花飾らない恋
真実も嘘
八咫「うん、他に質問がないなら、退室して頂きたいんだが?私は元々少年に話があったんだけども、」
彼女はうんざりしたように、ちらりと少女に目を向ける
珠璃「・・・分かりました、」
少女は不満そうに部屋から出ていく
八咫「それと君も出ていってくれないか、ほんとの二人きりで話したいんだ、」
政「わかりました」
そうして部屋は静まり返る、彼女は再び静かに話し始める、
八咫「やっと人がいなくなったな、突然だが、君は自分の能力をどこまで理解している?」
海「それは、さっきの限界の話ですか?」
八咫「まぁそれも含めてだ、端的に言うと君の能力はなんでも出来るし、制約もほとんどない、チート中のチートだ、」
メモ帳を取り出し書き始める
八咫「君の能力は嘘をつくだけで現実を歪められることができる、その嘘をつくことの対象はなんでもいいんだ、相手の言動、文章、自身の考え、歴史、そして生命の有無まで、なんでも否定すれば思い通りになってしまう、」
そう言って彼女は簡単にメモ帳に書きながら説明する
少年は驚いている、全てが思い通りになってしまう、その言葉は真面目な高校生には重たすぎる言葉だった
海「歴史、生命?何言ってるんですか、全然、意味が」
八咫「そりゃそうだろうね、ちなみに私の能力はだ、言ったことが真実になる、君とは真逆で、それでいて同じような能力だ、」
海「同じ、ですか、 」
八咫「いや、正確には君の能力の方が数百倍強い、だから私は君だけにこの話をした、君は、私と違って生命を生み出すことが出来る、それは、多分どの能力にもできない」 
海「生命を、生み出す?」
八咫「君の発言で人が死んだり、生き返ったりするってことだよ」
彼女はふぅ、と軽いため息をつきメモ帳をポケットにしまう
八咫「まぁ、君はさっきの彼女よりかは能力が制御できているようでよかったよ、」
海「制御だなんて、そんな、」
八咫「君はよくしょっちゅう発動するわけじゃないって言ってセーブしているんだろう?」
彼女はニッコリと笑いながらポケットから再びメモ帳を取り出し、何かを書き始める
八咫「はいこれ、」
渡されたものはてぷてぷの連絡先だった、
海「なんでてぷてぷなんですか、テレコールの方が使いやすくないですか?」
八咫「スタンプがとっても!かわいいんだぞ、ほんとに」
海「分かりました、帰ったらアプリ入れます、」
八咫「連絡先も交換したし、帰ろう!もうとっくにおやつの時間は過ぎているぞ、早急に帰っておやつを食べなければ」
そして2人は校長室から出た、
珠璃「やっと終わったんですね」
少女はあからさまに不機嫌な表情をしている、
八咫「済まなかったね、私はこれで失礼するよ、それじゃあまた、連絡待ってるよ」
彼女はうんざりしたように、ちらりと少女に目を向ける
珠璃「・・・分かりました、」
少女は不満そうに部屋から出ていく
八咫「それと君も出ていってくれないか、ほんとの二人きりで話したいんだ、」
政「わかりました」
そうして部屋は静まり返る、彼女は再び静かに話し始める、
八咫「やっと人がいなくなったな、突然だが、君は自分の能力をどこまで理解している?」
海「それは、さっきの限界の話ですか?」
八咫「まぁそれも含めてだ、端的に言うと君の能力はなんでも出来るし、制約もほとんどない、チート中のチートだ、」
メモ帳を取り出し書き始める
八咫「君の能力は嘘をつくだけで現実を歪められることができる、その嘘をつくことの対象はなんでもいいんだ、相手の言動、文章、自身の考え、歴史、そして生命の有無まで、なんでも否定すれば思い通りになってしまう、」
そう言って彼女は簡単にメモ帳に書きながら説明する
少年は驚いている、全てが思い通りになってしまう、その言葉は真面目な高校生には重たすぎる言葉だった
海「歴史、生命?何言ってるんですか、全然、意味が」
八咫「そりゃそうだろうね、ちなみに私の能力はだ、言ったことが真実になる、君とは真逆で、それでいて同じような能力だ、」
海「同じ、ですか、 」
八咫「いや、正確には君の能力の方が数百倍強い、だから私は君だけにこの話をした、君は、私と違って生命を生み出すことが出来る、それは、多分どの能力にもできない」 
海「生命を、生み出す?」
八咫「君の発言で人が死んだり、生き返ったりするってことだよ」
彼女はふぅ、と軽いため息をつきメモ帳をポケットにしまう
八咫「まぁ、君はさっきの彼女よりかは能力が制御できているようでよかったよ、」
海「制御だなんて、そんな、」
八咫「君はよくしょっちゅう発動するわけじゃないって言ってセーブしているんだろう?」
彼女はニッコリと笑いながらポケットから再びメモ帳を取り出し、何かを書き始める
八咫「はいこれ、」
渡されたものはてぷてぷの連絡先だった、
海「なんでてぷてぷなんですか、テレコールの方が使いやすくないですか?」
八咫「スタンプがとっても!かわいいんだぞ、ほんとに」
海「分かりました、帰ったらアプリ入れます、」
八咫「連絡先も交換したし、帰ろう!もうとっくにおやつの時間は過ぎているぞ、早急に帰っておやつを食べなければ」
そして2人は校長室から出た、
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八咫「済まなかったね、私はこれで失礼するよ、それじゃあまた、連絡待ってるよ」
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