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異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

第六話 後片付け


《残りは前衛だけ!》

後衛の魔術師を片付けた嵩樹は前衛へと駆けて行く

「タンクは奴を止めろ! バスターは俺に合わせろ!」

指示を受けた男たちが動き出す

まず出てきたのは盾を装備した集団だった

「そんなもんで、、、止められると思うなー!!」

嵩樹を迎え撃とうと盾を構えていた男たちに槍を一閃する

「グワァ!」

盾で攻撃を受けた男たちが吹き飛ぶ

「クソ! 聞いてた話と違うぞ、、、あのクソ貴族目!!!」

立てた作戦のことごとくを力技でねじ伏せる嵩樹にリーダーの男が叫ぶ

《貴族か、、、厄介な事になりそうだな とにかくあの男から話を聞き出した方が良さそうだ》

男の言った内容から厄介ごとを感じた嵩樹は話を聞き出すために捕まえることにした

「いい加減にくたばれや!!!」

リーダーの男が残りの手勢と共に突っ込んでくる

《終わったな》

「フッ!」

突っ込んできた男たちを槍の穂ではなく石突の部分で殴って昏倒させる

「がぁ」

襲ってきた男たちは一人残らず地面に転がっていた

「さてとどうすっかなこれ、、、」

改めて惨状を見回して後処理をどうするか頭を悩ませる

《貴族が絡んでるとなると衛兵は信用できないよな、、、》

今回の襲撃の裏に貴族がいる可能性を考え衛兵に通報するのはやめる

《となると、ギルドか》

「よし!」

やるべきことが決まった嵩樹はさっそく行動に移す

「よいしょっと」

ひとまずリーダーと思われる男と数人を担いでギルドを目指す



「なんだあいつは、、、」

「やめとけ、何されるかわからんぞ」

ギルドまでの移動中 衆目の目にさらされる

《これだと衛兵も来るよな、、、急いだ方が良さそうだ》

嵩樹はギルドへの道を急ぐのであった



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襲撃の裏には貴族の影が! どうする嵩樹君!!!










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