異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

第五話 襲撃


嵩樹の周りを囲っている男たちは20人ほどいた

《この数を抜けるのは無理か、、、》

男たちはじりじりと距離を詰めてくる

《前衛は直剣が5人 片手剣と盾が6人 後衛は杖が7人と短剣が2人、、、杖を持った奴は魔術師だよな 後衛から潰すか》 

方針を決めた嵩樹は相手より先に動くことにした

「ミーティア!」

「アーティファクトだ 気をつけろ!」

嵩樹がいきなり何もない空間から槍を呼び出したことに、リーダーと思われる男が警戒を発する

「襲撃したってことは、殺されても文句はないよな!」

そう言って走り出した

「来るぞ!」

「はぁー!」

突っ込んで来る嵩樹を迎え撃つためにそれぞれが獲物を構える

「フッ!」

前衛の直前で槍を地面に押し付け棒高跳びの要領で飛び越える

「な!?」

「気を付けろそっちに行ったぞ!」

「遅い!」

抜かれた前衛が注意を促すが、既に嵩樹は後衛に向けて槍を振り下ろしていた

「がぁ」

《一つ!》

「くそったれ!」

後衛にいた短剣使いが一気に距離を詰めてくる

「ハア!」

短剣の間合いに入る前に槍のリーチを生かして薙ぎ払う

「ぐぁ」

「がは」

《三つ!》

「ファイヤーボール!」

「アイスランス!」

詠唱の魔術師が次々と魔法を撃ってくる

「セイヤァ!!!」

槍を回転させることで魔法を弾き飛ばす

「なに!?」

「そりゃあ!」

魔術師の一団に突っ込んでいく

「がぁ」
「ぐふ」
「どが」

《九つ!》

一気に後衛を蹴散らす

《残りは前衛だけ!》

後衛を片付けた嵩樹は前衛へと駆けて行くのであった



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久々の戦闘シーンです、、、戦闘描写が下手ですみません(TT)












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