異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

第九話 ロッテちゃん○○歳


ひとまず、シャーロットが泣き止むのを待つことにした

「ひっく うぅー ごめんねお兄ちゃん」

「おう 気にするな それよりもう大丈夫か?」

「うん ありがとうお兄ちゃん」



シャーロットが泣き止んだのを見計らってミーナが話しかけてきた

「あの、マスター」

「なに ミーナ それと、これからは家族なんだから名前で呼んでね」

「シャーロットさん お聞きしたいことがあります」

これまでの癖で敬語で話してしまうミーナ

「普通に話してくれればいいよ それとロッテね」

「ロッテさん 気になっていることがあるの」

「何でも聞いて」

シャーロットの返答を聞いたミーナは長年気になっていたことを聞くことにした

「ロッテさんは今、何歳なんですか」

「な!」

ミーナの問いに嵩樹が驚く

《おいおい さすがにそれはまずいだろ》

「えーとね」

シャーロットは指を折り曲げたり開いたりして数を数え始めた

嵩樹たちはその様子を固唾を飲んで見守る

「えーと ぼくの今の年齢は、、、」

暫く経ってからシャーロットが口を開いた

「神様に10歳で固定されちゃったので、永遠の10歳なのです!!!」

胸を張るとドヤ顔でそう言った



「「「そういうことを聞いてるんじゃない(ありません)(ありませんよ)」」」

シャーロットに一斉に突っ込む三人であった



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ロッテちゃん永遠の10歳(実際は100000歳)
ロッテ:そこ!ゼロの数を数えない!!




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