異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく
第十話 異世界の結婚式
「お兄ちゃん結婚式はどうする?」
「あれ、この国では村長とかに報告したら夫婦になれるんじゃないの」
シャーロットの言葉に嵩樹が聞き返した
「ふつうはそれでいいけど、ぼくこれでも偉いから結婚式しとかないと周りが五月蠅いんだよね」
「そういうものか」
権力には何かとしがらみがあるのだと納得するのであった
《それに結婚式でしっかりと周知すればロリコンどもも寄ってこれなくなるし》
「結婚式って何をすればいいんだ?」
「ほとんど前世と同じだよ 親しい人とかお世話になった人を招待するの、後は領主様とか他のギルドの人とかも来るけど」
異世界の結婚式と聞いて何をするのかと思ったが前世と同じと聞いて安心する
《領主様も来るって、ロッテってかなり偉いんだな》
シャーロットのすごさを改めて認識した嵩樹であったが、一番の問題を思い出した
「ロッテ 結婚式をするのはいいが、そもそも俺にはそんなに金はないぞ」
それを聞いたシャーロットはキョトンとしていた
「だから そのだな、もう少し待ってくれないか 必ず必要な金は集めるから」
嵩樹はシャーロットの目を見てそう言った
「・・・」
「・・・ぷ なんだそんなことか」
シャーロットの反応を見ていた嵩樹はいきなり笑い出したことに驚いた
「心配しなくても もともと必要なお金はぼくが出すつもりだったよ」
シャーロットの言葉を聞いて複雑な気持ちになる
「いや、それは流石に男として出してもらうわけには」
「お兄ちゃん元の世界の価値観ならそうかもしれないけどここは異世界だよ」
シャーロットに言われて納得しかける
「そうなのかもしれないが、、、」
「お兄ちゃんこっちでは花嫁の家がお金を出すんだよ お兄ちゃんの気持ちは良く分かるけど、ぼくのことを思ってくれるならぼくに任せてくれないかな?」
「はぁー 分かった ロッテに全て任せるよ」
シャーロットにそう言われては引き下がるしかない嵩樹であった
「そうそう 結婚式はフィーアちゃんとミーナちゃんにも花嫁として参加してもらうからね」
「「え、えーーーー!?」」
当たり前と言わんばかりに発言したシャーロットの言葉に驚く二人であった
「もちろん、必要なものはぼくが準備するから安心してね」
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金持ちシャーロットちゃん(国内でも有数の資産家)
紐になりそうな嵩樹君(なりません)
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