詩集 ツキアカリ
andante
音のように揺れる気持ち
揺れるたびに光っていく
上から降ってくるまばゆい何か
何かが僕らを奏でさせる
その何かで照らしてくれ
僕らのいく道帰る道を
その何かで照らしてくれ
僕らの前へと進む気持ちを
速足になってもテンポが狂ってもいい
歩くような速さでいこう
自分のリズムをもって
心の中でとなえよう
ワントゥースリー、ワントゥースリー
焦ってもいい
最後に歩けば
とてつもなく遅れてもいい
最後に揃えば
大切なのはアンダンテ
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