異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

番外編 新婚


次回から第三章と書きましたがその前に番外編入れさせていただきます ご了承ください

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話は嵩樹が勢いでフィーアに告白したころに遡る


告白した日の夜 嵩樹の部屋にて

タカキは自室のベットの上で正座していた

《あー どうしよう》

昼間勢いに任せて告白してしまい更にはフィーアからも承諾の返事をもらったことにより、15歳にして家庭を持つことになったのである

《それにしても 村長、驚いてたな》

結婚することを決めたからのフィーアの行動は早かった

改めてお互いの気持ちを確認しあって、嬉しさででれでれしていた嵩樹を引きずるように村長の家に移動し、村長に結婚することを告げその後は村の重役や仲の良い人たちの所にあいさつに回ったのであった

ちなみに辺境の村における結婚は村長に報告するだけのごく簡易的なものである

《こっちの世界に来て少ししかたってないけどいきなり結婚って神様も想像してなかっただろうな》

嵩樹が頭の中でいろいろと考えを巡らせていると部屋の扉がノックされた

「はい」

「タカキ入ってもいい?」

「ど、どうぞ」

若干上ずった声で返事をした

「失礼します」

「お、おぉーーー!」

部屋に入ってきたフィーアはスケスケのネグリジェを着ており体のラインがはっきりと出ていた

「・・・」

「あの タカキ?」

嵩樹は目が離せなくなっていた

「な、なにかな」

「そんなに見つめられると恥ずかしい」

恥ずかしそうにしているフィーアの姿に嵩樹は萌えていた

《うおー ネグリジェキター! フィーアきゅんマジ天使!!!》

嵩樹の中は大荒れの模様である

「よいしょ」

嵩樹が萌えているとき、フィーアがベットに上がってきた

「タカキさん 不束者ですがよろしくお願いします」

そう言って頭を下げるのであった

「こ、こちらこそ、お願いします」

嵩樹も反応して頭を下げる

お互いに頭を上げついにその時が訪れようとしていた

「ね、寝ようか」

「はい あの、、、」

「なにかな?」

「優しくしてくださいね」

顔を赤く染めながらそう言うフィーアの姿に嵩樹の中の野獣が首を擡げた



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ミーナの話を書いてフィーアの話を書かないわけにはいかないと思い書かせていただきました






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