皇子様にスルーされたら、ヤンデレ騎士?に愛されました
031★羞恥心で死にそうです
それも、浴室の鏡の前で………。
その鏡って、壁一面なんですよ。
このお腹とか色々と残念な肉体を、アラン様にがっつり見られて洗われるってどんな拷問ですか?
恥ずかしくて死ねるって、感じですよ。
だって、目を開けたら、泡が私の身体のあちこちについているのが、鏡に映っていました。
壁一面の鏡の前に、私を立たせて、アラン様は後ろから洗っていたんです。
せめて、私の前に立って洗っていたら、少しはマシだったのに………思わず恨みを込めてアラン様を見詰めてしまいます。
それなのに、アラン様は、蕩けるような微笑を浮かべて、私を抱き締めてくれます。
アラン様、お願いです。
背後からじゃなくて、正面から抱き締めてください。
そうすれば、私の裸をアラン様に晒しているって、恥ずかしさが減るんですけどぉ~………。
アラン様の身体の影になるから………。
私が、羞恥心でジタバタしているのに、アラン様は、私の身体を相変わらず洗ってくれます。
そこはかとなく感じていたヤンデレ?S気質?は、気の迷いでは無かったようです。
思うように喋れない私は、涙をぽろぽろ零しながら必死で言います。
「あっ…あの…あっ…あら…
アラン様…わ…わた…わっ…
私…じ…じぶ……自分…で…
かっ…から…身体…を……
……あら…洗えますからぁ…
ふぇ~ん…ひ…ひと…ひとりに
し…てくださいぃぃぃぃ……」
私が必死の思いで言ったのに………それなのにアラン様は、私の身体を洗う手を止めるコト無く、爽やかに言い返します。
「静香、やっと目が覚めたんですね」
私が恥ずかしがっているってわかっても、アラン様の魔の手が私のアレな部分を優先的に洗い始めました。
やぁ~めぇ~てぇ~………そのあたりは、とっても危険ゾーンなんです。
そんなに弄るように洗われたら、乙女の部分から、アレなモノが決壊して溢れ出てしまいます。
焦った私は、恥ずかしさを前面に出すことにします。
だって、快感を感じ過ぎて、溢れそうなんて言いたく無かったんです。
「あっ…はい…あの…あっ…
あら…アラン様…わ…わた
…わっ……私…じ…じぶ…
自分でぇ…洗い…ます…から
…ほ…んの子供の頃にぃ……
父と一緒に入ったぐらいでぇ…
それ…以外で男の人とぉぉ……
一緒にお風呂に入ったコトが
無いんですぅぅぅぅぅ………
もぉ~…恥ずかしいから…
1人に、させてください……」
私の危ない状況を作り出したアラン様は、黒いオーラを纏いながらエロい大人の色気を垂れ流しながら優しく言います。
「くすくす……静香は、無垢で
初心なんですね
私は、貴女の婚約者で
夫になる男ですよ
一緒に入ることに
何の不都合もありません
それに、宮に戻ったときも
気絶している貴女の身体を
洗ったのは私ですし
先程も、色々としたのは
覚えていますよね?」
優しい口調でも言ってる内容は、恥ずかしさで爆発しそうな内容です。
だって、鏡に映った私を見てしまったので………。
だから、諦めないで、何度でも言います。
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