リトルシスターズ!
第12話 「ほっとけ、傍観者」
俺は自分の名前が美奈ちゃんの口からでたとき、朝早くからの家事の疲れが一瞬で吹っ飛んだ。
マユちゃんは俺の名前が出ると戸惑いを見せた。
「あの……、本当に小鳥遊歩さんでいいんですか……?」
(先生……俺のことそんなに嫌ですか)
学校中に広められた悪い噂のせいで先生たちからも危険視されている。
隣で腹を抱えているスグルは今にも吹き出しそうだった。
「くっくっ、マユちゃん、今の質問普通するか?歩も落ち込んじゃったじゃないか」
ほっとけ、傍観者。
美奈ちゃんはマユちゃんの言葉に対して深く頷いた。
「はいっ、小鳥遊歩くんになら仕事を任せられます!」
彼女の自信に満ちた発言にマユちゃんは何も言えなかった。
「わかりました、立候補者がいなければ小鳥遊歩さんにお願いしますが反対意見がある方は手を上げてください」
美奈ちゃんには申し訳ないが今回は辞退しようと思った。
先程まで教室に散らばっていた殺気が俺めがけて集中している。
辞退しなければいつか呪い殺される。
それに妹たちの世話もある。
俺が手をあげようとしたとき……。
「ハイっ、先生。自分、学級委員に立候補したいです!」
別の男子生徒が勢いよく手を上げた。
冬かを守るべく結成された『冬香親衛隊』の一人で、あだ名(俺がつけた)は『ハゲ』。
野球部のエースでよく俺に突っかかってくる。
「はいっ、私も学級委員の仕事を勤めたいです」
ここで手を上げたもう一人の生徒も『冬香
親衛隊』の一人で通称『デコ』。
昨年美奈ちゃんとともに学級委員の活動をしていた。
直接的な絡みはないが、『デコ』は目の前で堂々と『冬香親衛隊』であることを宣言し、俺のことを目の敵にしている。
「オイッ、俺も立候補するぜ」
3人目に手を上げた礼儀知らずな不良少年にはクラスメイトのみならず、俺も目を丸くした。
『冬香親衛隊』、不良少年、あだ名、『モヒカン』、以上。
マユちゃんは俺の名前が出ると戸惑いを見せた。
「あの……、本当に小鳥遊歩さんでいいんですか……?」
(先生……俺のことそんなに嫌ですか)
学校中に広められた悪い噂のせいで先生たちからも危険視されている。
隣で腹を抱えているスグルは今にも吹き出しそうだった。
「くっくっ、マユちゃん、今の質問普通するか?歩も落ち込んじゃったじゃないか」
ほっとけ、傍観者。
美奈ちゃんはマユちゃんの言葉に対して深く頷いた。
「はいっ、小鳥遊歩くんになら仕事を任せられます!」
彼女の自信に満ちた発言にマユちゃんは何も言えなかった。
「わかりました、立候補者がいなければ小鳥遊歩さんにお願いしますが反対意見がある方は手を上げてください」
美奈ちゃんには申し訳ないが今回は辞退しようと思った。
先程まで教室に散らばっていた殺気が俺めがけて集中している。
辞退しなければいつか呪い殺される。
それに妹たちの世話もある。
俺が手をあげようとしたとき……。
「ハイっ、先生。自分、学級委員に立候補したいです!」
別の男子生徒が勢いよく手を上げた。
冬かを守るべく結成された『冬香親衛隊』の一人で、あだ名(俺がつけた)は『ハゲ』。
野球部のエースでよく俺に突っかかってくる。
「はいっ、私も学級委員の仕事を勤めたいです」
ここで手を上げたもう一人の生徒も『冬香
親衛隊』の一人で通称『デコ』。
昨年美奈ちゃんとともに学級委員の活動をしていた。
直接的な絡みはないが、『デコ』は目の前で堂々と『冬香親衛隊』であることを宣言し、俺のことを目の敵にしている。
「オイッ、俺も立候補するぜ」
3人目に手を上げた礼儀知らずな不良少年にはクラスメイトのみならず、俺も目を丸くした。
『冬香親衛隊』、不良少年、あだ名、『モヒカン』、以上。
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