リトルシスターズ!
第2話 「兄貴のにおいがする〜〜」
6時過ぎ、俺は春菜の部屋に向かいドアをノックする。
「おーい、春菜。入るぞ」
中からは返事がない。
ドアを開けたがベットの上には誰もいなかった。
(もう起きたのか……、)
来る途中トイレによったからすれ違いになったのかもしれない。
リビングに戻る前に俺は自室に寄った。
(ついでに支度もすますか)
部屋に入り教科書をリュックに入れてると、俺のベットで何かがモゾモゾと動いた。
ゆっくりと掛け布団をめくる。
「……………………!?」
俺は言葉を失った。
ベットの上には下着姿の春菜が『兄貴のにおいがする』なんて言いながら幸せそうに寝ていた。
「おいっ起きろ春菜、なんでお前がここにいる!?」
俺の呼びかけにうっすら目を開け、両目をこする春菜。
「あ、おはよ……、兄貴……。あまりにも気持ちよくて……」
「春菜の部屋にも同じものがあるだろ……、っていうかいつまでもそんな格好でいるんじゃない!」
あまりにも目の毒だ。
自分のベットに年下の女の子が下着姿(というかかなりはだけてる)でいたら妹といえヤバイ。
「兄貴、もしかしてコウフンしてる?」
最近のコイツの言動は反応に困るものばかりだ。
保健で習ったことの延長線でまだ止まっているが、もしこれ以上の知識をつけたら手に負えなくなる。
「んなわけあるか!とっとと着替えてこい!」
「ハァイ」
リビングに戻り冬香に弁当を作る。
料理はできても、トッピングはなかなか難しい。
冬香曰く、華やかさ重視が基本らしい。
唐揚げなどの油ものは厳禁、ご飯を盛るだけでも創意工夫が必要だ。
なんとか終わったが冬香はそれでも文句を言いながら学校に出発した。
このあと春菜と、もう一人分の朝食を作った。
「兄貴、ありがとう」
「はぁ……、春菜髪ボサボサだ。洗面所でなおしな」
「面倒くさい、兄貴やって……」
「……わかった。飯食ったらな」
春菜が食べてる間に朝食を持ってある部屋の前まで行く。
ドアをノックしても返事はないが中で音が聞こえるからたぶん起きてる。
「秋穂、ここに朝食おいとくからな、それと昼飯は冷蔵庫の中に入ってるから、温めてから食べろよ」
ドアの向こうから消えてしまいそうな声がした。
「カントリーマーム……、プリン……」
「わかった、補充しとく。でも昼飯は食べろよ」
「……うん」
俺の朝の仕事はこのくらい。
朝家を出る時点で体力の半分を使う。
「おーい、春菜。入るぞ」
中からは返事がない。
ドアを開けたがベットの上には誰もいなかった。
(もう起きたのか……、)
来る途中トイレによったからすれ違いになったのかもしれない。
リビングに戻る前に俺は自室に寄った。
(ついでに支度もすますか)
部屋に入り教科書をリュックに入れてると、俺のベットで何かがモゾモゾと動いた。
ゆっくりと掛け布団をめくる。
「……………………!?」
俺は言葉を失った。
ベットの上には下着姿の春菜が『兄貴のにおいがする』なんて言いながら幸せそうに寝ていた。
「おいっ起きろ春菜、なんでお前がここにいる!?」
俺の呼びかけにうっすら目を開け、両目をこする春菜。
「あ、おはよ……、兄貴……。あまりにも気持ちよくて……」
「春菜の部屋にも同じものがあるだろ……、っていうかいつまでもそんな格好でいるんじゃない!」
あまりにも目の毒だ。
自分のベットに年下の女の子が下着姿(というかかなりはだけてる)でいたら妹といえヤバイ。
「兄貴、もしかしてコウフンしてる?」
最近のコイツの言動は反応に困るものばかりだ。
保健で習ったことの延長線でまだ止まっているが、もしこれ以上の知識をつけたら手に負えなくなる。
「んなわけあるか!とっとと着替えてこい!」
「ハァイ」
リビングに戻り冬香に弁当を作る。
料理はできても、トッピングはなかなか難しい。
冬香曰く、華やかさ重視が基本らしい。
唐揚げなどの油ものは厳禁、ご飯を盛るだけでも創意工夫が必要だ。
なんとか終わったが冬香はそれでも文句を言いながら学校に出発した。
このあと春菜と、もう一人分の朝食を作った。
「兄貴、ありがとう」
「はぁ……、春菜髪ボサボサだ。洗面所でなおしな」
「面倒くさい、兄貴やって……」
「……わかった。飯食ったらな」
春菜が食べてる間に朝食を持ってある部屋の前まで行く。
ドアをノックしても返事はないが中で音が聞こえるからたぶん起きてる。
「秋穂、ここに朝食おいとくからな、それと昼飯は冷蔵庫の中に入ってるから、温めてから食べろよ」
ドアの向こうから消えてしまいそうな声がした。
「カントリーマーム……、プリン……」
「わかった、補充しとく。でも昼飯は食べろよ」
「……うん」
俺の朝の仕事はこのくらい。
朝家を出る時点で体力の半分を使う。
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