花飾らない恋

ノベルバユーザー312049

不安事

ざわつく教室にリンゴーンとチャイムが鳴る

先生「お、ちょうどいいな、じゃあ次の授業やるぞー、座れー」

楓「私はどこに座ればいいですか」

先生「そうだなー、とりあえずあそこの休みの席座っててくれ、急だったもんで机と椅子がないんだ、」

楓「分かりました」

少女は2人と少し離れた位置に座る、

先生「それじゃあ今日の授業だが、この世界の能力についてだ、いつも授業で言っているように、みんなには必ずそれぞれ違う能力が備わっている、その能力は使いようによっては人のためにたち、その逆もある、」

先生が黒板にタイトルを映し出す

先生「日本で有名なのは、歴史の教科書に載ってるやつで言えば、古い人なら卑弥呼、新しい人なら八咫 珠花博士とか知ってるんじゃないか?」

黒板の映像が、能力のタイプ別の表に変わる

先生「能力にはタイプがある、自身の身体など、たとえば持久力を上げたり、握力を強化することができる「蕾」、精神や記憶力といった、内面に影響を与える「枝」、その他があるんだが、それらの能力を持っている人間なんてのはほとんどいない、まぁ実例が無いわけじゃない、」

先生が再び表示を変える、古い文献が表示される

先生「これは中国より発見された、卑弥呼の能力について当時書かれたものだ、卑弥呼の能力は「巫女」と呼ばれていて、未来予知、人心掌握、気候変動などなんでもありのチートだったらしいな、」

話が終わるのと同時に先生は黒板の電源をきる

先生「まあ、前置きはここら辺にしておこう、実は次の特授ではこの能力を発見された八咫博士が、学校に来て話をしてくれるらしいんだ、」

クラスがざわつく、歴史の教科書に載るレベルの人物が来るのだ、驚きを隠せない人がいるのも仕方ないだろう

先生「ハイハイ静かにー」

先生が手を叩く、するとクラスは再び静かになる

先生「全然関係ないけどこれ先生の能力なんだぜ、注意向ける能力なんだけどさ、発動条件が手を2回叩くなんだよ、教師以外使い道ねーのよほんと」

クラスに軽い笑いが起こる、先生はガックリと肩を落とす

先生「それであれだ、次の時間は体育館に移動、時間もいいとこだし、あと10分程度自由にしてていいぞ、じゃー先生はいい空気吸ってくるからー、じゃあまた後でな」

先生はスタスタと教室を出ていく、

珠璃「海ちゃん、起きて、海ちゃん」

海「あと10分あるんだろ、寝させてくれよ」

珠璃「君は寝てるのか起きてるのかわからないね、」

海「妹が心配だったんだよ、いつ何が起こるかわからないからな、」

珠璃「海ちゃんは心配性だなまったく、」

海「用心するに越したことはない、しばらく授業中寝る時間減って辛いなぁ、」

珠璃「普通の生活して辛いとは、君は一体どれだけ怠惰なんだ、」

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