異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

第八話 対人戦


ディーノと呼ばれていた男が腰に下げていた剣を抜いた

「このクソガキが ぶっ殺してやる!」



「おいおい、やべーぞ、、、」

「誰か衛兵呼んで来いよ」

ギルドにいたほかの冒険者たちはディーノたちから距離を取った



街の中で無用に武器を抜くのは御法度であり、ましてやそれを人に向けるのは犯罪であった

「ディーノさんこれ以上はわばいですよ」

「何言ってやがる! ここまでコケにされて黙ってられるか、いいからお前も手伝え!」

ディーノと共にいた一人が流石にまずいと思い諫めようとしたがディーノはやめようとしなかった

「ミーナさん」

「は、はい」

「もし僕が彼らを殺してしまったら罪に問われますか?」

嵩樹は思っていたことをミーナに聞いた

「いえ、正当防衛となりますので罪には問われないと思います、事情は聴かれるでしょうが」

「そうですか、それはよかったいまいちまだ手加減の仕方が分からなくて」

「手加減だと、このクソガキ」

二人の会話を聞いていたディーノはさらに怒気を強めていた

「なめてんじゃねーぞ!」

嵩樹の言葉で怒髪天を突いたディーノが剣を振り下ろしてきた

「ミーティア!」

キン

ギルド内に金属と金属のぶつかり合った高い音が響いた

「てめー、アーティファクト持ちか」

嵩樹の手にはミーティアが握られており、床にはディーノの剣の先端が転がっていた

嵩樹はディーノの振った剣を途中から真っ二つに折ったのであった



「なんだ、今のは、、、」

「見えなかったぞ」

「Bランクのディーノが一方的だぞ」

ギルド内にいた冒険者たちは一瞬の出来事に驚愕していた



「まだ、やりますか?」

「ち、行くぞお前ら」

「ま、待ってくださいよ ディーノさん」

ディーノとその仲間たちはぞろぞろとギルドを出て行った

「ふー 怪我はないかいフィーア」

「うん タカキが守ってくれたから」

声をかけられたフィーアは嵩樹に笑顔で返した

「ミーナさんも大丈夫でしたか?」

「は、はいおかげさまで 助かりましたありがとうございます」

ミーナは顔を若干赤くしながら頭を下げた

「こちらこそすいません お騒がせしてしまいました 皆さんもすいませんでした」

嵩樹はギルドにいたほかのスタッフや冒険者にも謝罪した

「おう、気にするな! かっこよかったぞ」

「よくやってくれた! 清々したぜ」

「ディーノを追い返すなんて お兄さん強いのね」

他の冒険者からは逆に称賛されていた

ディーノたちはこの支部の中でも上位の冒険者であり、やりたい放題やっていたため他の冒険者からとても嫌われていたのであった


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嵩樹無双  ごめんなさい戦闘らしい戦闘になりませんでした







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