてもいいけど、ありがとう。頼むよ」
「では見張りにガルラ達他の者を残して置きますがゆへ何かありましたらそのもの達に伝えてください」
ガルラとは地属性の竜でこのグループのナンバー2なんだそうだ、ナンバー3は雷属性のライデン、ナンバー4は火属性のバーンだ。
ガルラは忠臣といった感じだがどこかココナににてドジなところがある。
ライデンは無口だ。「あ」とか「うん」とかしか言わない。
バーンはかなり乱暴で粗野な感じだが優しく面倒見がいいやつだ。回復魔法が使えて傷ついたやつらを治していた
「わかった。ガルラ頼んだぞ」
「かしこまりました」
「そういえばガルラ達はご飯どうしてんだ?こんな山だ動物なんていないだろ?」
「そんな事もございませんよ、我らはクローンゴードを育ててるので問題ないのです。それに食事は月に1度も食べれば十分ですから」
「なるほど、ドラゴンって結構燃費いいんだな。でもじゃあなんで人間を襲うのがいるんだ?」
「そうですね、享楽でやるものもいればクローンゴードも限りがありますので食べられなかったやつが仕方なく狩るとかですかね」
クローンゴードってくらいだからいっぱいいるのかと思ったけど案外食料問題は深刻なのかもしれない。少なくともそこを解消できれば襲われる人間も減るのかもしれない
「なんとかしなくちゃな」
「そうして頂けると助かります。我々も問題にしてまして、しかしクローンゴードの餌にも限りがあり。そう簡単に増やせないのが現状なのです」
なるほどそうして暫くするとスカイが帰って来た
「準備が整いました。どうぞ私の背中に乗ってください」
スカイよく見るとスカイの鱗は透き通っていてなかなかに綺麗だ
「では行きます」
イボルブよりも力強い羽ばたきだ。それに何かに固定されている感じがある
「スカイ、何か魔法を使ってるのか」
「はい、主様と奥方様が落とされないようにすこしばかり自分に引き付ける魔法をかけています」
それって重力魔法って事だろうか
「それって自分以外にも使えるんですか」
やっぱりココナも気になったみたいだ
「私は自身にしかかけられませんが父上や長、曾祖父様ならできます」
マジか!?
「ですがこの魔法は竜、しかも天竜にしか使えませんがなぜ」
え?それって
「スカイあとで見て欲しいものがあるんだ」
「わかりました?」
それから暫く飛んでいくと結構な大きさの窪みが見えたそしてそこに降りていく
「どうぞ」
「ありがとう」
降りるときに尻尾を滑り台のようにしてもらって滑って降りた。ちょっと子供の頃に戻ったようで楽しかった
「それでこれなんだけど」
「これは?」
「「「・・・」」」
「どうされましたか」
「どうされましたじゃねぇよ!どうして、え!?人?」
「あぁこれですか、流石にあのままだとよくみえなくて」
そうスカイが人になったのだ。いや変化したと言ったほうがいいのかもしれない。しかも完全な人ではなく体には鱗がみえる竜人といった風体になったのだ
「スカイ、お前人になれたのか?」
「はい、もちろん。竜は基本的に上手い下手はありますができますよ」
「てことはガルラも、バーンもか?」
「はい」
「おぅ」
マジか
「でもこの体だと燃費が悪くて」
「なるほど」
そんなものなのか、それでも実は気がつかないだけで実は街にも竜がいた可能性があるということか
「それでどうだった?」
「すみません、わかりませんでした。でも長ならわかるかもしれません」
長か
「長に会うことは、ってか大丈夫ですか」
「厳しいですね、竜は実力至上主義しかも長は天竜でありながらこの世界の始まりから生きている最も古き竜です。勝負にすらならないでしょう」
最も古き竜か、スカイですら苦戦したのだ勝てる見込みはゼロだな。それに強さは一つじゃない。何も勝負だけが強さを示す方法じゃないということはスカイからも聞いた
「それでも連れていってくれ」
「かしこまりました、確認をとって参ります」
そう言うとスカイが飛んでいく。数秒もしないでスカイの姿が見えなくなった
「速いな。スカイが帰ってくるまで少し仮眠でもとるか」
「私も、まだ少し寝たりないし」
テントを出すと結局三人で寝ることになった
「主様」
「どうした」
「お休みのところ失礼します。長からいつでも来ていいと許可がおりました」
スカイに起こされると外はすっかりと日が落ち真っ暗になっていた
「ありがとう明日になったら出発するからそれまでは休んでて」
「かしこまりました」
日が昇る。今朝の朝食は昨日夕食を食べなかった事もあり少しだけ多かった。スカイの背中に乗ること数時間後それは見えてきた。遠目からでもわかるほどの巨大な竜、恐らくあれが最も古き竜だろう
「はじめまして――――――――」
そう言おうとした瞬間隣を残像が過る。みるといつの間にか竜の手にはココナとマヤが握られていた。そして
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