花飾らない恋
能力は「嘘無き」
七星 海は怠惰だ、普段から眠っていて、運動もせず、勉強もしておらず、食事すらまともにとらず、挙句には呼吸すらしていないのではないか、なんて噂もたったことがある、怠惰なのは能力が強力すぎて普段から体力を温存しておかないと死ぬだとか、貧しい家庭に生まれて夜通し病弱な妹のために働いているだとか、そんな噂まであった
珠璃「海ちゃん、この噂ってほんとなのかい」
少女は問いかける、少年は身体をだるそうに持ち上げこう一言、言い放つ
海「呼吸はしてるわ!」
珠璃「怒るところそこなんだ」
海「呼吸しなかったら死ぬだろ、まぁ確かにだるいけど」
珠璃「え、そこは本当なのか、君はやっぱり怠惰だなぁ」
海「本当は、変なやつだと噂立つのを避けたつもりだったんだけどな」
珠璃「能力のことかい」
海「そう、あいつといると変なことが起こる、そう言われてきた、だから」
珠璃「能力が強力は」
海「そんなに能力使わないし、そんなデメリットはない」
珠璃「病弱な妹のためにってのは」
海「お前は知ってるだろ、妹が元気すぎること」
珠璃「うん、幼馴染だからね」
少年には妹がいる、実際には血が繋がっていない、腹違いの妹、少年は病弱な母と遊び人のような父の間に生まれた、そして病弱な母が亡くなり、父は再婚、現在の母と妹と共に住むことになる、だが、父は行方不明になり、今は3人で暮らしている、
珠璃「それで、いつ退院するんだい」
少年の妹は、怪我をして入院していた、
海「3ヶ月とか4ヶ月じゃなかったか」
公園の遊具から、頭から落ちたそうだ、
珠璃「よくあの怪我で死ななかったな」
海「あいつの能力のおかげだろ」
珠璃「そんなもんかねぇ」
海「てか、昼休みにこの話したくないんだが、あの怪我を思い出すのは、う、」
珠璃「おーよしよし、」
海「子供扱いやめろ」
珠璃「まぁ、助かったのは海ちゃんのおかげでもあるけどね、あの時周りの子供なだめるために能力使ったのはかっこよかったよー」
海「意識したわけじゃないけどな、それに」
珠璃「俺はもう無理だと思ってたって言うだろ」
海「・・・」
珠璃「それが嘘無きの能力だ、気負わなくてもいいさ」
海「そう、だよな、ん、メールだ、」
少年はスマホに画面をやる、するとみるみるうちに顔が歪む
珠璃「どうした海ちゃん」
海「妹が、学校に来るらしい」
珠璃「いいじゃないか、怪我が治ったんだな」
海「重要なのはそこじゃない、#このクラス__・__#に、一緒のクラスになってしまった」
珠璃「楽しくなりそうだ」
海「既に頭が痛いよ、、、」
そう言って少年は深いため息をついて机に伏せた、
珠璃「海ちゃん、この噂ってほんとなのかい」
少女は問いかける、少年は身体をだるそうに持ち上げこう一言、言い放つ
海「呼吸はしてるわ!」
珠璃「怒るところそこなんだ」
海「呼吸しなかったら死ぬだろ、まぁ確かにだるいけど」
珠璃「え、そこは本当なのか、君はやっぱり怠惰だなぁ」
海「本当は、変なやつだと噂立つのを避けたつもりだったんだけどな」
珠璃「能力のことかい」
海「そう、あいつといると変なことが起こる、そう言われてきた、だから」
珠璃「能力が強力は」
海「そんなに能力使わないし、そんなデメリットはない」
珠璃「病弱な妹のためにってのは」
海「お前は知ってるだろ、妹が元気すぎること」
珠璃「うん、幼馴染だからね」
少年には妹がいる、実際には血が繋がっていない、腹違いの妹、少年は病弱な母と遊び人のような父の間に生まれた、そして病弱な母が亡くなり、父は再婚、現在の母と妹と共に住むことになる、だが、父は行方不明になり、今は3人で暮らしている、
珠璃「それで、いつ退院するんだい」
少年の妹は、怪我をして入院していた、
海「3ヶ月とか4ヶ月じゃなかったか」
公園の遊具から、頭から落ちたそうだ、
珠璃「よくあの怪我で死ななかったな」
海「あいつの能力のおかげだろ」
珠璃「そんなもんかねぇ」
海「てか、昼休みにこの話したくないんだが、あの怪我を思い出すのは、う、」
珠璃「おーよしよし、」
海「子供扱いやめろ」
珠璃「まぁ、助かったのは海ちゃんのおかげでもあるけどね、あの時周りの子供なだめるために能力使ったのはかっこよかったよー」
海「意識したわけじゃないけどな、それに」
珠璃「俺はもう無理だと思ってたって言うだろ」
海「・・・」
珠璃「それが嘘無きの能力だ、気負わなくてもいいさ」
海「そう、だよな、ん、メールだ、」
少年はスマホに画面をやる、するとみるみるうちに顔が歪む
珠璃「どうした海ちゃん」
海「妹が、学校に来るらしい」
珠璃「いいじゃないか、怪我が治ったんだな」
海「重要なのはそこじゃない、#このクラス__・__#に、一緒のクラスになってしまった」
珠璃「楽しくなりそうだ」
海「既に頭が痛いよ、、、」
そう言って少年は深いため息をついて机に伏せた、
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