初級技能者の執行者~クラスメイトの皆はチート職業だが、俺は初期スキルのみで世界を救う!~

出無川 でむこ

第5話 旅立ちと洞窟の話

一週間後――――


この日がやってきたのだ、僕たちの魔獣討伐の日がやってきたのだ
僕達は、旅立つ前に国王に挨拶することになった。


「ふむ、見違えたな」
国王は髭を触りながら語るのであった


「勇者達よ!今こそ旅立ちの日だ!君達には期待をしている。
同時に、幼い君たちに全てを背負わせた、不甲斐ない私を許してくれ。」
国王は激励と謝罪した。
それほ聞いた、御剣は前に出て国王に言う。


「国王様!必ずしも、魔獣を倒して見せましょう!この国に平和をもたらす為に、この剣に誓って!」
御剣は剣を取り出し、上をに向けてかがけたのだ。
御剣の取り出したあの剣は聖剣だった。
御剣のLVが上がったことによって新しい加護がついてできた物だ。
いや、詳しく言えばスキルが進化したのだった。
剣の加護から聖剣の加護に変わったのだった。
加護が進化したことによって、同時に聖剣が御剣の手から光だし、出てきたのだ。
聖剣の名は「光剣レイアード」斬った物を浄化させる効果を持つ


「うむ、期待をしているぞ。」
その姿を見た、国王は安心して座るのだ。


「アルバードよ、お主も1ヶ月ご苦労だ、そのままいい報告を期待をしておる。」
「ッハ!必ずも成果を持ち帰って見せましょう!」


そうして、僕達の初めての遠征が始まったのだった。
王国からでると、王国の皆は僕たちの遠征を見ようとして集まってくる
まるで、パレードの様に、その派手さと豪華さは王国の豊かさを表してくれるほどであった。


そうして、王国から旅立つのであった。
向うのは北、雪の都スノーガーデンに向かうのであった。


道中には魔物が出てくるが、大したことはなかった、ゴブリンやオークなど
下級魔物ばっかりだった。
大した強さはないが、油断はしないことだだった。
ゴブリンやオークでも群れで来られてもひとたまりもないからだ。
それで村がいくつか壊滅した事例もあるらしい、だから下級魔物でも油断してはならない。
そんなクラスメイト達が倒したモンスターは、ちゃんと死んでいるかどうかを確認する為に、僕は短刀を取り出して
魔物の首元に、短刀を突き立てるのであった。
それだけでも、経験値は少しは入るからひたすら短刀を突き刺すのであった。


そうして、旅にでて1週間
僕のLVは15まで上がったのだ。
しかし、成長・Ⅰというスキルはなんだろうか?
経験値が増えているわけでもない、LVが上がってステータスが急上昇するわけでもないのに必要あるのか?と思い
つくづく、スキルに恵まれていということを実感する。
普通の村人にはついていないらしい。
ただ、違和感あるとしたら体力と器用さが高いってぐらい
今の体力は600ぐらいで、他のステータスは平均50ぐらいで前までは素早さの方が高かったのに今は器用さの方が高いのだ。
何か条件があるのか?
思考を巡らせ考える。


「なに?難しいこと考えているんだ、楊一?」
難しい顔をしている僕に話しかけるかけているのは一樹だった。


「いや、僕のスキルの事で考えてたんだ。」
「なるほどなぁ、確かに楊一のスキルはわけがわからないものが多いよなぁ
表示されないスキルや、成長って書いてあるのにまったく成長しないスキルとか、違和感しかねぇよなぁ」
「だから、条件をどうやって満たす事ができるのかを考えているんだ。」
「なるほどな」
「少しでも強くなりたいからね!」
「楊一は相変わらずだな」
「(楊一のそういう所は昔から変わらない、だから一生コイツの友になりたいと思えるんだ)」


一樹は昔を思い出してた、どんな状況になっても諦めない所を逆境に陥っても折れない心
これでも一樹は小学校の頃はいじめられていたのだった。
理由は目つきが悪いからだった、その為、喧嘩を売られていると勘違いされたのだった。
しかし、毎回いじめられる一樹はその度に、楊一は守ってくれたのだ。
いじめっ子相手に、水をぶっかけたり、犬の糞を投げつけたりなど、容赦はしないタイプ。
ある時、自分より二つ上の学年の人に目をつけられた時に、力の差はあったかが、それでも楊一は対抗したのだった。
楊一はボコボコにやられてしまったが、それにびびったのかそれ以降は誰も俺の事をいじめる奴はいなかった。
しかし、ヘイトを買ってしまった楊一は今度は俺ではなく楊一になってしまった。
楊一は平気な振りをして、空笑いして大丈夫とかいってたけど、俺はそれに耐えられなかった。
そして、そのこときっかけで俺は格闘技を始めたのだ、今度は俺が守る側なんだって
そして、今に至るのだ。
楊一は大分丸くなったけど、諦めないって事に関しては変わっていない。


「一樹?どうしたんだい、俺の顔を見て?」
「いや、なんでもねぇよ」
そう言って、ニカッと笑う一樹だった。
変な奴だ、でもそれが心地よかったのだった。
そう言っている内に洞窟についたのだ。


「ここを抜ければ、スノーガーデンだ!、皆の衆!洞窟には気をつけろ!普通よりつよい魔物が沢山出てくる!
気を引き締めて、挑むんだ!」
そう言って、アルバートが戦闘でその隣に続いて、御剣が歩くのであった。


――――――北の嘆きの洞窟


洞窟の中に入れば、すぐに暗くなった。
一人の生徒が精霊を呼び出して、洞窟を照らしたのだった。
明るくすると、壁が見えるようになる、しかし壁を見ると、人の顔がらしきものが見えたのだ。
よく見てみると、そう見えるだけだった、しかしその壁のついている、顔はすべて嘆いているように見えたのだ。
普通に、不気味だった、周りの人たちは驚くがすぐに平常心に戻るのだった。
洞窟の中は寒い、皆の白い吐息が目立つ


道中には魔物が出てくる、やはり今までの出会ってきた魔物はとは違って手ごわくなっている。
魔物の大きさと強さが違ったのだ。
それに怖気づいてしまう生徒がいたが。


「怯むな!今まで通りにやれば大丈夫だ!、魔法隊は火炎魔法を詠唱をしてくれ!」
御剣の言葉によって、陣形が崩れることはなかった。
魔法組の方は初級魔法ファイアを詠唱して、魔物の群れを一掃する。
奥に進むほど、魔物数は増えていく。
今まで、初級魔法で対抗していくのであったが、そうもいっていられなくなってきた。
魔物が急に強くなっているのだった。


「っく...」
御剣は魔物の攻撃を受け止め、そのまま切りつけていく
御剣の片腕に傷があった、それに気づいた僕は、ヒーラーの一人に御剣に回復をするように指示をする。
御剣の傷は少しずつ、回復していくが魔物はどんどん増えていくのであった。
アルバートは違和感を感じた。
魔物があまりにも多すぎるという違和感を感じる。
そして、ここまで強いことに違和感を感じるのだ。
アルバートは一旦撤退をさせようとするが。


「大丈夫です!まだいけます!」
そう言って、御剣の剣が光りだして、スキルを唱えた
「ジャッジメント・クロス!!」
御剣は奥義を放つ、十字に斬りつけ光が放つ
十字に斬りつけた放つ光子は魔物たちを浄化させていくのであった。
その代償に、多大なMPを消費していくのであった
僕は咄嗟に、MP回復薬を渡した。
「黒杉くん、ありがとう助かる」
「ハハ、僕にはこれしかできないので...」
「そんなことないさ、君のサポートは的確で助かる。」
そう言って、微笑む御剣
くっそうー!イケメンだなぁ!この野郎!と思いながら治療するのであった。


しかし、この後起きる悲劇の事を知らずに、勇者たちは洞窟に進むのであった。

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