初級技能者の執行者~クラスメイトの皆はチート職業だが、俺は初期スキルのみで世界を救う!~

出無川 でむこ

第25話 森の中で世紀末な声が響き渡るの話

「くっそおおおおおお!!!」


俺は必死になって逃げ続けてた。
何故、俺は逃げているかというと。


「ヒャッハー!!!」


「黒杉さんはあっちに逃げました!!」


「ふぇええええ」


ナイフを持って、世紀末に出てきそうな声を出してくる少女と
全身、黒鎧で追いかけて来る少女と
身体強化でめちゃくちゃ速度な速度で追いかけてくる大聖女
何故こうなったというと。



――――――3時間前



疾嘉さんが今回の修業相手になってくれるそうだ。


「疾嘉さんがですか?」


こんな、幼い少女が相手をするという。
いくら、幼い少女と修業するのは気が引ける。
すると、疾嘉さんは話はじめる。


「私が小さいからって、甘く見ないでほしいなの」


彼女にもプライドがあるんだろう。
そして、肝心な修業内容なんだが
疾嘉姉妹ともに、他の部屋に案内される。
そして、しばらく歩いていると一つのでかい扉あったのだ。


「ここは?」


「修業部屋なの」


疾嘉は扉を開けると、その先にあったのは森だった。
そう、視界も見えづらそうな森だった。
ここで何が行われるかというと。


「私以外の姉妹でこの森で3ヶ月過ごしてもらいます。」


「はい!?」


こんな、美少女達と3ヶ月間過ごすというのか
しかし、疾嘉はいつの間にか後ろに手に隠してたナイフを持って話す。
その表情は、恐ろしかった。


「もし、私の妹達に変な事しようとたら刺しますねー」


「いや、俺は巨n・・」


その瞬間、俺の頬を何かを掠めた
頬を触ると、血が出ていた。
後ろを見ると、ナイフが刺さっていた。
俺は再度振り向くと、笑顔な疾嘉がいた。


「何か言いかけましたけど、どうしましたか?」


笑顔なのに怖い、しかも急に口調を変えて敬語だ。
どうやら、彼女には禁句だったらしい、俺は今後は気を付けよう思ったのだった。


「さて、説明を始めますねー」


「は、はい。


疾嘉は説明を始める。
内容的には、この森の中で自給自足で過ごしてもらうって事
この森以外にも、水辺や草原、砂漠など色々あるらしい。
この基地は想像以上に、広いようだ。
そして、疾嘉は話す。


「私の姉妹と戦ってもらいますのー」


ん?なんかとんでもない話を聞いたような気がする。
姉妹たちと戦うって?
俺はアホ面しなが、疾嘉は現実を突きつけてくる。


「はいー、生き残りを掛けたサバイバルゲームですの」


勝てるわけがないだろ!?
全員100LV以上なんだぞ!
俺は絶望している中で疾嘉は話を続ける。


「大丈夫です、ハンデはあげますのでー、流石に私はそこまで鬼じゃないなの。」


強制サバイバルされ、姉妹達と戦闘するとか、この時点で鬼なのは突っ込まないでおこう。
また、ナイフを投げられるのは嫌だからな。


「黒杉さんだけ、魔力感知できるようにしますので、これなら襲撃されても大丈夫なのー」


たしかに、魔力感知あるかないかで助かる。
流石に、3対1で全員自分の位置が分かるのは理不尽である。
そこら辺の調整は考えているようだ。


「アイリスはどうするんだ?」


「この子は、私が育ててあげますのー」


どうやら、アイリスは疾嘉が指導するらしい。
たしかに、魔法の指導なら大賢者の疾嘉さんの方が良いだろう。
アイリスはこちらを見て近づく。


「どうした?アイリス?」


すると、アイリスは抱き着いてくる。
ちょっと待て、人がいるんだ恥ずかしい。


「ヨウイチと3ヶ月離れるのは寂しい・・・」


「でもなぁ…」


しかし、寂しいというより、何かを決意するような顔をしていた。
アイリスは強い口調で話す。


「でも、ヨウイチはどんどん強くなっていく。
私よりも強くなっていく、だから誰よりも隣にいる為に私も強くなる。」


そう言ったのだ。
俺はアイリスの頭を撫でる。
そうだな、アイリスはそういう奴なんだよな。
後ろの3姉妹の視線が少し痛いが気にしないでおこう。
3ヶ月間離れ離れになるのか、いつもより長く抱き着く
しばらくして、アイリスは離れる。


「ヨウイチ、3ヶ月後。」


「あぁ、それまで元気にしてろよな。」


「では、アイリスさんいきますよー」


疾嘉の掛け声と共に、アイリスは他の部屋に案内されるのであった。
そこで、元気な声で声を掛ける少女がいた。


「よし!はじめるわよー!」


「あぁ、よろしく頼む」


確か、紅嘉だったな。
その順番に水嘉、雷嘉の順番に横に並んでいた。
ちゃんと顔をみると、流石姉妹だけではあって、そっくりだ。
ただ違うとすれば髪色ぐらいだった。
全員同じ髪色なら分からなかっただろう。


「じゃあ、それぞれの位置についてねー、黒杉さんはその扉から入ってね」


雷嘉がそう言うと、3人は同時に消える。
忍者かよ・・・。
俺は扉に入って、修業がはじまったのだが・・・


――――3時間後


「くそおおおお!、見つかるの早すぎだろぉ!!」


わずか、開始30分で全員に見つかるのであった。


「このぐらいでしたら、魔力感知無しでも見つけられますよ。


そう言うと、雷嘉は斬りつけるが、何とか避けることができた
しかし、水嘉が追撃してくる。


「ふぇえええええ、待ってくださああい!」


水嘉はジャンプして、俺に向って殴りかかってくる。
俺は間一髪よけると、地面に向ってパンチする水嘉
その瞬間、デカい音を鳴らして、クレーターができる。
おい!あんた大聖女だろ!!
後ろを振り向くと、紅嘉がいた。


「ヒャッハー!がら空きだぜ!!!」


そう言って、ナイフで攻撃する、俺は黒姫ノ紅でガードする。
思っていた以上に力がつよい。
俺はそのまま力に負けて、後ろに吹き飛ぶ。
というか!剣聖なら剣を使えよ!!


そして、3人は並んで俺を見つめるのであった。

          

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