魔法科高校白百合学園底辺クラス1年C組〜実力で示してみろよ〜

豚の人。

プロローグ1


「率直に言おう。君たち1年C組は白百合学園において底辺のクラスだ」

1年C組の担任、片岡 日寄かたおか ひより先生が長い黒髪のロングヘアーを揺らしながら生徒達と目を合わせながら言う。

「確かに君達は受験戦争を勝ち抜き、見事白百合学園の椅子を手にした。しかし…」

「ちょっと待ってよ先生」

ある一人の女子生徒が声をあげる。

「意味分かんないですけど。いきなり底辺とか言われてもさぁ…」

明らかにイラついてるのが分かる。

そりゃそうだ。合格率が馬鹿低いこの白百合学園に合格したと思ったら底辺なんてな。

「…君の言いたいことも分かる。私は君達の実力を否定する気なんてない」

「じゃあ何で底辺なのさ。おかしくない?」

教室にいる生徒が複数人頷く。

「…君達には読解力というものがないのか」

「…は?」

「私はさっき、"白百合学園において底辺"と言ったのだ。世間一般に見れば君達は成績優秀、将来有望である。」

「…あの、少しよろしいでしょうか」

ピりついている教室に一つの美しい声が響く。

  この美しいフワリとした美声、入学式早々品を漂わせていたこの人物。間違いない、この声の主は"篠原 盟しのはら めい" である。

「…どうぞ」

「私達が底辺である、という事は分かりました。そして、私達は何をすればよいのでしょうか。先程から何か言いたげでしたので。」

「…良い質問だ」

片岡先生は教卓に両手を付け、話す体制に入る。

「少し長くなるが、君達1年C組は魔法の実力、成績と他のクラスより劣っている。この理由は分かるな?」

…つまり、俺らはこの白百合学園では頭が悪いと。

「正直、この白百合学園において君達は邪魔者。そこで、だ」

教室の空気が変わる。

「君達には底辺からの脱出を目指してもらう。底辺から脱出する方法は一つ。実力で示すのみ」

実力で示すのみ…か。

「底辺と嘲笑われたくなければ実力で示せ。出来なければ君達は一生底辺のままだ」

黒髪のロングヘアーをかき上げ、こちらを見ながらニヤリと笑う。

  「せいぜい頑張ってくれたまえ。底辺達よ」

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