初級技能者の執行者~クラスメイトの皆はチート職業だが、俺は初期スキルのみで世界を救う!~

出無川 でむこ

第18話 分析、解析、鑑定と映像の話

俺は気づけば、見知らぬ白い天井が見えた。
まぁ、自分の部屋なんだけど・・・。


俺は最後に起きた事を思い出す。
俺は変身したシルクに吹き飛ばされて、壁に叩きつけられた後に気絶した。


体を起こす。


周りを見渡すと、アイリスが椅子に座って寝ている。
アイリスがここまで運んでくれたのであろうか?
少し申し訳ないことしてしまった。


そういや、あの訓練でスキルを覚えたことを思い出して。
軌光石でスキルを表示させた。



【黒杉 陽一】
職業 村人
LV30
HP3000
MP5000
SP2700


攻撃 700
防御 500
魔力 4000
精神 2700
素早さ 600
器用さ 3000
運  15


・「極限砲撃(マキシマム・キャノン)」
・「極限投擲(マキシマム・ショット)」
「収納・EX」・「錬成・EX」・「鍛冶・EX」
「十文字切り」、「スラッシュ」、「錬成」、「跳躍」
「鍛冶」、「鑑定」、「解析、」、「分析」、「改竄」「釣り」、「料理」、「木こり」
「連打撃」、「乱舞」、「ヒール」、「サキュア」、「ショット」、「ピンポイント」
「シールドバッシュ」、「ガード・アップ」
「剛力」、「金剛」、「加速」
「一刀両断」、「残影」、「魔力感知」
初級魔法・炎、水、火、雷、土、風、闇、光
初級呪術「呪」「恨」「影」


パッシブ
成長・Ⅱ
転職の加護
自動回復・Ⅰ
MP自動回復・Ⅰ
千手(せんじゅ)


いつの間にか、自分のHPよりもMPの方が超えていた。
そして、ステータスが飛躍的に向上していた。
しかし、それでもフヴェズルングの人たちにはには遠く及ばないだろう。


スキルはいくつか限界に達してた、スキルがいくつかあった。
次のシルクさんの訓練に対策をする為に、詳しくスキルを覚える必要があったのだ。
スキル詳細を見る。


・いくつかスキルは極限に達した為、、このスキルは以下の効果が追加されました。


「収納・EX」
・アイテムを詳細を知る事で、収納に入れることによって複製する事ができるようになりました。
※英雄級、伝説級の装備、道具は複製できません。
※構造が理解していない物は複製できません。


「錬成・EX」
・土・石を錬成させる事によって、硬度10までの物を錬成に出来るようになりました。
※ミスリル、オリハルコンなどの英雄、伝説級の物は錬成できません。
※硬度を知らないと錬成できません。


「鍛冶・EX」
・英雄級、伝説級の装備の装備以外の物は全て鍛冶で作成可能になりましだ。
※ミスリル、オリハコンを使った、鍛冶作成はできません。
※構造が理解していない物は作成できません。
※構造が複雑すぎる物は作成できません。


なるほど、条件は付いているけど。
かなり強力なスキルだと分かる。


スキルを調べると、アイリスが目を擦りながら起きる。


「ヨウイチ・・・?」
「おはよう、アイリス。」


そう言って、アイリスは優しく手を握る。


「良かった、心配した。」
「すまなかったな。」


アイリスは安心して、いつもの優しい顔に戻る。
そして、アイリスはそのまま話す。


「ヨウイチ、あれから二日経った。」
「は?俺そんなに寝てたのか?」
「うん・・・」


今までの訓練の疲労なのか、それとも魔力の使い過ぎだろうか?
でも二日分の訓練を取りも出さないといけない。


「ヨウイチは何してるの…?」


アイリスは興味があるのか聞いてきた。


「あぁ、新しいスキルを覚えたから、それを試しているんだ。」
「そっか、どんなスキル覚えたの?」
「あぁ、それはだな・・・」


アイリスにスキルを表示させて見せながら、説明をする。
表示されたスキルを見て、頷きながら聞いている。
ある程度、説明が終えた。


「とまぁ、こういうスキルを覚えたわけだから実験する所だ。」
「わかった。」


そう一言で返したのだった。


「じゃあ、まずこの収納に入っている霊水を複製させよう。」


そういって、複製させようとするがうまくできなかった。
スキル表示に詳細が書かれていた。


・情報不足です。


そう書かれていた。
なるほど、効果だけを知っても意味がないんだな。
なら、霊水を「解析」と「鑑定」、「分析」のスキルを発動する。
すると、アイテム表示にこう書かれていた。


『霊水 99/99 情報が全て開放された為、複製可能になりました。』


おぉ!成る程、スキルで使って調べると出来るようになるんだな。
俺は収納に入っている、短刀も同じように調べる。
これで短刀も常時、複製しながら作れるようになった。
それなら解析出来る物を探しに行くか!


「アイリス、解析が沢山できそうな所とかあるか?」
「ん・・・、ならエンジニア室、研究室とか・・・?」


そうだな、あそこなら情報が沢山があるからな。
行く価値はある、なら善は急げだ。


「よし、アイリス行くぞ。」
「うん。」


俺達は自分の部屋から出て、エンジニア室に向うのだった。


―――――――フヴェズルング 第一会議室


会議室にはアクレア、セヌーア、立花、、シルク、疾嘉、ユキ、サンクの7人が集まっていた。


赤髪の和服の女性が立ち上がった、彼女は立花。
フヴェズルングの現状リーダーの一人がいた。
立花は話しはじめる。



「最近、フィルネル王国付近で不審な人物が見られるようです。」
「不審な人物?」


アクレアは不審な人物誰かと聞こうとする。


「どういう人でしょうか?」
「はい、二課の者がその軌光石でその映像を手に入れたようなので、それを見せたいと思います」


そういって、会議室の照明が消えて、白いスクリーンから映像が流れた。
そこには一人の人影が見えた。
人物は黒いコートで顔が見えない。
しかし、ただの映像なのに、なぜか"殺気"感じるのだ。
その殺気は黒く禍々しかった。
そして、コートの男はこちらを見たのだ。


紅い瞳でこちらを見る
その瞬間、悪寒を感じた。
そして、映像はここで終わったのだった。


「この後、2課の者達の反応が無くなり、この後5課の者を向かわせたのですが」


立花は唇を噛む。


「向った・・・2課の者は全員、体がバラバラの・・・死体となって見つかりました・・・。」


そう、仲間が死んだの報告だった。
会議室は沈黙する。


しばらくすると、アクレアは口を開いた。


「・・・2課の者には、後で墓を建ててあげよう。」
「・・・はいです」


次にセヌーアが口を開く。


「これ以上、被害を出さない為に手を打たなければならないね。
それにあの殺気は皆、感じた事あるのでは?」


全員が黙る、信じたくなかった。


だって、あんな殺気を出せるのは一人しかいないんだから。


月ノ城 羽咲


フヴェズルングの創設者にしてリーダー。


でも顔が見えたわけでもない、確信がないのだ。
そして、セヌーアが続けて話す。


「この人が、仮にウサさんなら、あの状態は非常に危険だ。」


なぜなら、暴走した姿を一度見た事ある、セヌーアが言うんだから
その時の暴走を止めたのが、セヌーアとシルクとユキだった。
3人で挑んでも苦戦する相手だった。


本来はスキル「悟りの極致」によって、制限されている筈
それがなんらかの形で無効化されたか、解除された可能性があった。


「それに羽咲さんが失踪したのは4日前ですし、言ってることは一致してるかもー」


そう疾嘉は発言したのだった。
セヌーアは再び話はじめる。


「最悪を想定して、ウサさんを排除しなければなりません」
「ま、まってよ!セヌーさん!」


シルクが立ち上がる。


「う、ウーさんを排除なんて、いくらなんでも!」
「シルちゃん、あくまでも、最悪の場合ですよ」
「ですの・・・」


疾嘉と立花はシルクを落ち着かせようとした。
シルクが興奮するのも無理もない、此処に人達は全員は月ノ城に拾われた人達なんだから。
次にアクレアが難しそうな顔をして発言する。


「出来る限りの事はしましょう、しかし最悪場合を想定しておいて下さい。
では本日は解散します。」


そう言って、合図と同時にシルクは走って出て行くのだった。
立花はその姿をみて心配するのだった。


「疾嘉先輩、シルちゃんは大丈夫でしょうか・・・」
「大丈夫なの、それにウサさんはしぶといし、簡単にやられる人じゃないなの」
「はい・・・」


そして、会議室には誰もいなくなった。


一人になったセヌーアは呟く


「ウサさんなら、あの約束は果たします」


そう言って、闇の中に消えていくのだった。


一方・・・、黒杉はというと・・・。


―――――エンジニア室


「か、かっこいい!」
「だろぉ!?」


ハグレ=メダルと意気投合してたのだった。

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